スノーボールを作ろう
これからの季節、クリスマスやバレンタインデーなどのイベントや行事で、手作りお菓子を作る機会が多くなるのではないでしょうか。
今回は普段お菓子を作らない方でもトライしやすい、スノーボールのレシピをご紹介します。
混ぜて丸めて作るスノーボールは、図画工作のような感覚で、お菓子を作ったことがないお子さまでも楽しんで作れますよ。
スノーボールのレシピ
材料(7個分)
- 無塩バター…20g
- 粉砂糖…10g
- 薄力粉…25g
- アーモンドパウダー…15g
- トッピング用粉砂糖…適量
下準備
- 材料を全て計量し、必要な道具を準備しておく。
- 無塩バターは冷蔵庫から出し、室温に置いてやわらかくしておく。
- オーブンを170℃に予熱する。
作り方
- ボウルに無塩バターを入れてゴムベラで練る。目安はマヨネーズ状になるまで。
- 薄力粉とアーモンドパウダーをふるいにかけながら加え、全体が均一になるように混ぜる。
- 10g程度に分割して、手で丸める。
- 冷ましてからトッピング用の粉砂糖をまぶす。
さらに粉砂糖を加えよく混ぜる。
最後は手で一つにまとめる。
オーブンシートを敷いた天板の上に並べて、170℃で15分間焼く。
スノーボールには細かい粒子の粉砂糖を使おう
今回のレシピでは粉砂糖を使用しています。
粉砂糖は、名前の通り「粉」状で粒子が細かい砂糖。粉砂糖を使うことでホロッとした食感に仕上がります。
粉砂糖ではないお砂糖でも代用できますが、より「スノーボール」らしいものを作るならば、ぜひ粉砂糖を使ってみてください!
よーちんママさんが、コラム「砂糖の違いによるクッキーの焼き上がり」で詳しく検証しています。とても勉強になりますよ。
また、最後にまぶす粉砂糖にはトッピング用の粉砂糖をおすすめします。
トッピング用の粉砂糖は水分を吸いにくくする加工が施されているので、長時間置いてもさらさらとした状態をキープしてくれます。
プレゼントや手土産として作る場合は、ぜひトッピング用の粉砂糖を使ってみてくださいね。
アレンジ自在♪スノーボール
スノーボールは好きなフレーバーにアレンジしやすいのもポイント。
生地にココアパウダーや抹茶パウダーを加えるだけで簡単にアレンジできます。
ココアアレンジ
油分の多いココアパウダーを加える場合は、同様に油分の多いアーモンドパウダーと置き換え。
今回はアーモンドパウダーを5g減らして、ココアパウダーを5g加えています。
抹茶アレンジ
抹茶パウダーを加える場合は、薄力粉と置き換え。
今回は薄力粉を3g減らして、抹茶パウダーを3g加えました。
簡単アレンジ
生地のフレーバーを変えるだけではなく、スノーボールにまぶす粉砂糖をアレンジすれば、より簡単にアレンジすることができます。
今回は、フリーズドライのいちごパウダーをトッピング用の粉砂糖に混ぜ込んでみました。
好きなフレーバーで作ってみるのも楽しいですね。
作りたい分だけ作れるスノーボール
さらに、スノーボールのいいところは作りたい分だけ作れるところ。
分量調整の難しい卵などを使っていないので、配合をそのままに材料を増やせば、出来上がる個数を調節できます。
今回のレシピはスノーボール1個あたり10g分割なので、全ての材料の合計を10で割れば「出来上がる個数」が計算できます。
バレンタインやクリスマスなどたくさん作りたいときに、作りたい分だけ用意できるのはいいですよね。
スノーボールからお菓子作りを始めてみよう
卵や生クリームを使うお菓子は、水分の分離などがあり、慣れないうちはどうしても失敗しやすいもの。
しかし、スノーボールは卵や生クリームを使わないので、普段お菓子を作らない方もトライしやすいです。
ぜひ、四つの材料で簡単にできるスノーボールからお菓子作りを始めてみませんか。