キラキラかわいいステンドグラスクッキー
クッキーの中にキラキラと輝くキャンディが印象的なステンドグラスクッキー。
「かわいいし作ってみたい!」と挑戦してみたくなりますよね。
でも実は、意外とコツが必要。
今回は、ステンドグラスクッキーを失敗しないで作るコツなどをお伝えします。
どんな型を使えばいい?
ステンドグラスクッキーは、型抜きしたクッキー生地の中が抜ければいいので、どんな型でも使うことができます。
一つの型で中の生地も一気に抜けるものや、同じ型のサイズ違いを組み合わせても♪
パテ抜きや口金を使うこともできますよ。
パテ抜き型セット(菊)
抜き型(フラワー 4個セット)
KHS クッキー抜型 花型(小)
孝義 丸口金 #10
cotta クッキー型 丸
KHS クッキー抜型 スター(35mm)
キャンディはどうするの?
ステンドグラスクッキーに使用するキャンディは、市販の色付きキャンディを割って使えばOK!
ミルク味が混ざっているもの・色が濃すぎるもの・のどあめなどは不向きです。
キャンディを割るのに、めん棒やハンマーを使用しようとする方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、キャンディはめん棒やハンマーではなかなか割れないんです。
そこでおすすめなのがペンチ。
個包装の上から挟むか、1個ずつビニールに入れて、ペンチで挟んで割りましょう。
工具として使用しているなら、キャンディを割る前にきちんと洗い、消毒(アルコールやアクアサニターなど)してからご使用くださいね。
ペンチがないという方は、キャンディを一度オーブンで溶かすのがおすすめ。
キャンディを溶かすと薄くなるので、冷えて固まればめん棒などで割ることができます。
150℃くらいで2〜5分間ほど加熱し、溶けたらすぐ取り出してください。
加熱しすぎると茶色っぽく変色してしまうので、要注意。
ステンドグラスクッキーの作り方
参考レシピ
- 無塩バター…60g
- 粉糖…30g
- 塩…ひとつまみ
- 全卵…15g
- 薄力粉…120g
クッキー生地は型抜きしやすいレシピであれば、お好みのものでOKです。
作り方
- バターは室温に戻し、ボウルに入れてゴムベラでクリーム状にする。
- 粉糖と塩を加え、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜる。
- 卵を加え、泡立て器でよく混ぜる。
- ふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜる。
- 冷蔵庫から取り出した生地を3mmに伸ばす。
- しっかり冷やしてから型抜きをする。
- オーブンシートまたはシルパットを敷いた天板に、型抜きした生地を並べる。
- 170℃に予熱したオーブンで10分間ほど焼く。
- 砕いたキャンディを入れる。
- 170℃のオーブンに再び入れて、5分間ほど焼く。
- 天板の上で粗熱を取り、キャンディが固まったらオーブンシートから外す。
ひとまとまりになったらラップで包み、冷蔵庫で休ませる。
*後でキャンディを溶かすので、シルパンはNG。
*様子を見て、周りが少し色付いたくらいで取り出す。
再度加熱するので、ここではしっかりと焼けてなくてよい。
キャンディが溶け、クッキー部分が色付いて焼けていたらすぐに取り出す。
*加熱しすぎるとキャンディの色が変わってしまうので注意!
失敗例
型抜きがうまくいかない
生地がやわらかいときれいに型抜きできません。
きちんと生地を冷やすことが大事です。
キャンディが全体に広がらない
キャンディを入れる量が少ないと、穴全体に行き渡りません。
足りない部分ができてしまったらキャンディを足し、再度オーブンで加熱してみてください。
クッキーが焦げないように様子を見ながら、キャンディが溶けたらすぐに取り出しましょう。
端だけちょっと足りてないときは、キャンディが熱いうちにつまようじなどで調整すれば補修可能な場合もあります。
キャンディが溢れる
キャンディの量が多いと穴から溢れてしまいます。
また、キャンディが厚すぎると食べにくくなってしまうので注意してくださいね。
パラチニットを使った作り方
ステンドグラスクッキーは、市販のキャンディ以外にもパラチニットを使って作ることができます。
パラチニットは、あめ細工などに使われる甘味料。普通の砂糖に比べ、加熱しても色が付きにくく、透明度が高いのが特徴です。
パラチニットを使うと、キャンディのように味が付いていないことや、好きな色にできることなどのメリットがあります。
作り方
パラチニットを使用する場合は、先にクッキーだけを焼き上げておきましょう。
- アルミホイルの上に焼き上がったクッキーを置く。
- パラチニットを小鍋に入れて、中火にかける。
- 溶けてブクブクと大きい泡が出てくる。
- 大きい泡が消え、小さい泡になって完全に溶けたら火を止める。
- 熱いうちに4をクッキーに流す。
*強火で加熱すると、茶色くなってしまうので注意してください。
色を付けたい場合は、ここで色素を少量入れる。
パラチニットは温度が下がるとすぐに固まります。
アルミホイルの下にオーブンで温めた天板を敷いておくのがおすすめです。
アルミホイルを使う理由は、透明度を高めるため。
アルミホイルとオーブンシートで比較してみると、微妙な差ですがアルミホイルのほうが透き通っているように見えますね。
アルミホイルにしわがあると跡が付いてしまうので、注意してくださいね。
コツを押さえてステンドグラスクッキーに挑戦!
キラキラとかわいいステンドグラスクッキーが失敗せずにできると、うれしいですよね。
コツを押さえて、ぜひ挑戦してみてください!