リースパンとは
リースパンと検索すると、生地を三つ編みや四つ編みにしたもの・ちぎりパンを型に入れたもの・エピをくるっと円形にしたもの・しっかり乾燥させてニスを塗った飾り用のもの、と種類がたくさん。
フィリングやデコレーション、使う生地によって見た目もさまざま。どれを作るか迷ってしまいますよね。
今回は、パーティーの主役になり、それでいて手軽に作れるリースパンをご紹介します。
リースパンを作ってみよう
成形はエンゼル型を使った簡単なちぎりパン。形が崩れる心配もありません。
食べておいしく、見た目も華やかな、みんな大好きなフルーツサンドに仕上げました。
パン生地を作る
材料(18cmのエンゼル型1台分)
- 強力粉…130g
- イースト…1.2g
- 砂糖…12g
- 塩…1.2g
- バター…10g
- 水…45g
- 牛乳…45g
- 抹茶…3g
- 水(抹茶を溶く用) … 6g
下準備
- 抹茶を水で溶いてペースト状にする。
- 型にオイルスプレーをする。
- オーブンは設定温度の20℃高い温度で予熱する。
作り方
- こね機やホームベーカリーに、強力粉・イースト・砂糖・塩・バター・水45g・牛乳を入れてこねる。
*お使いの機械によってこねる時間は前後しますので調整してください。 - 生地がこね上がったら半分に分割する。
- 分割した生地の一つに下準備で用意した抹茶を入れて、こね板の上で練り込み、抹茶生地を作る。
もう一つの生地は、そのままボウルに入れる。 - ラップをかけて一次発酵。
常温で40~60分間。2~3倍の大きさになるまでしっかり発酵させる。
*季節や室温によって発酵時間は変わります。 - パンマットの上に生地を置き、それぞれの生地を4分割して丸める。
- ぬれ布巾などをかぶせてベンチタイム。
15~20分間。
*乾燥する季節になってきましたので、生地が乾かないように注意してください。 - 成形。
生地を軽く丸め直し、オイルスプレーをした型に抹茶生地と白生地を交互に入れる。
*焼き上げた後、底面が上になるようにデコレーションしますので、生地のとじ目を必ず上向きにして型に入れてください。 - 二次発酵。
35℃で20~30分間。型の高さと同じになるまで発酵させる。 - 焼成。
ガスオーブン、約160℃で18分間。
電気オーブン、約180℃で20分間。
*お使いのオーブンによって火力は違いますので、焼成温度や時間は調整してください。焼き色はうっすらつける感じにしています。 - 焼き上がったら型から出し、型の底を上向きにしてケーキクーラーにのせて冷ます。
1個あたり約30g。
デコレーションをする
材料
- 生クリーム…50~70g
- グラニュー糖…5~7g(生クリームの10%の量)
- いちご…適量
- 板チョコ…適量
作り方
- パンの粗熱が取れてからデコレーションをする。
- 生クリームをガラスボウルに入れ、氷水にあてながらハンドミキサーで泡立てる。
7分立てになったらグラニュー糖を入れてホイッパーで混ぜ合わせ、8分立てのクリームを作る。 - 絞り袋にクリームを詰める。
*絞り袋にセットする口金はどんなものでも大丈夫ですが、丸口金10mm程度がおすすめです。 - パンに一周切り込みを入れ、クリームを絞る。
- いちごと板チョコを挟み、オーナメントを飾って粉糖を振る。
フルーツはお好きなもので大丈夫。
野菜などを挟めば、お食事にも合うパンですので、いろいろ試してみてください。
サンドせず、リボンなどを掛けるだけでもかわいいリースパンに。
そのまま食べてもやわらかく、ふわふわのおいしいパンです。
「リースパン」の詳しいレシピページはこちら。
クリスマスにリースパンはいかがでしょうか
もうすぐクリスマス。
テーブルの真ん中にリースパンがあれば、とっても華やか。
思い思いにちぎりながら食べられるので、パーティーには重宝するかと思います。
クリスマスパーティーの参考にしてください。