渦巻きパンを作ってみよう♪
2色の渦がかわいい渦巻きパン。
形も味もバリエーションはさまざま。
今回は、渦巻きパンの特徴やカレー風味のレシピをご紹介します。
渦巻きパンの形や色
形について
2色の生地をくるくる巻いて型に入れれば、いろいろな形が楽しめます。
メッシュ型やラウンド型で丸く焼いたり、パウンド型や食パン型で焼いたりしても、もちろんOK!
食パン型は、ふたをするかしないかだけでもイメージが変わりますよ♪
画像は、食パン型にふたをして焼いたものとメッシュ型で焼いたもの。
どれもかわいく仕上がります♪
色について
使った着色料
上の画像の渦巻きパン4種には、パウダーと天然/加工の色素を使い分けて、色付けを行いました。
- 黄=カレーパウダー
- ピンク=桜パウダーとピンクの色素
- 青=バタフライピーというお花(天然)の色素
- 緑=抹茶パウダー
おすすめの着色法
色付けには、野菜や果物をフリーズドライにしてパウダー状にしたもの、ココアやカレー粉などの粒子の細かい食材がおすすめ。
きれいに色付けしやすいだけでなく、味も一緒に楽しめます。
パウダーの例
- 黄=カレー・かぼちゃパウダー
- 緑=抹茶パウダー
- 紫=紫いも・ブルーベリーパウダー
- ピンク=桜・いちごパウダー
- 茶=ココア・コーヒーパウダー
- 黒=ブラックココア・竹炭・黒ごまパウダー
cotta かぼちゃパウダー 30g
cotta むらさきいもパウダー 30g
cotta フリーズドライ いちごパウダー 30g
cotta ココアパウダー 200g
cotta 食用竹炭パウダー 20g
2色の渦巻きパンを作るときは、片方の生地は着色せず白いまま使用し、もう片方に色を付けることが多いです。
色味は、少し濃く付けるのがおすすめ。
色にメリハリがしっかりあると、よりコントラストが強く、見た目もかわいくなります。
味の面でも、着色していないプレーン生地と組み合わせるなら、色を濃く付けておいたほうが、ぼやけた味になりにくいです。
もちろん両方に色を付けても楽しいかと思いますので、お好みでアレンジしてくださいね。
配色
生地を2色作ったとき、どちらが外側になるように巻くか悩みませんか?
巻き方一つで、印象がガラッと変わるのが渦巻きパンのポイント。
外側にした生地には焼き色が付きます。
焼き上がったときに色の割合が少なくなってしまうので、焼き上がりをイメージして巻くと良いかもしれませんね。
上の画像は、生地の組み方を変えて作ったココア生地とプレーン生地の2色の渦巻きパン。
どちらを外側にするかで、印象が変わりますね。
お好みで巻き方を変えてみてください。
カレー風味の渦巻きパンを作ってみよう
今回は、プレーンな白色の生地とカレーパウダーを使った黄色の生地で作る渦巻きパンをご紹介。
材料(メッシュ型1台分)
白生地
- 強力粉…150g
- イースト…1.5g
- 砂糖…10g
- 塩…2.5g
- バター…10g
- 牛乳…115g
黄色生地
- 強力粉…150g
- イースト…1.5g
- 塩…2.5g
- 砂糖…10g
- バター…10g
- 牛乳…115g
- カレーパウダー…3.5g
下準備
- 型にオイルスプレーをしておく。
- オーブンを焼成温度の20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- それぞれの生地の材料をこね機やホームベーカリーに入れてこねる。
*2色分の生地をまとめてこねてもOK。
その場合は、カレーパウダー以外の材料をまとめてこねます。
こね上がる5分前に生地を取り出して2等分し、片方にカレーパウダーを入れてこね上げましょう。
お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。 - ボウルに移してラップをかけ、一次発酵。
室温で40分~1時間(室温によって前後します)。
一次発酵の終了目安は、生地が2~3倍の大きさになるまで。
- それぞれの生地を軽く丸め直す。
パンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせてベンチタイムを15~20分間取る。
- 軽く手で押さえ空気を抜き、めん棒を上下(縦)にかけて長さ約35cmになるまで伸ばす。
*めん棒を上下にかけたら、生地を一度パンマットから浮かせましょう。
そのままめん棒をかけ続けるより、生地を浮かせて動かしながらのほうが、生地は伸びやすいです。
生地が伸びにくければ、休ませながらゆっくり行ってください。 - メッシュ型の場合、横幅は約15cmに伸ばす。
*他の型の場合も、型に合わせて横幅を調整してください。
渦巻き成形が終わった時点で型の長さより短いようであれば、ころころと転がして長さを出すこともできます。
- 生地を重ねて上から軽く押さえ、空気を抜く。
- 生地を下から巻く。
- 生地を型に入れ、二次発酵。
35℃で40~50分間。
二次発酵の終了目安は、生地が型の8~9分目に膨らむまで。
- 焼成する。
ガスオーブン、170~180℃で30分間。
電気オーブン、190~200℃で30分間。
*お使いのオーブンによって、温度や時間を調整してください。 - 完成。
「カレーの渦巻きパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピページでは、食パン1斤型の分量も記載しています。ぜひご覧ください。
緑色の抹茶で作った「抹茶の渦巻きパン」はこちらを参考にしてみてください。
渦巻きパンを作ってみよう♪
くるくるかわいい渦巻きパン。
生地を2色分用意するだけで、いつものパン作りとほとんど同じ。
細かい作業もありませんので、気楽に作れるかと思います。
オリジナルカラーの渦巻きパンにも、ぜひチャレンジしてみてください。