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2色の渦がかわいい♪渦巻きパンの作り方

date
2019/04/01
writer
chiyo
category
パン作り

渦巻きパンを作ってみよう♪

2色の渦がかわいい渦巻きパン。
形も味もバリエーションはさまざま。

今回は、渦巻きパンの特徴やカレー風味のレシピをご紹介します。

渦巻きパンの形や色

形について

2色の生地をくるくる巻いて型に入れれば、いろいろな形が楽しめます。

メッシュ型やラウンド型で丸く焼いたり、パウンド型や食パン型で焼いたりしても、もちろんOK!
食パン型は、ふたをするかしないかだけでもイメージが変わりますよ♪

画像は、食パン型にふたをして焼いたものとメッシュ型で焼いたもの。
どれもかわいく仕上がります♪

色について

使った着色料

上の画像の渦巻きパン4種には、パウダーと天然/加工の色素を使い分けて、色付けを行いました。

  • 黄=カレーパウダー
  • ピンク=桜パウダーとピンクの色素
  • 青=バタフライピーというお花(天然)の色素
  • 緑=抹茶パウダー

おすすめの着色法

色付けには、野菜や果物をフリーズドライにしてパウダー状にしたもの、ココアやカレー粉などの粒子の細かい食材がおすすめ。
きれいに色付けしやすいだけでなく、味も一緒に楽しめます。

パウダーの例

  • 黄=カレー・かぼちゃパウダー
  • 緑=抹茶パウダー
  • 紫=紫いも・ブルーベリーパウダー
  • ピンク=桜・いちごパウダー
  • 茶=ココア・コーヒーパウダー
  • 黒=ブラックココア・竹炭・黒ごまパウダー

2色の渦巻きパンを作るときは、片方の生地は着色せず白いまま使用し、もう片方に色を付けることが多いです。

色味は、少し濃く付けるのがおすすめ。
色にメリハリがしっかりあると、よりコントラストが強く、見た目もかわいくなります。

味の面でも、着色していないプレーン生地と組み合わせるなら、色を濃く付けておいたほうが、ぼやけた味になりにくいです。

もちろん両方に色を付けても楽しいかと思いますので、お好みでアレンジしてくださいね。

配色

生地を2色作ったとき、どちらが外側になるように巻くか悩みませんか?
巻き方一つで、印象がガラッと変わるのが渦巻きパンのポイント。

外側にした生地には焼き色が付きます。
焼き上がったときに色の割合が少なくなってしまうので、焼き上がりをイメージして巻くと良いかもしれませんね。

上の画像は、生地の組み方を変えて作ったココア生地とプレーン生地の2色の渦巻きパン。
どちらを外側にするかで、印象が変わりますね。

お好みで巻き方を変えてみてください。

カレー風味の渦巻きパンを作ってみよう

今回は、プレーンな白色の生地とカレーパウダーを使った黄色の生地で作る渦巻きパンをご紹介。

材料(メッシュ型1台分)

白生地

  • 強力粉…150g
  • イースト…1.5g
  • 砂糖…10g
  • 塩…2.5g
  • バター…10g
  • 牛乳…115g

黄色生地

  • 強力粉…150g
  • イースト…1.5g
  • 塩…2.5g
  • 砂糖…10g
  • バター…10g
  • 牛乳…115g
  • カレーパウダー…3.5g

下準備

  • 型にオイルスプレーをしておく。
  • オーブンを焼成温度の20℃高い温度で予熱しておく。

作り方

  1. それぞれの生地の材料をこね機やホームベーカリーに入れてこねる。

    *2色分の生地をまとめてこねてもOK。
    その場合は、カレーパウダー以外の材料をまとめてこねます。
    こね上がる5分前に生地を取り出して2等分し、片方にカレーパウダーを入れてこね上げましょう。

    お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
  2. ボウルに移してラップをかけ、一次発酵。
    室温で40分~1時間(室温によって前後します)。

    一次発酵の終了目安は、生地が2~3倍の大きさになるまで。

  3. それぞれの生地を軽く丸め直す。
    パンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせてベンチタイムを15~20分間取る。
  4. 軽く手で押さえ空気を抜き、めん棒を上下(縦)にかけて長さ約35cmになるまで伸ばす。

    *めん棒を上下にかけたら、生地を一度パンマットから浮かせましょう。
    そのままめん棒をかけ続けるより、生地を浮かせて動かしながらのほうが、生地は伸びやすいです。

    生地が伸びにくければ、休ませながらゆっくり行ってください。
  5. メッシュ型の場合、横幅は約15cmに伸ばす。
    *他の型の場合も、型に合わせて横幅を調整してください。

    渦巻き成形が終わった時点で型の長さより短いようであれば、ころころと転がして長さを出すこともできます。
  6. 生地を重ねて上から軽く押さえ、空気を抜く。
  7. 生地を下から巻く。
  8. 生地を型に入れ、二次発酵。
    35℃で40~50分間。
    二次発酵の終了目安は、生地が型の8~9分目に膨らむまで。
  9. 焼成する。
    ガスオーブン、170~180℃で30分間。
    電気オーブン、190~200℃で30分間。
    *お使いのオーブンによって、温度や時間を調整してください。
  10. 完成。

「カレーの渦巻きパン」の詳しいレシピページはこちら
レシピページでは、食パン1斤型の分量も記載しています。ぜひご覧ください。

 
緑色の抹茶で作った「抹茶の渦巻きパン」はこちらを参考にしてみてください。

渦巻きパンを作ってみよう♪


くるくるかわいい渦巻きパン。
生地を2色分用意するだけで、いつものパン作りとほとんど同じ。

細かい作業もありませんので、気楽に作れるかと思います。
オリジナルカラーの渦巻きパンにも、ぜひチャレンジしてみてください。

【おすすめの特集】春のパン春のパン特集はこちら
date
2019/04/01
writer
chiyo
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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