芋ようかんはおうちでも作れます
お芋のおいしい季節ですね。みなさんもおいしいさつまいもスイーツを楽しんでいることと思います。
その中でも特に人気のあるさつまいもスイーツといえば、「芋ようかん」。
和菓子なので難しいのでは?と思われそうですが、実はおうちでも簡単に作れます。
今回ご紹介する芋ようかんは寒天で固めないタイプ。
材料は「さつまいも・砂糖・塩」の三つだけ。特別な材料はいらないので、ぜひおうちで芋ようかんを作ってみましょう!
芋ようかんのレシピ
和菓子は流し缶を使うものが多いですが、持っていない方も多いのではないかと思います。
今回は気軽に作れるようにパウンド型を使用し、ちょうどよい量にしてみました。
数量
約2×8×3cmサイズの芋ようかん7本分
使用型
178×87×60mmパウンド型1本
材料
- 皮をむいたさつまいも…400g
- きび砂糖…70g
- 塩…少々
作り方
- さつまいもを1cmくらいの厚さに輪切りし、皮をむく。
変色防止とあくを取るため、水に15分間ほど浸しておく。 - 厚手の鍋にさつまいもと水をひたひたに入れて、やわらかくなるまでゆでる。
- すっと串がさせるまでゆでたら、ザルにあげる。
- 熱いうちにフードプロセッサーにかけて滑らかにする。
*熱いうちでないと滑らかにならないので、ゆでたらすぐにフードプロセッサーにかけてください。 - 砂糖と塩を加えて、滑らかになるまでフードプロセッサーを回す。
- パウンド型に入れ、上からラップかオーブンシートをかけてギュッと押す。
*画像のように、オーブンシートを敷き込んでおくと取り出しやすいです。 - 冷蔵庫で1~2時間冷やす。
- 型から出してカットする。
パウンド型だと台形になってしまうので、端を包丁でまっすぐ切り落としてきれいな四角にすると良い。
「おうちで簡単!芋ようかん」の詳しいレシピページはこちら。
芋ようかんに向いているさつまいもはどれ?
最近はいろいろな品種のさつまいもが売られていて、どれを買おうか悩んでしまいます。
芋ようかんを作るのには、どの種類のさつまいもを使ったら一番おいしいのでしょうか?
今回は、紅あずま・紅はるか・シルクスイートの3種類のさつまいもを比較しました。
見た目
紅あずま
一番黄色い。
紅はるか・シルクスイート
白っぽい。
*今回はきび砂糖を使用しましたが、上白糖などを使用すると紅あずまはより黄色く、紅はるかとシルクスイートはより白っぽくなると思います。
かたさ
紅あずま
一番しっかりとしたかたさ。
紅はるか・シルクスイート
やわらかく、手で強く持つと指の跡がついてしまうような感じ。
味
紅あずま
さつまいもの味をしっかりと感じ、芋ようかんらしい味になる。
紅はるか
口溶けがなめらかで甘みはあるが、あっさりとしている。
シルクスイート
口溶けがなめらかで上品な風味。
さつまいもというよりは栗きんとんのような味わい。
まとめ
紅あずま
かたさ・色・味において、一番向いていると感じました。
紅はるか・シルクスイート
芋ようかんとはちょっと違った滑らかな食感でしたが、とてもおいしかったです。
お店の芋ようかんとはまた違った、自分好みの芋ようかんをおうちで作ってみるのも楽しみの一つかなと思います。
芋ようかんの保存方法
芋ようかんは日持ちがするものではないので、冷蔵保存で2〜3日中に食べてください。
食べきれないようなら冷凍保存がおすすめ。
一つずつラップに包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存し、食べるときは自然解凍します。
また、少し凍ったまま冷たい状態で食べるのもおいしいです。
さつまいもがたくさんあるときに芋ようかんを作って冷凍保存しておけば、いつでも解凍して食べられるのでおすすめです。
おうちで芋ようかんを作ってみましょう!
さつまいもがおいしく、たくさん出回っているこの旬の季節に、ぜひおうちで芋ようかんを作ってみてください。
お店で買ったものにも負けない、おいしい芋ようかんがきっとできますよ。