新春にふさわしい練り切り
寒さが厳しい時期が続いていますね。
今回は、「松竹梅」の中の「竹」と「梅」をテーマにした練り切りをご紹介します。
寒い中でも、これから春に向かっていくことを感じられる題材にしてみました。
「基本の練り切りあんの作り方」はこちら。
「練り切りあんの色付け方法」、「包あん方法」はこちら。
竹
材料(1個分)
- 緑の練り切りあん…20g
- 白の練り切りあん…10g
- お好きなあん玉…20g
- 金箔…適量
使用する道具
- オーブンシート
- めん棒
- 定規
作り方
- 白の練り切りあんを広げて、緑の練り切りあんを包む。
- 画像のように先を細め、葉っぱの形に整える。
- とんとんと軽く押して、平らにしていく。
- 中央に切り込みを入れ、開く。
- オーブンシートをかぶせ、めん棒で軽く伸ばして形を整える。
- 表面に、定規やスケッパーなどで縦線を入れる。
- あん玉を幅4cmの俵型に整える。
- 6を7に巻く。
- 金箔を飾れば、出来上がり♪
長さ9~12cm程度、横幅4cmに整える。
梅
材料(1個分)
- 赤の練り切りあん…10g
- 白の練り切りあん…15g
- 黄の練り切りあん…1g
- お好きなあん玉…17g~20g
使用する道具
- 細工棒
- 三角棒
- 茶こし
- 口金
作り方
- 赤の練り切りあんを5cm、白の練り切りあんを4.5cm程度に広げる。
- 赤の練り切りあんに白の練り切りあんを重ねる。
- 2をあん玉が包みやすい大きさに広げる。
- あん玉を包む。
- 細工棒で、練り切りの真ん中に穴を開ける。
- その穴に向かって、三角棒で線を5本入れ、花びらを作る。
- 小さめの口金を花びら部分に差し込み、外側に向かって倒して、花びらを少し開く。
- 黄の練り切りあんを茶こしに押し付けて、花芯を作る。
- 花芯を花の中央に置いたら、出来上がり♪
*若干、赤を大きめに広げるのがポイント。
*7cmくらいにするとよいです。
新しい年を練り切りと共に
日本ではおめでたいもの、ということで定着している松竹梅。
元々、松竹梅は「歳寒三友(さいかんさんゆう)」という、中国から伝わった言葉が由来のようです。
寒い中でも力強く、一年中枯れずに色あせない竹、そして寒いときから咲く梅。
春へ向かっていくことを感じられる練り切りで、新しい一年の始まりを楽しんでみてはいかがでしょうか。