フライパンやグリルパンで作る絶品パニーニ
ホットサンドのような温かいサンドイッチ、パニーニをご存じでしょうか。
日本では、コーヒーチェーン店のメニューにもあるので、食べたことがあるという方も多いのでは?
専用のプレートで焼き上げるパニーニですが、フライパンやグリルパンでも作ることができます。
今回は、専用プレートを使わずに作るパニーニのレシピをご紹介します。
パニーニとは
パニーニとは、イタリア発祥とされる焼きサンドイッチ。パンに具材を挟んでから専用の波型プレートを利用して焼くことで、表面に付くしま模様の焼き目が特徴のひとつ。
本場イタリアではチャバタという伝統的なパンで具材を挟みますが、日本ではコッペパンのような形の白パンを使ったメニューが多いかもしれませんね。
パニーニとパニーノの違い
パニーニは「パニーノ」と呼ばれることもあり、複数形か単数形かの違いで名前が変わります。
ちなみに、「パニーニ」が複数形。「パニーノ」が単数形。日本では呼び分けずにどちらも「パニーニ」と呼ばれています。
パニーニ用の白パンレシピ(5個分)
パニーニ用のパン作りから始めましょう!
日本でよく見かけるパニーニにぴったりな、やわらかな白パンのレシピです。食べやすいように小さめサイズに成形しています。
材料
- 水…65g
- 牛乳…75g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- ドライイースト…2g
- バター…15g
- 強力粉…200g
下準備
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- こね機もしくはホームベーカリーに材料を入れてこねる。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 分割。
- 成形。
- クッキングシートなどを敷いた天板にのせ、二次発酵。
- 焼成。
*お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
*時間は室温によって前後するので、生地が2~3倍の大きさになったかを確認してください。
生地を5等分し、軽く丸め直す。
ペストリーボードやパンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせてベンチタイムを15分間取る。
とじ目が上になるように置き、軽く空気を抜く。
生地を、上から1/3くらいのところで折り、画像のように真ん中で少し重なるように下からも折る。
生地を締めながら巻く。
形を整える。
35℃で30~40分間。
ガスオーブン、約150℃10分間。
電気オーブン、約160℃10分間。
*お使いのオーブンによって、焼き時間や温度を調整してください。
「パニーニ用の白パン」の詳しいレシピページはこちら。
簡単♪パニーニ作りのポイント
お家にあるフライパンやグリルパンでパニーニを作る際のコツやポイントをお教えします。
パンに焼き目を付けるには?
パニーニメーカーなどの専用プレートをお持ちなら、具材を挟んだパンをプレートでこんがりと焼き上げれば完成。ですが今回おすすめするのは、専用プレートがなくても手軽にパニーニを作れる方法。
これは、具材を挟む前にパンに焼き目を付けておくのがポイントです。
焼き目を付けるのは、普通のフライパンやグリルパンで大丈夫!
白パンを半分にスライスし、しっかり予熱したフライパンやグリルパンにのせて焼けばOK。
このとき大切なのは、白パンの表面に焼き色が付くように、フライ返しなどでパンをしっかりと押さえること!
フライパンを使うと全体的にきれいな焦げ目が付き、それもまた食欲をそそりますよ。
おすすめの具材
パニーニは具材を挟んだ後に焼くことが多いので、温かくして食べるとおいしい具材を選ぶ傾向があります。でも、基本的にはお好きなものでOK。
メインになる食材
サーモンや生ハム、チキンなど、好みの食材を用意しましょう。
カットしたゆで卵や、オムレツもよく合います。
チーズも一緒に挟むと、よりリッチに。
野菜
野菜は、グリル野菜にするのがおすすめ。
パンを焼くときにフライパンやグリルパンで一緒に焼けば、一石二鳥。
もちろん、レタスなどの新鮮な生野菜を彩りよく並べてもきれいです。
ソース
ホットサンドと同様に、パニーニにも粒マスタードやバターが合いますが、ソースをたっぷりのせても楽しめます。
例えば、グリル野菜にオムレツをチョイスしたときは、たっぷりのトマトソースを。初夏には、旬のバジルで作ったバジルソースを。具材や季節に合わせたソースを用意してみるのはどうでしょうか。
もちろん、ケチャップやマヨネーズでも◎
動画でおさらい
パニーニのおすすめラッピング
手作りパニーニは、ピクニックやスポーツ観戦のお供にもぴったり。
ベーキングペーパーを使って持ち運びしやすく、かわいいラッピングをご紹介していますので、参考にしてみてください。
「パニーニのピクニックラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
シンプルなパンに焼き目を付けて♪熱々パニーニを召し上がれ
今回のコラムでは、お家にあるフライパンやグリルパンで手軽に楽しめるパニーニの作り方を解説しました。
やわらかくしっとりした白パンで作るパニーニは朝食やランチにも◎ 具材やソースをチョイスして、自分だけのパニーニをお楽しみください。