オレンジデーに贈りたい♪爽やかなオレンジタルト
「オレンジデーって何の日?」なんて思う方もいるかもしれません。
でも実は、オレンジデーは「第三の愛の記念日」なんていわれるくらいすてきな日なんです。
今回は、オレンジデーにぴったりなスイーツ、オレンジタルトのレシピをご紹介します。
オレンジデーとは
オレンジデーは、日本では4月14日。
2月のバレンタイン、3月のホワイトデーは“愛を告白する日”のイメージですが、オレンジデーは“愛を確かめ合う日”だといわれています。
恋人同士はもちろん、大切な方やお世話になった方に、オレンジやオレンジ色のプレゼントを贈る記念日なのです。
なぜオレンジなの?
オレンジは1本の木にたくさんの実をつけるので、繁栄・多産のシンボルとされており、その花言葉は「花嫁の喜び」。
欧米では結婚式で花嫁のブーケやコサージュに使われます。
オレンジデーは、それに着目した愛媛県のかんきつ類生産農家が、1994年に“愛を確かめ合う日”として発案し、制定されました。
たっぷりオレンジタルトのレシピ(6~7個分)
オレンジデーにぴったりなお菓子、爽やかなオレンジタルトを作りましょう。
今回のレシピではシルフォームを使用します。
丸・舟形のどちらでもかまいませんので、お好みでお選びください♪
和泉光一シェフ監修 cotta シルフォーム タルト型(8個取)
KM パテ抜き7個セット 丸 菊形
和泉光一シェフ監修 cotta シルフォーム 舟形(8個取)
クッキー抜き型 波型 大
パートシュクレ(タルト生地)を作る
材料(作りやすい分量)
- 無塩バター…60g
- 粉砂糖…50g
- 塩…ひとつまみ
- 卵黄…1個
- アーモンドプードル…30g
- 薄力粉…110g
下準備
- 無塩バターは常温に戻してやわらかくしておく。
- 薄力粉はふるっておく。
作り方
- ボウルにやわらかくした無塩バターと粉砂糖を入れ、ゴムベラで練り混ぜる。
- 卵黄・塩・アーモンドプードルを入れて混ぜる。
- ふるった薄力粉を加え、混ぜる。
- 粉気がなくなり、ひとまとまりになればOK。
- ラップに包んで冷蔵庫で2時間以上休ませる。
- 生地を作業台の上に出し、めん棒で3mmの厚さにのばして型で抜く。
- シルフォームを裏返して天板にのせ、画像のように抜いた生地を置く。
- 焼き上がったらシルフォームから外し、網の上で冷ましておく。
*練らないようにするのがコツ。
*丸のシルフォームの場合は直径78mmのパテ抜きを使用。舟形のシルフォームの場合は専用の型を使用。
170℃に予熱したオーブンで18~20分間焼く。
*各家庭のオーブンに合わせて焼き色を確認してください。
オレンジカードを作る
材料(6~7個分)
- 100%オレンジジュース…60g
- グラニュー糖…40g
- 無塩バター…50g
- 全卵…1個(55g程度)
- オレンジクリーミーペースト…25g
- 板ゼラチン…1g
- コアントロー…小さじ1
下準備
- 板ゼラチンは氷水で戻しておく。
作り方
- 鍋にオレンジジュース・グラニュー糖・無塩バターを入れて、火にかける。
- ボウルに全卵を溶きほぐし、1を入れてホイッパーで混ぜる。
- 鍋に戻し、ゴムベラで混ぜながら弱めの中火にかける。
- ザルでこしながらボウルに移し、ブレンダーでなめらかに乳化させる。
- ボウルの底を氷水に当てて、混ぜながら冷やす。
- オレンジクリーミーペーストとコアントローを加えて混ぜる。
- 冷ましておいたパートシュクレの表面ギリギリになるよう調整して流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
鍋の周りがフツフツしてきて、バターとグラニュー糖が完全に溶ければOKです。
沸騰したら火を止め、氷水で戻した板ゼラチンを入れて溶かす。
*舟形より丸形のほうが多く入ります。
仕上げ
材料(6~7個分)
- オレンジ…2個
- ブルーベリー・ハーブ・チョコの飾りなど…適量
作り方
- オレンジの皮を包丁でむき、半月切りにする。
- 1をタルト台の上に並べる。
ブルーベリー・ハーブ・チョコ飾りなど飾って出来上がり。
*締め色になるブルーベリーが全体の印象を引き締めるポイント。ナパージュを塗っても◎
「爽やか♪たっぷりオレンジタルト」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめアイテム:オレンジリキュール
オレンジリキュール(オレンジキュラソー)といえば、「グランマルニエ」と「コアントロー」の2種類が代表的。
それぞれ、どんな特徴のあるリキュールなのでしょうか。
グランマルニエとは
グランマルニエとは、コニャックにオレンジの蒸留エキスを加えて、たるで発酵させた琥珀色のオレンジキュラソー。
芳醇なオレンジの香りと苦みがあり、加熱しても風味が残ります。
よく使われるのは、焼き菓子・チョコレート系のお菓子・その他オレンジ系のお菓子全般。
オレンジリキュールの中でも高級品で、あらゆるお菓子に使われます。
コアントローとは
コアントローとは、スピリッツにオレンジの果皮を漬けてアルコール蒸留した、透明のホワイトキュラソー。
まろかな甘さとオレンジの香りがあります。
よく使われるのは、ムースなど冷菓への香り付け。ほのかなオレンジの甘味と香りを付けてくれます。
クレームシャンティを作る際、私が香り付けに入れる洋酒はいつもこのコアントロー。とても爽やかで上品な良い香りになります。
どちらもすばらしいリキュールです。お好みで使い分けてくださいね。
オレンジスイーツで感謝の気持ちを伝えよう
今年のオレンジデーはおいしいオレンジスイーツを作って、大切な方に日々の感謝の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょう。
いつも読んでくださっている皆さまに、私からの感謝の気持ちを込めてこのレシピを贈ります。