しっとりやわらかなソフトクッキーはいかが?
外はさっくり。中はしっとり。
一度食べたらやみつきになるソフトクッキー。
自分で作ろうとすると、程よいしっとり食感にならなくて…という方も多いのでは?
そんな方でも大丈夫!
ポイントさえ押さえれば、おいしいソフトクッキーが作れます。
バターを室温に戻す手間はなし。
ワンボウルで材料を混ぜていくだけというお手軽レシピのご紹介です。
それでは、さっそく作ってみましょう。
基本のチョコチップ入りソフトクッキーのレシピ
材料(直径約5cmのクッキー24個分)
- 無塩バター…100g
- 砂糖…120g
- 塩…ひとつまみ
- 卵…1個
- バニラオイル…少々
- 薄力粉…160g
- 重曹…小さじ1/2
- チョコチップ…90g
*お好みのチョコレートを刻んで使ってもOK
下準備
- 薄力粉と重曹はふるっておきます。
- 天板にオーブンシートを敷いておきます。
- オーブンを170℃に予熱します。
作り方
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バターを溶かして、粗熱を取ります。
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砂糖と塩を加えて、泡立て器ですり混ぜます。
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卵とバニラオイルを加えて、混ぜます。
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ふるった薄力粉と重曹を加えて、ゴムベラでさっくりと混ぜます。
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粉気がほぼなくなったところで、チョコチップを加えて混ぜます。
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約20gずつ丸めて、オーブンシートを敷いた天板に間隔を空けて並べます。
*生地がやわらかくて丸めにくい場合は、冷蔵庫で20分間ほど冷やすと作業しやすくなります。
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170℃に予熱したオーブンで10分間焼いたら、天板にのせたまま冷まして出来上がり。
「アメリカンチョコチップクッキー(しっとりタイプ)」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
ソフトクッキーのレシピで、一番のポイントになるのは焼き時間。
同じ大きさのサクサククッキーと比べると、焼き時間は短めです。
焼き上がりの目安は「縁に焼き色がついて、真ん中は白いまま」。
それより長く焼くと、サクサクとした食感になります。
オーブンによって焼き時間は変わってくるので、レシピに記した焼き時間を参考にしながら調節してくださいね。
生地の保存方法
このクッキー生地は冷凍保存ができます。
倍量で作って半分は冷凍しておけば、急におやつが必要になったときなどに便利ですよ。
手順
- 作り方1~5に沿って生地を作ります。
- 生地を約20gずつ丸め、生地同士がくっつかないようにバットなどに並べ、凍らせます。
- 凍ったら密封できるビニール袋などに入れて、冷凍保存します。
- 焼くときは、常温で15分間程度解凍してからオーブンに入れます。
アレンジ提案
基本のチョコチップ入りソフトクッキーが焼けるようになったら、アレンジするのもおすすめ。
作り方は同じですが、材料を少し変えるだけで違う味のソフトクッキーを楽しめますよ。
ココア味のナッツ入りソフトクッキー
アレンジポイント
- 薄力粉の分量を15g減らして、ココアパウダーを20g入れます。
- 刻んだナッツ(ピーカンナッツ)を50g入れます。
ほろ苦いココア味にナッツが入り、ちょっと大人の雰囲気に。
抹茶味のホワイトチョコチップ入りソフトクッキー
アレンジポイント
- 薄力粉の分量はそのままで、抹茶パウダーを10g入れます。
- 茶色いチョコチップの代わりに、ホワイトチョコチップを入れます。
見た目も鮮やかな緑色の和テイストなクッキーに。
こんな食べ方もおすすめ
そのまま食べてもおいしいソフトクッキー。
時にはディップやダンクして食べてみてはいかがでしょう。
海外では一般的なクッキーの食べ方で、ディップは「ちょっと浸す」、ダンクは「ドボンと浸す」という意味。
もうおわかりでしょうか?
クッキーを飲み物に浸して食べるんです。
ビスコッティのようなかたいクッキーを、コーヒーに浸して食べるシーンはよく見かけますね。
しっとりやわらかなクッキーも、そうして食べるとおいしいんですよ。
ココア味のソフトクッキーをブラックコーヒーにディップ!
クッキーの甘さとコーヒーの苦みが絶妙なハーモニー。
基本のチョコチップ入りソフトクッキーを牛乳にダンク!
バニラの風味と牛乳がよく合います。
くれぐれもダンクしすぎてクッキーが溶けないようにご注意を。
ソフトな食感を楽しもう♪
今回ご紹介したワンボウルで作れるソフトクッキーは、焼き加減がポイント。
冷凍保存もできるので、たくさん作ってアレンジやディップ&ダンクをお楽しみください♪