ハミングバードケーキをご存じですか?
ハミングバードケーキ。
この名前、SNSなどで見かけたことはないでしょうか。
なんともかわいいい名前ですよね。
ホールで仕上げることが多いケーキですが、今回は食べやすくマフィン型で焼き上げるレシピをご紹介します。
暑くなるこれからの季節に向けて、軽めの食感に仕上げましたので、ぜひお試しください。
ハミングバードケーキとは?
ハミングバードケーキとは、アメリカ南部が発祥の伝統菓子。
生地にバナナ・パイナップル・ピーカンナッツが入っているケーキで、ほんのりスパイスが香るのも特徴。
クリームチーズをベースにして作ったフロスティングを挟んだり、トッピングしたりして仕上げます。
名前の由来には諸説あるそうですが、「あまりのおいしさに鳥もさえずる」という意味から名付けられたといわれています。
ハミングバードケーキのレシピ
生地に入れるナッツは、ピーカンナッツだけでなくくるみもプラス。もちろんどちらか片方だけでもOKです。
仕上げの彩りに、ピスタチオを用意しました。
ケーキ生地を作る
材料(6個取りマフィン型6個、12個取りマフィン型6個、計12個分)
- 全卵…2個(115~120g)
- 素焚糖…35g
- ブラウンシュガー…30g
- 太白ごま油…60g
- 薄力粉…100g
- シナモン…2g
- ナツメグ…1g
- ベーキングパウダー…2g
- くるみ…40g
- ピーカンナッツ…40g
- バナナ…1本
- パイナップル…60g
*今回はフレッシュのものを使用。もちろん缶詰でも代用できます。
下準備
- 薄力粉・シナモン・ナツメグ・ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
- ピーカンナッツ、くるみは約180℃で8~10分間軽くローストしておく。
- パイナップルは約5mm角に刻んでおく。
- バナナはフォークなどで粗くつぶしておく。
- 卵は常温に戻しておく。
- オーブンは焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
- マフィン型にグラシンケースをセットしておく。
作り方
- 全卵をボウルに入れる。
- 合わせてふるっておいた粉類を2回に分けて加える。
- 太白ごま油を入れて混ぜる。
- パイナップル・バナナ・くるみ・ピーカンナッツを入れて混ぜる。
- グラシンケースをセットしたマフィン型に流し入れる。
- 焼成。
ブラウンシュガーと素焚糖を加え、ハンドミキサーでふんわりもったりとするまで泡立てる。
加えるたびにざっくりと混ぜる。
全体に混ざればOK。
6個取りのマフィン型
ガスオーブン、約160℃15〜16分間。
電気オーブン、約170℃15〜16分間。
12個取りのマフィン型
ガスオーブン、約160℃11〜12分間。
電気オーブン、約170℃11〜12分間。
お使いのオーブンによって火力は違いますので、時間と温度は調整してください。
フロスティングを作る
材料
- クリームチーズ…65g
- バター…40g
- 粉糖…50g
下準備
- 材料は常温に戻しておく。
作り方
- 材料を全てボウルに入れて混ぜる。
仕上げ
材料
- ピーカンナッツ…適量
- ピスタチオ…適量
下準備
- ピーカンナッツは約180℃で10分間ほど、ピスタチオは160~170℃で5分間ほどローストする。
- ピーカンナッツとピスタチオは刻んでおく。
*ピスタチオはローストしすぎると色が飛んでしまいます。注意してください。
作り方
- フロスティングをスプーンですくい、マフィンにのせる。
- 刻んだピーカンナッツ、ピスタチオを飾って、出来上がり。
丸口金をセットした絞り袋にフロスティングを入れ、マフィンに絞ってもOK。
たっぷりのせたフロスティングにスプーンの背で模様を付けたり、星口金を使って絞ったりしてもかわいい仕上がりに。
フロスティングをのせる量を変えるだけでもいろんな表情になるので、楽しんでみてください。
「ふんわり柔らかハミングバードケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめのラッピング
高さとマチのある袋を使えば、フロスティングがのったケーキも安心。
透明フィルムの部分から中が見えるのもポイントです。
「ハミングバードケーキのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
簡単かわいいハミングバードケーキを作ろう
名前だけでなく、フォルムもかわいいハミングバードケーキ。
混ぜるだけでとっても簡単に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。