ヨーグルトで!? 絶品・腹割れスコーンを作ろう
人気の焼き菓子、イングリッシュスコーン。今回は牛乳の代わりにヨーグルトを使ったヨーグルトスコーンのレシピをご紹介します。
牛乳で作るスコーンはサクほろっとした食感ですが、ヨーグルトで作るとまた違った味わいに!
クロテッドクリームやジャムと一緒に召し上がってください♪
ヨーグルトを加える理由とは?
ヨーグルトはベーキングパウダーの働きを助ける作用があります。そのため、牛乳で作ったスコーンに比べてよく膨らむんです!
ご紹介するレシピのヨーグルトをそのまま牛乳に置き換えて、比較してみました。
ヨーグルトを入れて作ったスコーンは、しっとりふんわりとした少しやわらかめの食感で、牛乳で作るサクッとしたスコーンとは別物。
好みにもよりますが、ふっくらと軽い食感のスコーンがお好みの方におすすめです。
ヨーグルトスコーンのレシピ(8個分)
牛乳の代わりにヨーグルトを使うスコーンの簡単レシピ。
ヨーグルトパワーでしっかりと膨らみます!
材料
- 薄力粉…200g
- 砂糖(きび砂糖)…20g
- ベーキングパウダー…8g
- 無塩バター…50g
- 卵…1個
- 無糖プレーンヨーグルト…60g
下準備
- バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 材料はすべて冷蔵庫で冷やしておきます。
- 卵とヨーグルトはよく混ぜ合わせておきます。
作り方
- ボウルに薄力粉・きび砂糖・ベーキングパウダーを入れ、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせます。
*粉をふるう代わりの作業なので、ダマがなくなるようによく混ぜましょう。
- バターを加え、カードで米粒大の大きさになるまで刻みます。
- バターの塊と粉をなじませるよう、手のひらですり合わせて混ぜます。
*全体が黄色っぽくなり、バターが粉チーズ状になればOK!
- 卵とヨーグルトを一気に加え、カードで切るように混ぜ合わせます。
- 全体に水分が行き渡ったら台の上に出し、手のひらで押してまとめます。
*バターが手の熱で溶けないよう、手早く行いましょう。ここまでの作業をフードプロセッサーでするのもおすすめです。
- 生地をのばし、カードで半分に切って重ねます。この作業を3回繰り返します。
*スコーンの生地がきれいな層になり、しっかり膨らむための大事な作業なので忘れずに♪
- ラップに包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
*生地を冷蔵庫から出す前に、オーブンを180℃に予熱しておきます。
- 1cm厚にのばして半分に折りたたみ、直径5cm程度の抜き型で抜きます。
*べたつくようなら打ち粉をして作業しましょう。抜いて残った生地はのばして折りたたみ、再び抜いて使います。
- 断面を触らないよう、シルパンやクッキングシートを敷いた天板に並べます。
- 180℃のオーブンで15~20分間焼けば完成です。
「ふんわり食感♪ヨーグルトスコーン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
スコーンを作る際のポイントは、スコーン生地を冷蔵庫で休ませることです。
休ませる理由は主に3つ。
- 粉全体に水分をなじませるため
- グルテンを抑えるため
- 型抜きしやすくするため
実際には、スコーンは休ませなくても膨らみます。
理由は、ベーキングパウダーがヨーグルトや水分と反応し、生地の時点でガスが発生するため。
しかし、生地を冷やすことで扱いやすく、層をつぶさずに型抜きできるようになります。
きれいな形に仕上がり、サクッと軽い口当たりになるなら、実践しない手はありませんよね。
生地を休ませるのにも理由があるので、しっかり休ませてくださいね♪
アレンジ提案
少し爽やかな風味に仕上がるスコーンには、ヨーグルトとも相性抜群のレモンアレンジがおすすめ。
ヨーグルトと同じタイミングで、レモンの表皮1/2個分をすりおろして加えます。
レシピと同じように焼き上げ、スコーンが冷めたらアイシングをトッピング。
粉糖35gとレモン果汁大さじ1/2を混ぜ合わせ、スコーンの上にたっぷりとかけましょう。
さっぱり爽やかなレモンの香りを楽しめるアレンジです。
ヨーグルトを使ったふんわり軽いスコーンはいかが?
軽い口当たりとふんわり食感が楽しめるヨーグルトスコーン。
おやつや朝食にもぴったりな一品です。
牛乳をヨーグルトに変えるだけでまったく別のスコーンに仕上がるので、ぜひお試しください。