夏にぴったり!ミントのスイーツはいかが?
ケーキのデコレーションに使うことが多いフレッシュなミント。
実は他にもいろいろなことに使えます。
今回ご紹介するのは、たっぷりのフレッシュなミントと桃をあわせたジェラートのレシピ。
ミントの種類などについても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ミントの種類
一口にミントといっても、たくさんの種類のミントがあります。
大きく分けると、ペパーミント系とスペアミント系の2種類。
ペパーミント系は香りが強く、清涼感のある芳香成分・メントールの含有量が多め。
ガムやキャンディーに多く使われています。
スペアミント系は、ペパーミント系に比べると甘みがあり、香りがやわらかいのが特徴です。
ミントは自宅で育てやすい!
ミントは、自宅で育てていればすぐに使えてとっても便利♪
私はベランダで育てています。
しっかり水やりをしていれば強くたくましく育つので、植物の栽培が苦手な方にもおすすめ。
花が咲くと香りが弱くなってしまうため、咲く前に収穫しましょう。
たっぷりのミントと桃を合わせたジェラートレシピ
夏になると、どんどん生い茂るミント。
ご自宅で育てている方は、ケーキの飾りに使うだけでは消費が追いつきませんよね。
そこで今回ご提案するのは、たっぷりのフレッシュなミントと桃をあわせたジェラートのレシピです。
桃のコンポートを作る
材料
- 桃…1個
- グラニュー糖…50g
- 水…260g
- 白ワイン…50g
- レモン汁…20g
作り方
- 桃を半分にカットして種を取る。
-
鍋に全ての材料を入れ、5分間火にかける。
*スプーンなどを使って、時々桃にシロップをかけるのがポイント。 -
火を止め、保存容器などに移して冷蔵庫で一晩寝かせる。
ジェラートを作る
材料(4~5人分)
- 牛乳…60g
- ミント…2g
- 桃のコンポート…1個
- 桃のコンポートのシロップ…25g
- グラニュー糖…10g
材料のミントについて
ミントの葉は軽いので、2gでも写真の量になります。
今回のレシピは、ミントの風味が強めのレシピ。
ミントの風味は入れる量で調節することができます。
使用するミントの種類については、お好みのものでOKです。
作り方
- 牛乳を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を止める。
-
1にミントを入れ、ふたをして30分間置く。
*ミントを入れてから火にかける必要はありません。
蒸らすだけで香りはじゅうぶん移ります。
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30分間置いたらミントを取る。
ミントの香りがする薄い緑色の牛乳になります。*30分間以上浸しておくと、ミントの苦みや渋みが出てくるので注意。
- 桃のコンポートの皮をむく。
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3の牛乳・4の皮をむいた桃のコンポート・桃のコンポートのシロップ・グラニュー糖をボウルに入れ、ハンドブレンダーでかき混ぜる。
*ジューサーにかけたり、ホイッパーで桃をつぶしながらかき混ぜたりしてもOK。
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冷凍可能な保存容器に移して、冷凍庫で冷やし固める。
時々冷凍庫から取り出して、フォークなどで混ぜる。
-
固まったら出来上がり。
今回はコンポートしていないフレッシュの桃に盛り付けて、トップにミントを飾りました。
「ミント香る桃のジェラート」の詳しいレシピページはこちら。
このジェラートを炭酸水に入れると、桃とミントのクリームソーダに。
夏にぴったりの爽やかなドリンクになります。
糖度の高い桃にミントの爽やかさをプラスした、暑い夏でも食べやすくスッキリとしたジェラート。
「桃のデザートは甘すぎて苦手…」という方にもおすすめ一品です。
ぜひ試してみてください。
ミントスイーツの色
ミントスイーツの色といえば、市販のチョコミントアイスのような鮮やかな青緑色を思い浮かべる方も多いのでは?
あの独特な色のスイーツは、リキュール・シロップ・アイシングカラーなどを使うと作れます。
今回ご紹介したレシピのようにミントの葉だけを使う場合、濃い色が付くことはありません。
ですが、ミントの風味はしっかりと付くのでご安心を。
見た目ではわからない、隠れミントを楽しんでもらえたらうれしいです。
飾りだけではもったいない!フレッシュミントをもっと使おう!
今回はたっぷりのミントと桃をあわせたジェラートをご紹介しました。
ミントの使い道は、ケーキのデコレーション以外にもさまざま。
デザートを作ったり、ドリンクに入れたり♪
爽やかなミントを使って、暑い夏を乗り越えましょう!