余った卵白でパブロバを作ろう
SNSを中心に「映えておいしいお菓子」として注目されている、「パブロバ」というスイーツをご存じですか?
パブロバは、簡単に作れる華やかなメレンゲのケーキ。
今回は、お菓子作りで余りがちな卵白を使って作れるパブロバのレシピをご紹介します。
パブロバとは
パブロバとは、焼きメレンゲ生地にホイップした生クリームやフルーツをトッピングしたオーストラリアやニュージーランドで人気のデザート。
簡単に作れて華やかだと、ホームメイドスイーツとしても定番なんだそうですよ。
「パブロバ」という名前は、ニュージーランドで公演をしたロシアのバレエダンサー、アンナ・パブロワから取ったと伝えられています。
軽やかなメレンゲは、バレエの衣装チュチュをモチーフにしているんだとか。
デコレーションは、ホイップクリームとフルーツ・キャラメル・チョコなど自由自在♪粉砂糖をふりかけるなど、自分好みのアレンジを楽しむことができます。
南半球ではクリスマスが真夏になるので、ラズベリーとキウイなどクリスマスカラーの果物をふんだんにあしらったパブロパがクリスマスケーキとして登場することも!
パブロパのレシピ(直径12cm程度大きさ1台分)
サクサクで軽いメレンゲと、生クリーム&フルーツの相性は抜群!シンプルな組み合わせですが、たまらないおいしさです。
メレンゲ生地を作る
材料
- 卵白…35g
- 細目グラニュー糖…50g
- コーンスターチ(または片栗粉)…5g
下準備
- オーブンを120℃に予熱しておく。
作り方
-
卵白とグラニュー糖全量をボウルに入れ、70℃程度の湯せんに当て、ホイッパーで混ぜながら50℃まで温める。
*温度を上げすぎると気泡を含まず、泡立たなくなるので注意。
- 温度が上がったら湯せんから外し、ハンドミキサーの中速でしっかりとこしのあるメレンゲになるまで泡立てる。
- コーンスターチをふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
- 口金を付けた絞り袋に生地を入れる。シルパット(もしくはクッキングシート)を敷いた天板の上に直径12cm程度の円形になるように2枚絞る。
- スプーンの背で4の表面を軽くたたき、ツンツンした角の立った状態にする。
-
120℃のオーブンで80分間焼く。
焼けたら、生地を冷ましておく。
焼いたメレンゲ生地をすぐに使わない場合は、乾燥剤を入れた密閉容器などに入れておけばOK。あとはデコレーションをするだけなので、好きなときにパブロバを楽しむことができます。
デコレーションをする
材料
- 生クリーム…150ml
- お好みのフルーツ…適量
メレンゲ生地が甘いので、生クリームは砂糖を加えなくても大丈夫。
イチゴやキウイなど甘酸っぱいフルーツと相性が良いので、お好みのフルーツをたくさんのせてお召し上がりください。
作り方
- 生クリームをボウルに入れ、氷水を当てながら泡立て、8分立てにする。
- 1枚のメレンゲ生地の上に生クリームとフルーツをのせ、もう1枚のメレンゲ生地をその上にのせる。
-
トップにも生クリームとフルーツをのせて、お好みでミントなどを飾ったら出来上がり。
サイズは自由に変えられるので、いろいろなサイズのパブロバをお楽しみください。
「パブロバ」の詳しいレシピページはこちら。
食べごろ
パブロバは、生クリームなどの水分が多い食材をのせるので、メレンゲ生地が徐々にやわらかくなっていきます。
仕上げたら、その日のうちに食べましょう。
レシピのポイント
おいしいパブロバを作るには、しっかりとしたメレンゲを作ることがポイント。
メレンゲの作り方は何種類かありますが、今回は「ホットメレンゲ」で作るレシピをご紹介しました。
ホットメレンゲはスイスメレンゲとも呼ばれ、最初から卵白に砂糖を全量加え、温めて作る方法。
とてもしっかりしたこしのあるメレンゲができるので、ぜひお試しください。
余った卵白の保存方法
余った卵白はどのように保存していますか?
卵白は冷凍することができるので、小さなポリ袋に入れて口をかたく結び、フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫に入れておけばOK。
1個分ずつ保存しておけば、必要な分だけ解凍して使えるので計量も簡単!
冷蔵庫で解凍してから使うのがおすすめですが、常温でも解凍できます。
すぐに使いたい場合は、水が入らないように気を付けながら、間接的に流水などを当てて解凍すると良いでしょう。
一度解凍した卵白を再冷凍することはできないので、すぐに使うようにしてください。
簡単に作れておしゃれなパブロバ
今回のコラムでは、簡単に作れてとってもおしゃれなパブロバのレシピをご紹介しました。。
華やかな見た目は人が集まる場にもぴったりです♪
お菓子作りで卵白が余ったら、ぜひ作ってみてください。
cottaコラムでは、他にもさまざまな卵白消費メニューをご提案しています。
併せてお楽しみください。
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