パンがこねられるクイジナートのハンドミキサー
クイジナートのハンドミキサー(以下、クイジナート)で、パンがこねられることはご存じですか?
簡単にパンがこねられるのでとってもおすすめ。
私はクイジナートを使って、かなりの頻度でパンをこねています。
今回は、クイジナートがおすすめな理由や使い方をご紹介します。
パンこね専用のアタッチメント「ニーダー」
クイジナートのハンドミキサーに「ニーダー」というアタッチメントを取り付けると、パンをこねることができます。
ニーダーは「Cuisinart スマートパワーハンドミキサープラス」の付属品。
ですが、「Cuisinart スマートパワーハンドミキサー」にも取り付けられるんです!
cottaにはニーダーだけの別売りもあるので、クイジナートのハンドミキサーをお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。
パン作りでクイジナートがおすすめな四つの理由
クイジナートでパンを作るのがおすすめな理由をご紹介します。
1.こね時間が短い
4分間こねるだけでグルテン膜のできる生地が作れます。
2.生地の温度が上がりにくい
本体がハンドミキサーなので、生地にモーターが当たることがないため生地の温度が上がりません。
仕込み水で温度管理ができるので、季節を問わずに安定して作ることができます。
3.洗い物が少ない
手ごねは手を洗ったり、こね台を洗ったりする必要がありますよね。
クイジナートでパンをこねる場合、洗い物が少ないのでおすすめ。
私が一番気に入っているポイントです!
4.場所を取らない
ハンドミキサーなので、ホームベーカリーなどに比べてコンパクト。
作業中も収納するときも、場所を取りません。
クイジナートを使ったパン生地のこね方
クイジナートでパンをこねるときのポイントは三つだけ。
- イーストを仕込み水に入れて溶かし、そこに他の材料を入れる。
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低速で4分間こねる。
途中で一度、ボウルの周りに付いた粉をきれいにする。 - 最後に手で丸める。
それでは、クイジナートを使ったパン生地のこね方を詳しく見ていきましょう。
今回は「カレーのロングピザ」の生地をこねました。
Cuisinart スマートパワーハンドミキサー プラス
cotta 北海道産強力粉 春よ恋100% 1kg TS
サフ インスタントドライイースト 赤(3g×10袋入)
cotta 製菓用太白ごま油 700g
こね方
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クイジナート本体にニーダーを取り付ける。
取り付け方は簡単。
アタッチメントを取り付ける穴に、カチッと音がするまでニーダーを差し込むだけです。
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ボウルに仕込み水を入れ、イ―ストを振り入れる。
イーストと水を軽く混ぜてなじませる。*イーストを水で溶いておくと、こねる時間が格段に短くなります。
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強力粉・砂糖・塩・油脂など、他の材料を全て入れる。
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粉気がなくなるまでゴムベラやカードで混ぜる。
*こねるときに粉が飛び散りにくくなります。
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粉気がなくなったら、クイジナートの低速でこねる。
*しっかりと力を入れて生地の真ん中にニーダーを差し込み、生地がニーダーから逃げていかないようにするのがポイント。
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こね始めから1分30秒後。
まだらな状態。スケッパーなどを使って、ボウルの周りに付いている粉を落としてきれいにする。
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さらにこね続け、こね始めから2分30秒後。
まとまってくる。
生地を触るとプチプチと切れ、まだグルテン膜がきれいにできない。
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さらにこね続け、こね始めから4分後。
きれいなグルテン膜ができたら、こね終わり。
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スイッチを止めてニーダーを本体から外し、生地からニーダーを取る。
生地がニーダーに付くことはなく、簡単に取れます。
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軽く手で丸め直す。
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そのままボウルに入れ、こねは完了。
こね時間はたったの4分間です。
材料や一次発酵以降のレシピを知りたい方は、レシピページを参考にしてください。
「カレーのロングピザ」の詳しいレシピページはこちら。
クイジナートでパンを作るときの材料のポイント
クイジナートでパンを作る際は、粉量・水分量・油脂に気を付けましょう。
粉量
クイジナートでこねられる粉量は200~300g。
少なすぎたり、多すぎたりするとうまくこねることができません。
小型のパンなら50gの分割で6個は作れますし、1斤の食パンも作れます。
たくさん作りたい場合は2回に分けてこねて、発酵させるときの温度を工夫すれば、一緒に焼き上げることも可能かと思います。
こね時間が短いので、うまく調整してみてください。
水分量
粉量に対して64パーセントが最大の水分量とされています。
卵やヨーグルトなどが入る場合は、水分量が変わりますので注意してください。
参考:粉量に対する水分量
- 粉量200gの場合…128g
- 粉量250gの場合…160g
- 粉量300gの場合…192g
油脂
基本的にどんな油脂でもこねられます。
液体油脂はとても使いやすいです。
バターなどを使う場合は、常温に戻してやわらかくしておくとスムーズにこねられます。
クイジナートを使って気軽にパンを作ろう!
こね時間や洗い物を気にせず、気軽にパンを作りたい。
クイジナートは、そんな方には最高のアイテム。
パンにはさまざまなこね方がありますが、クイジナートでこねる方法は簡単です。
ぜひクイジナートを使って、パンを作ってみてください!