パフェ=贅沢なデザート
パフェは私の中では贅沢なデザートの1つ。
好きなものがグラスにてんこ盛り。それを長いスプーンでかき混ぜながら食べるこの上ない幸せ。注文してから手元にくるまで、ドキドキしながら待つ時間さえも貴重で贅沢な気がします。
そんな想いを長年してきたものだから、それを家で自分で作るとなると、なんだか急にハードルが高いような・・・。
何をどんな順番で入れたらいいの?
何と何が合わさったら美味しいの?
最後まで美味しく食べるための順番って何?
…と長い間ずっーとかなり難しく考えていました。
パフェの定義
ところが、ある日、パフェの定義みたいな本を読んだことがきっかけで、私の難しいパフェ像は崩れ去りました。
パフェは基本的に一番上が甘いもの。そこから下にいくにつれて甘さ控えめでさっぱりしたものを。一番下がさっぱりして甘さが控えめのものだと、最後まで美味しく食べられる。
この定義を知ったことで、もしかして簡単かも!私でも作れそう!と思えるようになりました。まさに目から鱗です。
実際、この定義を守ると美味しいパフェが作れるにようなりました!
今では、気軽に好きなものを甘さ控えめの順に詰めて、家でパフェ作りを楽しんでいます。
でも、グラスに材料がどれだけ入るのか想像しにくいし、一度入れた材料を取り出すのも無理…。グラスに材料を入れるのって意外に難しい!
もっと簡単!おしゃれなプレートパフェ♪
そんな難易度も取り除いてくれるのが、プレートパフェです!
お気に入りのプレートに、順番なんて気にせず、大好きなものを自由に置くだけ。
簡単に作れておしゃれなデザートです。
今回は秋満載のプレートパフェ2種類ご紹介します。
パーツは手作りでも良いですし、お気に入りの市販のお菓子を組み合わせても楽しそう!
気軽に作ってもらえたら嬉しいです。
マロンのプレートパフェ
材料(一皿分)
- 渋皮栗…1つ
- マロンペースト…100g
- 生クリームA…50g
- 抹茶のシフォンケーキ…適量
- マスカルポーネ…20g
- 生クリームB…100g
- チョコレートシロップ…適量
- チュイール…あれば1枚
- ココアパウダー…適量
組み立て方
- 抹茶のシフォンケーキを作り、適当な大きさにカットしておく。(シフォンケーキの詳しいレシピはこちらから)
- マロンペーストに生クリームAを入れよく混ぜ、裏ごしする。口金のセットした絞り袋に入れる。
- 生クリームBを7分立てに泡立て、そこにマスカルポーネを入れて更に泡立て、8分立てのクリームを作る。(マロンクリームとマスカルポーネ入りのクリームは作りやすい分量なので、出来上がり量からお好みの量を使う)
- チョコレートシロップをコルネに入れる。
- プレートに抹茶のシフォンケーキを置き、生クリームとマスカルポーネのクリームを乗せる。またその上にシフォンケーキを乗せる。
- 絞り袋に入れたマロンクリームをシフォンケーキの上に絞る。
- チョコレートシロップをかける。
- 渋皮栗、チュイールなどで飾り、ココアパウダーをふる。
マスカットとバームクーヘンのプレートパフェ
材料(一皿分)
- リリコイバターまたはレモンカード…適量
- バームクーヘン…適量
- アイスクリーム…適量
- マスカット…適量
- レモンのフォンダン…適量
レモンのフォンダンの作り方
- レモン汁5gに粉糖15gを入れよく混ぜる。艶が出てきたら出来上がり。
組み立て方
- コルネにリリコイバターまたはレモンカードを入れ、プレートに弧を描くように書く。
レモンカードはこちらのレシピで作らせて頂きました。 - バームクーヘンをおき、周りにマスカットを飾る。
- レモンのフォンダンをコルネに入れ、上からかける。
- バニラアイスクリームを乗せる。
- 上からリリコイバターまたはレモンカードをかける。
パフェの語源
パフェという言葉は、フランス語で「完全な」という意味のパルフェ(parfait)を英語読みしたもののようです。
美味しいものを何種類も1つのプレートに閉じ込めるパフェは、まさに完全なデザート!
また、手作りだからこそ、自分にとって完全なデザートを実現できると思います。
お手軽なプレートパフェなら、気軽に自分のお気に入りの一皿も実現できるはずです♪