あずきの風味が楽しめるアイスバーを作ろう
夏になると食べたくなる冷たいアイス。最近は道具やレシピも充実して、おうちでもさまざまな手作りアイスが楽しめますね。
今回は無性に食べたくなるときがある、あずきの風味が存分に楽しめる“あの”アイスバーが再現できるレシピをご紹介します。
あずき丸ごとアイスバーのレシピ
ご紹介するレシピは、ゆっくり食べても溶けないようにゼラチンを入れたもの。あずきの味わいと歯ごたえをお楽しみください。
アイスバー作りにおすすめの型
今回使う「アイスキャンディ型(4個取)」は、フタとスティックが一緒になったタイプ。
作るたびに専用のスティックを購入する必要がなく、いつでも気軽に手作りアイスが楽しめます。
材料(4本分)
- ゆであずき缶…250g
- 水…180g
- 塩…ひとつまみ
- ゼラチン…5g
- 水(ゼラチン用)…25g
現在スーパーで手に入れることができるゆであずき缶は、ほとんどのものに砂糖が加えられていて、すぐに使うことができます。種類も豊富で、甘さ控えめのものや和三盆糖を使ったものなどもあるので、ぜひお好みのもので!
下準備
- ゼラチンは水と合わせふやかし、ラップして冷蔵庫に入れておく。
作り方
- ゆであずき・水・塩を鍋に入れ、火にかける。
- 全体が沸いたら、中心に寄ってくるアクを取ってから火を止める。
- 冷蔵庫から取り出したゼラチンを加え、溶かす。
- 氷水にあてて熱を取る。
- 冷たくなったら、レードルで型に流し込む。
- スティックをさし、冷凍庫で最低10時間以上冷やし固める。
- 型から取り外したら、出来上がり。
*すり切りより、少し低いくらいが目安。
型外しのコツ
アイスキャンディ型を使うときは、しっかり冷やし固めておかないと、スティックだけ抜けてしまうので注意が必要。ですが、カチカチに凍った状態だと取り外しが難しいという面も。
そんなときは、水を溜めたボウルなどに少し浸してから、取り外すのがおすすめです。流水をあててもOK!
このとき、溶かしすぎないよう気をつけてくださいね。
アレンジも楽しめる♪
そろえやすい材料を使ったアレンジレシピはいかがでしょう♪
小豆と相性抜群の素材といえば牛乳。あずきミルクバーは、子どもから大人まで、誰にでも好まれる味わいです。
まずは簡単に。基本のアイスバーのレシピの水180gをそのまま牛乳に置き換えると、あずきミルクバーの出来上がり。
インスタントコーヒー3gを最初に加えれば、コーヒー牛乳風味に。
また、2層で作ると見た目の印象も大きく変わりますよ。
2層のあずきミルクバーのレシピ
材料(4本分)
あずき部分
- ゆであずき缶…125g
- 水…75g
- 塩…少々
- ゼラチン…2g
- 水(ゼラチン用)…10g
ミルク部分
- 牛乳…200g
- グラニュー糖…40g
- ゼラチン…3g
- 水(ゼラチン用)…15g
下準備
- ゼラチンはそれぞれ水と合わせてふやかし、ラップして冷蔵庫に入れておく。
作り方
- ゆであずき・水・塩を鍋に入れ、火にかける。
- 全体が沸いたら中心に寄ってくるアクを取り、火を止める。
- 冷蔵庫から取り出したゼラチンを加え、溶かす。
- 氷水にあてて熱を取る。
- 冷たくなったら、レードルで型に流し込む。
- 冷凍庫で1時間程度冷やし、表面が固まっていることを確認する。
- 牛乳とグラニュー糖を鍋に入れ、縁がふつふつ沸く程度まで温める。
- 火を止め、冷蔵庫から出したゼラチンを加えて溶かす。
- 氷水にあてて熱を取る。
- 冷たくなったら型に流し入れ、スティックをさして最低10時間以上冷やし固める。
- 型から外せば、出来上がり。
*上にミルクの層を流すので、型の上半分が汚れた場合は、ぬらしたキッチンペーパーなどできれいに拭き取っておきましょう。
ちょっとかための“あの歯ごたえ”を楽しんで!
やさしいあずきの味わいに、ちょっとかための歯ごたえが懐かしい仕上がりのアイスバー。
暑い夏のお供に、ぜひお試しください。