ドライフルーツ、つい余らせちゃったりしませんか?
僕は材料はつい大容量サイズを買ってしまうんですが、皆さんはどうですか?
すぐに使い切れるサイズを買えばいいと分かっているのですが、やっぱり大容量の方が割安でお得だからついつい・・・。
でも、大袋のドライフルーツを余らせてしまっても大丈夫。
ドライフルーツをお酒に漬け込んで、風味豊かな漬け込みフルーツに仕立て直します。
では、早速仕込み方を紹介します。
漬け込みフルーツを仕込んでみよう!
材料
- お好みのドライフルーツ…適量
- お好みの洋酒…適量
- フルーツのシロップ煮…お好みで
- ナッツ(クルミ、ピーカンナッツ、松の実にヘーゼルナッツなど)…お好みで
用意するのは、ドライフルーツとお好みの洋酒だけでもOK。
今回はドライフルーツだけではなく、甘夏のシロップ煮とナッツも加えています。
作り方
- まずはドライフルーツを刻む。ドライイチジクのような大ぶりのものは、そのままの大きさだと活用しにくいので、さいの目状にザクザクと刻む。
甘夏の果肉・果皮も細かく刻んで加える。(レーズンのような小粒のものはそのままでOK) - ナッツを刻む。クルミとピーカンナッツなどは手でポキッと割って細かくし、ヘーゼルナッツなどは包丁で刻む。
- 刻んだフルーツやナッツを保存瓶や容器に入れ、その上から洋酒をひたひたに浸かるまで注ぐ。
使用した洋酒は、ラム酒とコアントロー。ブランデーもよく合います。
お菓子に用いるお酒は基本的に合うと実感しています。
また、できるだけアルコール度数の高いものを使用しましょう(例えばラム酒、コアントローのアルコール度数は40度ほど)。漬け込んでから1週間くらい経てば美味しく使えますよ。
保存容器にアルコールをふきかけるのはどうして?
自家製のシロップや果実酢・果実酒など、長期保存したいものを作る時に、保存容器や保存瓶を煮沸したり食品用アルコールスプレーをしたりしますよね。
でも、どうしてでしょうか?煮沸消毒とかアルコール消毒とかいうけれど、「毒」ってなんだろう?と思いませんか。
消毒=微生物の能力を減退させること
ここでの「毒」とは、有害な微生物のことをさします。
つまり「消毒」とは、その有害な微生物が活動できないようにすることです。
煮沸消毒
煮沸消毒は沸騰したお湯に、容器を沈めて10~15分熱することで多くの病原菌を殺します。
耐熱性の保存容器や保存瓶を消毒するときは、身近な道具でできる煮沸消毒がオススメです。
アルコール消毒
アルコール消毒はアルコールが、微生物の細胞膜やタンパク質を破壊して多くの病原菌を殺します。アルコールは40度以上から殺菌効果が表れ、最適濃度は70~80度とされています。
食品用のアルコールスプレーは最適濃度になっているので、容器や瓶についている水滴を取り除いてから吹きかけましょう。(水によってアルコールを薄めないため)
熱に弱いプラスチック製の容器や、大きすぎて煮沸消毒が困難な保存瓶には、吹きかけるだけで簡単なアルコール消毒がオススメです。
増殖するとすぐわかる微生物の代表がカビです。
カビには毒を生み出すものもあり、その毒は熱に強いものが多いので、「火を通せば大丈夫」なんて思わないでくださいね。
食中毒が多い冬、適切に消毒して楽しい保存食を楽しみましょう。
漬け込みフルーツを活用しよう!
今回は定番のバターケーキに、たっぷりの漬け込みフルーツを混ぜ込んだフルーツケーキを作ってみました。
ずっしりとした生地にフルーツと洋酒の効いて、冬がやってきたぞ!って感じです。
洋酒の効いたケーキと温かい飲み物を用意して、映画を観たり、本を読んだりとまったり部屋で過ごすのもいいですよね。
ぜひ皆さんも自家製の美味しい漬けこみフルーツで、美味しく冬を過ごしてください。
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