作り置きしていますか?
気持ちと時間にゆとりができる便利な作り置き!自分が作ったのにちょっと得した気分になれます。
お弁当や夕食、常備菜など食事の作り置きはたくさんあると思いますが、お菓子の作り置きはあまり聞きませんよね。
お菓子ってちょっと特別なものだから、作り置きをしておく必要がないのかもしれません。
でも、もしお菓子の作り置きがあったら?
日常生活を助けるための作り置きではなく、癒しやご褒美のためのお菓子の作り置きって素敵じゃないでしょうか。
今回は前後編に分けて、お菓子の作り置きをご紹介したいと思います。
出来上がったお菓子の作り置き
「お菓子の作り置き」と聞いたら何を思い浮かべますか?
ジャムや日持ちのする焼き菓子など、そのまま食べることのできるお菓子ではないでしょうか。
完成したお菓子を保存して、常備おやつとする。これが“出来上がったお菓子の作り置き”です。
この作り置きは私もよくしています。
良いところは、何と言ってもすぐに食べられるところ!
小腹が空いた時のおやつに。急な来客のお茶菓子に。コーヒーを淹れて休憩するときに。作っておいたお菓子があったら飛び上がるほどうれしいですよね。
クッキーは、“出来上がったお菓子の作り置き”の一番分かりやすい例です。ひとつずつ袋に入れて、シーラーで止めておけば1~2週間はおいしく食べられます。
季節を閉じ込めておけるジャムも作り置きにピッタリです。
消毒済みの瓶に入れて脱気しておけば、かなり日持ちがします。
夏の終わりに作ったブルーベリーのジャムを、冬の寒い朝にトーストに塗って食べるなんて素敵じゃないでしょうか。ブルーベリーは、ジャムにできるフルーツの中でもとてもおすすめです。
大好きなフルーツがいつでも楽しめるのは嬉しいですよね。
そして私が一番よく作る、“出来上がったお菓子の作り置き”がグラノーラ。
お菓子と言ってしまうと、「お菓子なの?」という反応が返ってきそうですが、私にとってはお菓子のひとつ。もちろん朝食にも食べますが、パフェを作るときに使ったり、お腹が空いたときにヨーグルトやアイスクリームに添えて食べたりと活躍の幅はとっても広いのです。
そんなグラノーラは保存もききます。冷凍保存も可能ですので、たくさん作って小分けにして冷凍しておくのもおすすめです。冷凍の際は、袋に入れてシーラーでとめておくのが理想的です。
おすすめのちょっと変り種グラノーラの作り方をご紹介します。
酒粕ときな粉のグラノーラ
材料
- オーツ麦…200g
- グラハム粉…50g
- きび砂糖…40g
- 酒粕…40g
- みりん…30g
- 太白ごま油…50g
- 豆乳…20g
- きな粉…25g
- レーズンやナッツ類…適量
作り方
- オーツ麦、グラハム粉、きび砂糖をボウルに入れて混ぜる。
*ここでお好みのナッツを入れてもおいしいです。 - 別のボウルに入れた酒粕をみりんでのばすように溶かす。
- 2のボウルに太白ごま油、豆乳を入れて混ぜる。
- 1のボウルに3を加えて全体を合わせる。
- オーブンの天板に広げる。
- 160℃のオーブンで30~35分、焼く。
- 粗熱がとれたら、きな粉を加えて混ぜる。
*お好みでレーズンなどを加える。
いつでも食べられる優れものの作り置き
癒しやご褒美が今欲しい!という時に手作りのお菓子がすぐそばにあるって本当に素敵です。
おいしいお菓子が好きなときにいつでも食べられる“出来上がったお菓子の作り置き”。
ぜひ試してみてくださいね。
後編では製造途中での作り置き、“お菓子のパーツの作り置き”についてお話します。
保存方法などもご説明できたらなぁと思っていますのでお楽しみに。