食パンのスライスどうしてますか?
おうちでパンを作ったとき、パン屋さんでスライスしていない食パンを買ったとき。自分でパンをスライスする機会がありますよね。
特に、食パンは厚さが変われば、食感も用途も変わってきます。
みなさんはどんな厚さの食パンがお好きですか?
今回は、いつも私が食パンをスライスする時に気をつけていることやスライスの方法をご紹介します。
スライスするタイミングはいつ?
食パンはどのタイミングでスライスすればおいしく食べられるのか?
おすすめは食べる直前。スライスした状態で保存すると、袋に入っているとはいえ断面から水分が抜けていき、パサパサになってしまいます。
食べる直前にお好みの厚さにスライスするのが、おいしく食べられる秘訣のひとつ(冷凍保存の場合は別です)。
また、焼きたての食パンを切るのはNG。出来たての香ばしいパンをスライスしてお口に放り込みたくなるのはわかりますが、きれいに切るのはとても難しいです。
なぜなら、スライスすると断面がぐちゃぐちゃになってしまい、せっかくの食パンがかわいそうなことになるので、絶対にやめておいた方がいいと思います。
粗熱がとれてから、冷めた状態で切ってください。最低でも3時間以上は置いてからスライスした方が切りやすいです。薄く切る場合は1日置いてからスライスすると、さらにきれいに切れます。
包丁の種類はどれがいいの?
パンを切る専用の波刃の包丁でなくてもきれいに切れます。
いつも使っている包丁でも大丈夫!どちらかといえば食パンは普通の包丁がいいように思います(バゲットなどのハード系パンは波刃の包丁が切りやすいと思います)。
ポイント
- よく切れる包丁を使うこと
- 切りたいパンの一辺よりも長い包丁を使うこと
そして、自分が選んだ包丁は「絶対に上手く切れる!」と信頼すること。プラシーボ効果が大切です(笑)。
実際にスライスしてみた
用意するもの
- よく切れると信じているお気に入りの包丁
- パン
- 温めた布巾
切り方
- パンを横に寝かせます。
- 温めた布巾で包丁を拭く。
- そして迷わず切る!
*このとき、切る距離が短くなるように寝かせて切ると、パンの断面の気泡がつぶれにくくなります。
*包丁が温かい方がよく切れます。包丁を温めることにより、パンの油分を溶かし柔らかくするので切りやすくなります。
布巾のかわりに熱いお湯に浸けてから切ってもOK。
包丁を傷めてしまい切れ味が悪くなってしまうので、直火で温めることは控えてください。
*包丁を引くときにパンを撫で切るイメージで大きく刃を動かします。1枚スライスが終わった時点で包丁を布巾できれいに拭いてから次を切ります。
厚さを均一に切る方法
この方法なら、購入した4枚切りの食パンでも半分の厚さに切ることができます。同じ厚さにスライスできるので、サンドイッチ用の食パンが売り切れていたときなども自宅で均一に薄く切れるのでとても便利。
用意するもの
- よく切れると信じているお気に入りの包丁
- パン
- 温めた布巾
- スポンジスライサー補助具(ケーキのスポンジを切るときに使う道具。あればとっても便利です。またはアクリルルーラー。なければ同じ厚さの木の板など)
切り方
- スポンジスライサー補助具を使用する場合は包丁にセットする。
アクリルルーラーなどの場合はパンの上下に置く。 - パンを縦に起こした状態でスライスしていく。
*食パンの厚さを薄くスライスする場合、切りにくければ上から見てひし形になるように置き、角からスライスしていくと切りやすいです。
この方法を使えば、円柱のパンも均一にスライスできますよ。
まとめ
食パンをスライスするのって簡単なことに思えるけれど、実際に切ってみたら難しい。
でも、ちょっとしたポイントさえ覚えていたらもっときれいにスライスできるはず。
食パンをスライスする時に、今回お伝えしたポイントを思い出してもらえたら嬉しいです。