ガス袋のデザインを変えるとどうなる?
皆さんは、「ガス袋」というものをご存じでしょうか?
パティスリーなどで焼き菓子の個包装に使われている袋で、透明なもの・マットなもの・柄ありのものなどいろいろな種類があります。
今回のコラムでは、透明なものとマットなものに入れたお菓子の見え方を比較。
それぞれにおすすめのラッピング方法もご紹介します。
ガス袋とは
ガス袋とは、食品を直接入れることのできる袋の中でも、酸素が透過しない処理を施した袋のこと。
脱酸素剤や乾燥剤などの鮮度保持材を入れてシーラーで密封することによって、お菓子の鮮度を保てるのが最大の特徴。
さまざまなサイズがあるガス袋は、お菓子の大きさに合わせて選ぶことができます。
デザインも、無地のものだけでなく柄のあるものなどバリエーション豊富。
ガス袋に入れるだけで、お店に並ぶお菓子のようになるのも魅力です。
透明とマットのガス袋にお菓子を入れて、見え方を比べてみよう
透明なガス袋とマットなガス袋に入れたお菓子が、どのように見えるのかを比べてみましょう。
今回使うガス袋
透明なガス袋
マットなガス袋
マドレーヌを入れてみた
焼き菓子らしい焼き色が付いたマドレーヌはどうでしょう。
透明
マドレーヌの焼き色や模様まではっきり見える。
マット
焼き色がやわらかく透け、明るく見える。
チョコフィナンシェを入れてみた
ココアやチョコレート味の焼き菓子も人気。
チョコレート色をしたフィナンシェはどうでしょう。
透明
フィナンシェの形や角がしっかり見え、シャープな印象。
マット
チョコレートの色が淡くなり、ふんわりした印象。
ピンク色のクッキーを入れてみた
いちごや抹茶など、カラフルな色が付いた焼き菓子もありますね。
いちごパウダーを使ったピンク色のクッキーはどうでしょう。
透明
クッキーの縁の形やデコレーションがはっきり見える。
マット
クッキーの表面がなめらかに見える。
まとめ
透明なガス袋は、お菓子の形や施したデコレーションもくっきり。
かわいくアイシングしたクッキーや、カラフルに仕上げたお菓子などにおすすめです。
マットなガス袋は、お菓子の表面や焼き色が均一に見えるので、なめらかでやさしい印象に。
高級感が増すので、入れただけでお店のような見た目になるのも高ポイント。
入れるお菓子によって使い分けたり、見せたいイメージによって選んだりすると、お菓子をラッピングするのがより楽しくなりそうですね。
皆さんはどちらがお好きですか?
透明なガス袋にお菓子を入れてラッピング
透明なガス袋は、中のお菓子の色やデコレーションが見えるようにラッピングするのがおすすめ。
紐やシールを片側に寄せると、中が見えやすくバランスも◎
また、紐やシールの色にお菓子の中の1色を使うと、まとまりが出てかわいさがUPします。
「透明袋でかわいいクッキーラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
マットなガス袋にお菓子を入れてラッピング
マットなガス袋は入れたお菓子がほんのりと透けるので、お菓子の色と合った紐やシールを使うのがおすすめ。
全体的に統一感のあるラッピングにすることができます。
焼き菓子をラッピングするなら、紐やシールをブラウン系でそろえるといいですね。
明るい色の紙紐と組み合わせて2色使うと、見た目が重くならず◎
「ガス袋で焼き菓子のナチュラルラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
ガス袋を使ってワンランク上のラッピングを
透明なものやマットなものなど、さまざまなデザインのあるガス袋。
お菓子の見え方ががらりと変わるので、ぜひ好みのデザインを探してみてください。
脱酸素剤やシーラーと併用して、ワンランク上のラッピングを楽しんでみてはいかがでしょう。