マルグリット型でかわいいタルトを作ろう!
お花の形をしたマルグリット型をご存じでしょうか。
マーガレット型とも呼ばれ、この型でバターケーキやゼリーを作ると、とってもかわいらしい形に仕上げることができます。
しかし、形にひかれて買ったものの、出番が少ない…なんて方も多いのでは?
今回は、マルグリット型を使ったフルーツタルトのレシピをご紹介します。
マルグリット型で!フルーツタルトのレシピ(TCBlackマルグリット型17cm1台分)
タルト生地を作る
材料
- 無塩バター…60g
- 粉糖…35g
- 塩…1g
- 卵黄…1個
- 薄力粉…120g
- アーモンドプードル…20g
下準備
- やわらかくしたバター(分量外)を型の内側に丁寧に塗り、薄力粉(分量外)を全体に振ってから冷蔵庫で冷やしておく。
- 薄力粉とアーモンドプードルは合わせてふるっておく。
- バターと卵黄は常温に戻しておく。
作り方
- バターをボウルに入れてゴムベラで練り、粉糖と塩を入れてホイッパーでふわっとするまでよく混ぜる。
- 卵黄を入れてよく混ぜ、ふるっておいた粉類を入れてゴムベラで切るように混ぜ合わせる。
- 生地がポロポロとしてきたら、ゴムベラでギュッと押し付けながらまとめる。
- ラップを広げて生地をのせ、3mmの厚さにのばす。冷蔵庫で1時間寝かせる。
- 生地を型に敷き込み、ラップをかけて冷蔵庫で冷やしておく。
カスタードクリームを作る
材料
- 卵黄…1個
- グラニュー糖…20g
- 薄力粉…13g
- 牛乳…100g
- バニラペースト…5g
- ラム酒…5g
- 無塩バター…10g
作り方
- 卵黄とグラニュー糖を白くなるまですり混ぜて、薄力粉を入れてよく混ぜる。
- 手鍋に牛乳とバニラペーストを入れ、周りがふつふつするまで加熱する。
- 1のボウルに少しずつ入れて混ぜ、こしながら鍋に戻す。
- 鍋を弱火にかけて絶えず混ぜ、とろみがつくまでしっかり加熱したら火を止める。
- バターとラム酒を加えて混ぜ溶かし、清潔なバットに広げる。ぴっちりと密着ラップをして素早く冷やす。
クレームフランジパーヌを作る
材料
- 無塩バター…40g
- 粉糖…40g
- 全卵…40g
- アーモンドプードル…40g
- カスタードクリーム…40g
下準備
- バターと全卵を常温に戻しておく。
作り方
- ボウルにバターと粉糖を入れてすり混ぜ、全卵を少しずつ入れてよく混ぜる。
- アーモンドプードルも入れて混ぜる。
先に作っておいたカスタードクリームから40g取って加え、よく混ぜ合わせる。
- タルト生地にクレームフランジパーヌを詰めて表面をならす。
170℃に予熱したオーブンで35〜40分間焼成し、型のまま冷ます。タルト台が完全に冷めたら、お皿にひっくり返して型から外す。
ディプロマットクリームを作って組み立てる
材料
- 生クリーム…150g
- グラニュー糖…10g
- カスタードクリーム…残り全量
- お好きなフルーツ…適量
- ナパージュ…適量
作り方
- グラニュー糖を加えた生クリームをかために泡立て、やわらかく練ったカスタードクリームと合わせる。
- 絞り袋に10mmの丸口金をセットしてディプロマットクリームを詰め、写真のように絞る。
- お好みのフルーツをのせて縁に粉糖を振りかけ、つや出しにナパージュを塗る。
- 出来上がり。
「マルグリット型で♪お花みたいなフルーツタルト」の詳しいレシピページはこちら。
生地をきれいに敷き込む3つのコツ
普通のタルト型よりも、溝が深くて大きいマルグリット型。
生地をきれいに敷き込むコツをお教えします。
1.生地は適度な室温に戻してから敷き込む
生地が冷たいままだと、パキパキと折れてしまいとても敷き込みづらいです。
生地にしなりが出るまで、室温に戻してから敷き込みましょう。
2.生地が破れたときの対処法
型の底に生地を着地させ、側面にヒダを寄せるようにして敷き込みますが、溝が深いため生地が破れてしまうことも。
そんなときは、残った生地をなじませて補強しましょう。
3.縁の仕上げはナイフを使う
よく切れるナイフで、型からはみ出た生地をこそげ取るようなイメージでカットすると、エッジのきいたシャープな縁に。
切った後はあまり触らないようにすると、シャキッとしたかっこいい縁に仕上げることができますよ。
マルグリット型はいろんなお菓子に使える!
お花みたいなかわいいタルトのレシピ、いかがでしたか?
マルグリット型はアイデア次第でいろんなお菓子に使えます。ぜひ活用してみてください!