ギモーヴを作ろう
もっちりぷるんとした食感とフルーティーな味わいが魅力のギモーヴ。
数年前から、お菓子屋さんでもよく見かけるようになりましたよね。
今回は、フルーティーなギモーヴのレシピをご紹介。
ギモーヴとよく似たお菓子、マシュマロとの違いも解説します。
フルーツの香りいっぱい♪ギモーヴレシピ
ギモーヴは、おうちで簡単に手作りすることができます。
かわいいパステルカラーのギモーヴを作ってみましょう。
使用するフルーツピューレを変えると、いろんな味や色に仕上げることができますよ。
材料(16cm×20cm×H3cmの容器1回分)
- フルーツピューレ(☆)…100g
- グラニュー糖(☆)…80g
- 水あめ(☆)…30g
- レモン汁(☆)…小さじ1
- 水(☆)…50ml
- 粉ゼラチン…10g
- 水(ゼラチンをふやかす用)…30ml
- コーンスターチ…10g
- 粉糖…10g
*今回の作業工程ではストロベリーピューレを使用
下準備
- 型にラップを敷く。
- コーンスターチと粉糖を混ぜ合わせ、半量を型にふるっておく。
- 粉ゼラチンは、大きめのボウルに入れた水でふやかしておく。
作り方
- ☆の材料を小鍋に入れて中火にかける。
- ぶくぶくと泡が立ち、105℃を超えたら火から下ろす。
- ゼラチンのボウルへ流し入れ、ゼラチンが溶けるまでハンドミキサーの低速で混ぜる。
- ゼラチンが溶けたらハンドミキサーを高速に切り替えて、白っぽくふわっとするまで根気よく泡立てる。
- ハンドミキサーの羽に絡みつくように重くなり、絞れるくらいのかたさになったら混ぜ終わり。
- 型に入れ、上をヘラでならして冷蔵庫で1時間程度冷やし固める。
- 冷えたら型から取り出す。
- 出来上がり♪
合わせておいたコーンスターチと粉糖を茶こしで満遍なく振りかけ、食べやすい大きさにカットする。
泡立てると、フルーツピューレの色は空気を含んで白っぽく淡くなります。
濃い色に仕上げたいときは、色付けに食用色素を使っても◎
ピューレを変えればアレンジも簡単♪
カシスピューレなら、程よい酸味が楽しめるギモーヴが出来上がります。
オレンジピューレで作れば、ビタミンカラーで爽やかな風味のギモーヴに。
「とっても簡単♪フルーティーギモーヴ」の詳しいレシピページはこちら。
ギモーヴはつまむとぷにゅっとして、食べるとじゅんわりとってもフルーティー!
ギモーヴと似たお菓子、マシュマロとの違いは?
ギモーヴとマシュマロの違い
爽やかなフルーツの味わいを感じられ、しっとりもっちりしているのが特徴のギモーヴ。
ギモーヴと似たお菓子といえば、「マシュマロ」ですよね。
マシュマロはギモーヴに比べると、甘さがあり軽い食感。この違いの理由はなんなのでしょう。
ギモーヴは、フルーツピューレとゼラチンを泡立てて固めたもの。
マシュマロは、メレンゲ・ゼラチン・シロップや香料を泡立てて固めたもの。
材料や製法の違いが、味や食感の違いに現れているんですね。
ギモーヴとマシュマロの由来
似て非なるこの2つのお菓子。実は、由来を辿ると同じものだともいわれているんです♪
ギモーヴもマシュマロも、今はゼラチンを使って作るのが一般的。ですが、元々は「ウスベニタチアオイ」という植物の根っこから取れるでんぷんを使って作られていたお菓子。
ウスベニタチアオイの英語表記から「marshmallow=マシュマロ」、フランス語表記から「guimauve officinale=ギモーヴ」と呼ばれるようになったそうですよ。
いろんなフレーバーで作ってみよう!
いかがでしたか?
フルーツピューレを使って作るフルーティなギモーヴは泡立てて冷やすだけなので、初心者さんでも簡単!
食べるとジュワッと口の中で溶けて、フルーツの香りが口いっぱいに広がるギモーヴ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪