蒸しパンをかわいくデコレーションしよう!
手軽なおやつ、蒸しパン。シンプルに楽しむのもよいですが、お絵かきすると見た目も華やかなかわいいおやつに♪
今回は蒸しパンの表面に模様やイラストを描いて楽しむ、お絵かき蒸しパンの作り方をご紹介します。
お絵かき蒸しパンのレシピ
蒸しパン生地は、ワンボウルで混ぜるだけの簡単でおいしいレシピ♪
表面が割れずにまん丸に膨らむレシピがあれば、いつものレシピでも大丈夫ですよ。
材料(直径7cmの型4個分)
- 卵…2個
- グラニュー糖…50g
- バニラオイル…4滴
- 牛乳…30g
- 植物油…10g
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…4g
- ココアパウダー…適量
- お好みの色素など…適量
下準備
- ココットなど耐熱性の型にグラシンカップを入れておく。
作り方
- 卵・グラニュー糖・バニラオイル・牛乳・植物油を混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる。
- お絵かき用の生地を取り分け、色を付ける。
- 白い生地を型の8分目まで入れる。
- コルネに3を入れ、好きな模様やイラストを描く。
- 蒸気の上がった蒸し器に入れ、弱めの中火で15分間ほど蒸せば出来上がり。
*粉をふるわないとダマが残ります。後の作業がやりにくくなるので、きちんとふるいましょう。
*取り分けた生地量の10%のココアパウダーを入れると、写真のような濃さに。
粉末の色素を加える場合は、少量の水や酒で液体状にして加えましょう。
入れすぎると濃くなるので、つまようじなどで徐々に加えるのがおすすめです。
一定の間隔で線を引いて、つまようじなどで線を入れると複雑な模様も簡単。
*一方向に線を引くのと、上と下から交互に引くのでも雰囲気が変わります。
*鍋を使う場合は、ぬらした布巾をふたに結び付け、蒸しパンに水滴が落ちるのを防ぎましょう。
せいろがない場合は、鍋を使って蒸し器を作ることができます。
鍋を使った蒸し器の作り方は、「蒸し器がなくてもOK♪HMで作るあんまん、ピザまんレシピ」のコラムをチェックしてくださいね。
いろんな模様やイラストで楽しくお絵かき♪
色付けた生地でぐるぐると円を描いたり、
動物のイラストにしたり。
ピンクに色付けた生地に白い生地でお絵かき。濃い色の線で縁取りして顔を描くとかわいい◎
なめらかな表面に仕上げるポイント
お絵かきした蒸しパンを、ひび割れのないふっくら丸い表面に蒸し上げるポイントは2つ。
1.穏やかな蒸気でゆっくり蒸す
強すぎる蒸気はひび割れの原因に。
蒸気が優しく上がる火加減でゆっくり蒸しましょう。
2.比重の重い生地をまとめて入れない
ココアをたくさん加えた生地や、作ってから時間がたちすぎた生地は、比重が重くなっています。
同じ場所に大量に入れると、ひび割れ原因に。
生地の比重があまり変わらないよう色素を使ったり、細い線で描いたり工夫しましょう。
お絵かきの必須アイテム・コルネの作り方
コルネは、アイシングクッキーやプレートにメッセージを書くときに使う小さな絞り袋。
蒸しパンにお絵かきする際にも使えるので、覚えると便利♪
- 長方形の紙を写真のように折り、カッターなどでカット。
- 角のない短辺側から巻く。
- 巻き終わったら、三角の端を少し引っ張って形を整える。
- 三角の端を折り込み、留める。
- 生地を入れ、先端が緩まないように継ぎ目と反対の方向に折れば完成。
- 使うときにはさみで先端をカット。カット面が小さいほど、繊細で細い線が描けます。
*断面がギザギザにならないように注意。
*幅が細すぎたり広すぎたりしても、詰めたものがうまく出てきません。
写真のように中心を合わせ、だいたい一定の幅に。
*この作業で先端が締まり、中身の漏れを防ぎます。
*生地が多すぎると絞りにくいので、入れすぎないのがポイント。少量のつもりでも、意外とたくさん入ってしまうことがあります。
コルネをうまく使うコツ
耐水性のある紙やOPPフィルムを使う
使用する紙は、耐水性のあるオーブンシートやグラシン紙など。
長時間生地を入れたままにするなら、ラッピングに使われるOPPフィルムがおすすめ。その場合、セロテープなどで留めてくださいね。
試し出ししてから使う
一度試し出しをしてから始めると、きれいな線が描きやすいのでお試しを。
詰まった場合は、指先などで先端の詰まりを出して、再び試し出しをして使います。
詰まりが取れない場合は、先端を軽くカットするかコルネを移し替えましょう。
お絵かき蒸しパンで楽しくおいしいおやつ時間を♪
アイデア次第で楽しめるお絵かき蒸しパン。
お気に入りのイラストや模様を描いて、楽しいおやつの時間に華を添えてみませんか?