海藻を練り込んでパンを焼いてみよう!
わかめや昆布など、日本の食卓でなじみ深い海藻は、食物繊維も多く栄養豊富で海外でも注目されている食材。
フランス・ブルターニュ地方には数種類の海藻を練り込んだ発酵バター、イタリア・ナポリには生のりを練り込んで揚げた「ツェッポレッレ」というお料理が。
その他の国々でも、海藻を使ったさまざまなレシピがあるようですよ。
今回ご紹介するのは、もちもちのフォカッチャ生地に海藻を練り込んだレシピ。
磯の香りが食欲をそそるパンを焼いてみませんか?
あおさのりを練り込んだフォカッチャのレシピ
練り込む海藻は「乾燥あおさのり」をチョイス。
そして、あおさのりの風味豊かな磯の香りを引き立ててくれる、甘く爽やかでほろ苦さのあるローズマリーも加えます。
あおさのりとローズマリーを一緒の水で戻すことにより、生地へのなじみがよくなりますよ。
材料(5枚分)
パン生地
- 強力粉…250g
- 塩…5g
- インスタントドライイースト…2.5g
- 水…145~150g
- オリーブオイル…20g
- 乾燥あおさのり…5g
- ドライローズマリー…2g
上掛け用オイル
- オリーブオイル…10g
- 水…10g
- 塩…1g
準備
- オーブンを250℃で予熱する。
*成形が終わったタイミングで予熱スタート。
作り方
- あおさのりとドライローズマリーを水にさっと浸す。
- ホームベーカリーなどのこね機に、1以外のパン生地の材料を入れて10~12分間こねる。
- 1を加えて3~5分間こねる。
- こね上がった生地をボウルに入れてラップをかけ、28℃で50~60分間一次発酵。
- 5分割(1個当たり約90g)して丸め、ビニールまたはラップをかけて一回り大きくなるまで15分間くらいベンチタイムを取る。
- 成形をする。
- 上掛け用オイルの材料を混ぜ合わせる。
- 最終発酵が終わった生地の表面に指穴を開け、はけで上掛け用オイルを塗る。
- 220~230℃で18~20分間焼成すれば出来上がり。
ザルに上げて水気を絞り、分量を35~36gにする。
*フレッシュローズマリーを使用する場合は、葉の部分をちぎって4~5g用意。
水気を絞ったあおさのりの分量を30~32gにし、ローズマリーの葉と合わせておく。
*時間はこね機によって異なるので目安にしてください。
フィンガーテストをして指穴が残れば発酵終了。
めん棒で生地をのばして直径10cmくらいの円形にし、シルパンまたはオーブンシートの上に並べる。
28~30℃で40~45分間、ふっくらと一回り大きくなるまで最終発酵。
スクエア型に入れて焼いても◎
スクエア型に入れて焼き上げると、ふっくら食感のフォカッチャに。
同じ配合で、18cm型がぴったり◎
作り方
- 一次発酵の終わった生地を左右から1/3ずつ折り、手前と向こう側からも1/3ずつ折って四角く整える。
- めん棒で生地をのばして型に入れ、28~30℃で40~45分間最終発酵。
- 生地の表面に指穴を開け、上掛け用オイルを塗る。
- 220~230℃で20~25分間焼成すれば出来上がり。
20分間くらいベンチタイムを取る。
「あおさのりとローズマリーのフォカッチャ」の詳しいレシピページはこちら。
パンと海藻のおいしいマリアージュを楽しもう
焼き上がったフォカッチャは、香ばしいあおさのりの香りと甘く爽やかなローズマリーの香りでいっぱい。
程よい塩気にうまみも感じられて、お料理はもちろんお酒とも相性抜群!
パンと海藻のおいしいマリアージュで、パン作りを楽しんでくださいね。