ほろ苦くてチョコっと甘いカンパーニュを作ろう
田舎パンという意味を持つカンパーニュ。食事パンとして食べられることが多く、スープなどに合う素朴なパンというイメージがありますよね。
今回ご紹介するのは、ココアとチョコチップを入れたお菓子っぽいカンパーニュのレシピ。
ライ麦や全粒粉などの代わりにココアを入れて、風味豊かに。ところどころに感じるチョコチップがいい味を出してくれます。
ココアとチョコチップのカンパーニュレシピ
材料(cotta パン発酵カゴ丸型18.5cm 1個分)
- 準強力…135g
- ドライイースト…1g
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- ココアパウダー…15g
- 水…118g
- チョコチップ…23g
- 強力粉(発酵カゴに振る用)…適量
下準備
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オーブンを焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
*天板もオーブンに入れ、熱しておく。
作り方
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こね機やホームベーカリーに、準強力粉・ドライイースト・塩・砂糖・ココアパウダー・水を入れてこねる。
こね終わり5分前になったら、チョコチップを入れてこねる。
*お使いの機械によってこね時間が違うため、調整してください。
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こね終わったらボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
*室温によって時間は前後します。
生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させてください。
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パンマットの上に出し、軽く手で押さえて空気を抜く。
丸め直してパンマットの上に置き、ぬれ布巾を被せて15~20分間ベンチタイム。
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成形する。
とじ目を上にしてパンマットの上に置き、軽く手で押さえて空気を抜く。
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手前の生地を奥に被せるように2つに折り、上から手で押さえて空気を抜く。
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向きを90度変え、とじ目を上に向けて置く。
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手前の生地を奥に被せるように2つに折り、手で上から押さえて空気を抜く。
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向きを90度変え、とじ目を下にして置く。
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奥から手前に向かって、生地を引くように締めながら丸め直す。
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発酵カゴに強力粉を満遍なく振る。
*カゴの内面に満遍なく粉を振ると、きれいに模様が出ます。
粉を振るだけの何でもない作業に思えますが、意外に難しいもの。簡単に効率よく行うには、粉糖振りを使うのがおすすめです。
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粉を振った発酵カゴに、丸めた生地をとじ目を上にして入れる。
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30℃で30分間程度、二次発酵。
生地が乾燥しないようにぬれ布巾などを被せ、2倍程度の大きさになるまでしっかり発酵させる。*常温でも大丈夫ですが、時間がかかります。時間は温度や湿度によって変わるので、生地の大きさを目安にしてください。
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オーブンシートの上に発酵カゴをひっくり返すように、パン生地をのせる。
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十文字にクープを入れる。
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熱した天板にオーブンシートごと滑らせるようにのせ、焼成。
電気オーブン、210〜220℃で28〜30分間。
ガスオーブン、200〜210℃で25〜28分間。
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焼き上がったらケーキクーラーなどにのせて冷ます。
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出来上がり!
「ココアとチョコチップのカンパーニュ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でチェック!
https://youtu.be/eeJIj7wVXxA
発酵カゴのお手入れ方法
手順
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使い終わった発酵カゴは、大まかな粉を払って落とす。
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ハケなどを使って隙間に入っている粉を取る。
*未使用の歯ブラシを使ってもいいと思います。
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しっかり粉を取り除いたら、水で洗う。
*特に今回は、生地にチョコチップが入っているレシピ。そのため、カゴにチョコレートが付く場合があります。
きれいに洗い流してください。 - 風通しのいいところで乾燥させてから片付ける。
コラム「フォトジェニックなカンパーニュを目指して。発酵かごでパン作り」でも、発酵カゴのお手入れ方法について詳しくご紹介しています。
参考にしてもらえると幸いです。
動画でおさらい
ココアとチョコチップのカンパーニュを作ろう
ココアとチョコチップを入れた、お菓子っぽいカンパーニュ。
ココアのほろ苦さがあって甘すぎないので、甘いものが苦手な方へのバレンタインプレゼントにもおすすめです。
ぜひ作ってみてください。