簡単!焼きチョコを作ろう
人肌や室温で溶け出してしまうため、夏には不向きなお菓子・チョコレート。
暑い時期になると、手に取りにくいですよね。
そこで今回は、夏場でも楽しめる溶けないチョコ、「焼きチョコ」のレシピをご紹介します。
チョコレートを焼いたらどうなる?
チョコレートは、一般的に28℃以上で溶けるといわれています。
理由は、温度が高くなるとチョコレートの中の油分が液化し、形を保てなくなるから。
では、チョコレートを高温で焼いたらどうなるのでしょう?
170℃のオーブンで3分間ほど焼いてみました。
写真左が焼いたチョコレート。
全体が溶けた後、表面がフツフツしてきて焼き固まり、指で触ってもくっつかない状態に。形状はほぼ変わっていませんね。
冷ますと、サクッとした食感はまるで焼き菓子のよう。
焼きすぎると崩れるので注意してくださいね。
チョコ感たっぷり!溶け出さない焼きチョコのレシピ
溶かしたチョコレートにビスケットの粉末を入れ、空気を含ませた崩れにくい焼きチョコのレシピです。
材料(2×1×1cmのもの約50個分)
- スイートチョコレート…100g
- シナモンビスケット…35g
- 太白ごま油…10g
- 薄力粉…30g
- ベーキングパウダー…1g
*今回はシナモンビスケットを使いましたが、シナモンはなくてもOK。
油分多めのザックリしたビスケットがおすすめ。軽いビスケットだとホロホロの仕上がりになります。
冷蔵便 cottaオリジナル ベルギー産チョコレート カカオ58 200g
竹本油脂 製菓用太白ごま油 200g
cotta フランス産小麦100%使用薄力粉 エクリチュール 1kg
作り方
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45〜50℃のお湯に、チョコレートを入れたボウルを当てる。
10分間ほど置いてからゴムベラで溶かす。*高い温度で溶かすと油分が出てしまい、焼き上がりの表面がべたつくので注意。
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ビスケットを厚手の袋に入れ、めん棒でたたいて砕く。
砕いたビスケットと太白ごま油を1に入れて混ぜる。
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薄力粉とベーキングパウダーをよく合わせ、ふるって2に入れ混ぜる。
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ラップに広げて厚さ1cmにのばし、冷蔵庫で約20分間冷やし固める。
*指で押さえたとき、少しへこむくらいが目安。
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オーブンに天板を入れて、180℃に予熱する。
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1×2cmにカットし、シルパットにのせる。
*工程4で冷やしすぎると、写真右のように断面がガタガタに。
冷やしすぎた場合は少し室温に置き、切りやすいかたさになるまで待ってください。
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天板にのせ15分間焼成。
焼き始めてから約8分たったら、やけどに気を付けながら天板を180度回転させ、焼きムラを防ぐ。*オーブンによって焼き時間は異なるので、様子を見ながら焼いてください。
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表面がふつふつとしてきて、触ってもくっついてこなければ焼き上がり。
食感はざくっとしていて、少しビターな大人の味です♪
*焼きチョコは形が崩れることはありませんが、暑い日の焼き菓子(フィナンシェなど)のように表面に油分が浮くことがあります。
「新食感♪さくさく!溶けない焼きチョコ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
ケーキトレーを使った焼きチョコのラッピング
焼きチョコはプレゼントにもぴったり!
ゴールデンケーキトレーに焼きチョコを並べた、簡単で華やかなラッピングはいかがでしょう。
「ケーキトレーを使った焼きチョコのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
溶かしたチョコで!焼きチョコタルトのレシピ
焼きチョコのほろっとした歯ごたえとサクサクのタルトがおいしい、チョコ好きにはたまらない簡単タルトです。
材料(シルフォーム船形8個分)
- 無塩バター…35g
- 粉糖…15g
- 塩…ひとつまみ
- 薄力粉…60g
- アーモンドパウダー…12g
- ココアパウダー…6g
- 全卵…6g
- ミルクチョコレート…90g
下準備
- バターを1cm角に切って冷蔵庫に入れておく。
- 粉糖・塩・薄力粉・アーモンドパウダー・ココアパウダーを混ぜておく。
作り方
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チョコレート以外の材料を全てフードプロセッサーに入れる。
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そぼろ状になるまでフードプロセッサーにかける。
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ラップにまとめて、冷蔵庫で2時間休ませる。
- オーブンを170℃に予熱。
- 生地を手で押さえながらやわらかくし、3mm厚にのばす。
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生地を型で抜く。
*ぎりぎり8枚抜ける生地量です。
一度に8枚は抜けないので、抜いたものをまとめてのばし、再度抜いていきます。
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シルフォームにのせ、20分間焼成。
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45〜50℃のお湯にチョコレートを入れたボウルを当てる。
10分間程度置いた後、ゴムベラで混ぜる。 -
焼けたタルトカップにチョコレートを流し、170℃で7〜10分間焼く。
*オーブンによって焼き時間は異なるので、様子を見ながら焼いてください。
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表面を触ってチョコレートがくっつかなくなれば、焼き上がり。
*焼きチョコタルトは形が崩れることはありませんが、暑い日の焼き菓子(フィナンシェなど)のように表面に油分が浮くことがあります。
「チョコを溶かして焼くだけ!簡単焼きチョコタルト」の詳しいレシピページはこちら。
そのままのチョコレートとは違ったほろっとした食感♪
サクサクしたタルトと一緒に、口の中いっぱいに広がるチョコレートを楽しめます。
市販のクッキータルトを使えばより簡単◎
焼きチョコタルトのラッピング
シールとリボンを使って、焼きチョコタルトをかわいくラッピング。
持ち歩きやすいので、一年中プレゼントできますよ♪
「リボンを使った焼きチョコタルトのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
夏でもチョコを楽しもう
夏場の常温でも溶け出すことなく、サクサクとしておいしい焼きチョコは、おやつにもプレゼントにも喜ばれるはず。
暑い時期に楽しめるチョコレート。ぜひ作ってみてくださいね♪