余りがちな生クリームを使い切りたい!
生クリームといえばお菓子作りでよく使う食材ですが、きっちり使いきれるレシピは少ないもの。賞味期限が短いので、中途半端に残ってしまうと悩みの種になってしまいます。
今回は、少量余ってしまったときにも確実に使いきれる、生クリーム100ml以下で簡単に作れるお菓子のレシピをご紹介します。
生クリーム30mlあれば作れる!生チョコのレシピ
少ない生クリームで作れるお菓子といえば、生チョコは外せません。
単純に生クリームの2倍のチョコレートを使えば作れるので、20~30mlだけ余ってしまった場合でも無理なく使いきることができるんです!
生チョコには、溶かしたチョコレートに生クリームを加えたり、刻んだチョコレートに温めた生クリームを加えたりと、いくつかの作り方があります。
ただ、別々に温めてから混ぜ合わせる方法だと、ただでさえ少ない材料があちこちの容器に残ってしまいがち。
ご紹介するレシピのように、初めから材料同士を一緒に湯せんすれば無駄なく作れます。
湯せんの温度が高くなりすぎないようにするのが、大事なポイントです!
材料(容量120cc程度<8×6×高さ2.5cm>の容器1台分)
- チョコレート(クーベルチュールがおすすめですが、板チョコでもOK)…60g
- 生クリーム…30g
- ココアパウダー…適量
作り方
- チョコレートは粗く刻み、生クリームとともに小さめのボウルに入れる。
- ゆっくりと混ぜながら40~50℃のお湯で湯せんし、なめらかになるまで溶かす。
- オーブンシートを敷いた型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
- ココアパウダーを振って、ナイフで切り分けたら完成。
冷凍保存しておけば、好きなときに食べられます。
冷蔵庫に移すか室温に出しておき、食べやすいやわらかさになってから召し上がってください。
アレンジレシピ:生チョコ大福
生チョコを求肥に包めば生チョコ大福に!季節を問わず、いつでも楽しめるスイーツです。
冷蔵庫から出し、チョコが少しやわらかくなってからが食べごろ。
やみつきの食感ですよ。
材料(6個分)
- 白玉粉…60g
- 水…100ml
- グラニュー糖…20g
- 生チョコ…90g(上記のレシピで1回分。6等分する)
- ココアパウダー…適量
作り方
- 求肥を作る。
- 満遍なく混ぜて、再度500Wで1分間加熱する。
- まな板にココアパウダーを振って、その上に求肥を取り出す。
- 生チョコを包み、冷蔵庫で冷やせば完成!
白玉粉・水・グラニュー糖を耐熱容器に入れて混ぜ合わせ、ラップをかけずに500Wの電子レンジで1分間加熱する。
さらに混ぜて、熱が通って生地が伸びる状態になればOK。
粗熱が取れたら6等分し、丸く広げて冷ます。
求肥が熱いとチョコが溶けだすので、冷めてから包みましょう。合わせ目はしっかりつまんでとじてくださいね。
底面など分厚くなりがちな部分は、キッチンハサミで切り落として、切り口にココアパウダーをまぶして整えると〇
切り口や手にくっつきそうなときには、その都度ココアパウダーをまぶしましょう。
求肥の作り方・包み方のポイントは、「レンジで簡単!クリーム大福のレシピ」のコラムで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
生クリーム60mlで作れる!レアチーズケーキのレシピ
ちょっとだけ甘いものが食べたいときにぴったりな、混ぜるだけのチーズケーキはいかがでしょう。
口当たりなめらかで、冷やせばきれいに切り分けることもできます。
ゼラチン不使用なので、生クリームの量に合わせて計算しやすい配合です。
材料(容量約100mlの容器2つ分)
- クリームチーズ…40g
- グラニュー糖…15g
- 牛乳…10ml
- 生クリーム…60ml
- レモン汁…1g
- ビスケット…2~3枚
- ベリー類…適量
作り方
- クリームチーズとグラニュー糖をやわらかくなるまで練り、牛乳を少しずつ加えてなめらかに溶きのばす。
- 生クリームを加え、空気を含ませるようにハンドミキサーで泡立てる。
- レモン汁を加えて全体に混ぜ合わせる。
- ビスケットを砕いてカップに敷き、3をのせる。ベリー類をトッピングすれば完成。
*羽を持ち上げても落ちなくなるまで、しっかりと。
トッピングには味・見た目の面からベリー類がぴったりですが、フルーツソースをかけてもおいしく召し上がっていただけます。
アレンジ自在のおすすめクリーム
ふわっとやわらかな食感のこのチーズクリームは、オムレットにしたり、
ロールケーキにしたりするのも◎巻きやすく、切りやすいのでおすすめです。
他にも、タルトカップに入れたり、パイ生地にのせたりとアレンジは自由!
生クリームが余ったときのために
生クリームはそれなりの値段がするものなので、無駄なく使いきりたいですよね。
今回のレシピの他にも、コラムでは余った生クリームの活用法が紹介されています。併せてご覧ください。
使い方のアイデアをストックしておくと、生クリームが余ったときに困りませんよ。
- よーちんママさんのコラム
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