インスタントコーヒーを使ってお菓子を作ろう
コーヒーは豆をひいてドリップするという方も、お菓子作りにはインスタントコーヒーを使うことが多いのではないでしょうか。
インスタントコーヒーは濃度の調整が簡単なので、コーヒー味のお菓子を作るのにぴったり◎
今回は初心者さんでも難しくない、混ぜて焼くだけのコーヒーマドレーヌのレシピと、アレンジをご紹介します。
使用するインスタントコーヒーについて
お菓子作りに使うインスタントコーヒーは、粒子が細かく溶けやすいものがおすすめ。
私がよく使うのは、『ネスカフェ』の“エクセラ”。ご紹介するレシピでも使用しています。
瓶に入った家庭で使いやすいサイズのものが、スーパーなどで販売されています。
コーヒー味のお菓子をたくさん作りたいときには、cottaさんで大容量タイプの取り扱いも。
違うメーカーのものを使う場合は、様子を見ながら混ぜ込み、お好みの分量を見つけてくださいね。
インスタントコーヒーを使う上での注意点
インスタントコーヒーは、長く置いておくとカビが生えたり、酸化して味が悪くなったりすることがあります。
開封後はきちんと密閉して冷暗所に保存し、早めに使い切るようにしましょう。
取り出す際は、水気のない清潔なスプーンを使うのも大事なポイントです。
コーヒーマドレーヌの作り方
コーヒーの苦みと風味をしっかり楽しめる、大人味のマドレーヌ。
材料(ホタテ形のマドレーヌ型<70×68×h20mm>6個分)
- 無塩バター…50g
- グラニュー糖…55g
- 卵(Mサイズ)…1個
- 薄力粉…60g
- ベーキングパウダー…1.5g
- インスタントコーヒー…5g
- 熱湯…10cc
下準備
- 卵は室温に戻す。
- バターは、小鍋や電子レンジ、湯せんなどで溶かしておく。
- インスタントコーヒーを熱湯で溶かす。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるう準備をしておく(あらかじめふるっておいてもOK)。
- 型に離型油をスプレーするか、分量外のやわらかく練ったバターを薄く塗っておく。
作り方
- 卵をボウルに割り入れて泡立て器でほぐし、グラニュー糖を加えてよくすり混ぜなじませる。
- 粉類をふるいながら加え混ぜ、粉気がなくなってきたら、溶かしたバターとコーヒー液を入れて混ぜ合わせる。
- ボウルにラップをかけ、1時間ほど冷蔵庫に入れて休ませる。
- 生地を絞り袋に入れ、先を型の幅くらいにカットする。
- 完成!
*バターとコーヒー液は、ゴムベラできちんと払って入れましょう。
冷蔵庫から出す前にオーブンを180℃に予熱する。
*休ませずに焼くと気泡が多くなりやすく、”へそ”ができません。
1個当たり30g程度絞り出し、予熱が完了したオーブンで15分間ほど焼く。
*お使いのオーブンやお好みに合わせて、時間や温度は調整してください。
焼き上がりの目安
しっかりと膨らんで表面や縁に焼き色が付いているか確認を。
竹串を刺してみて生地がついてこなければ、中央まで火が通っているので焼き上がりです。
型を変えたりトッピングしたりとアレンジ自在♪
同じマドレーヌ生地でも、型を変えたり、トッピング素材を混ぜたりすれば、見た目も味も違った印象に。
焼きドーナツ型で
焼きドーナツ型は、中央に穴が開いているので熱が均一に通りやすく◎
チョコチップを加えて、味にアクセントをプラスしてみるのもおすすめです。
生地を作るとき、最後にチョコチップ30gを加え、練らないようにゴムベラで混ぜ込めばOK!
生地を休ませた後に絞り袋に入れ、型に流して焼いてくださいね。
型の容量や材質に合わせて、焼き時間や温度は調整を。
ワッフルメーカーで
オーブンを使わず、ワッフルメーカーで焼くこともできます。
ワッフルメーカーはオーブンと熱の通り方が違うので、生地を休ませる必要がなく、すぐに食べたいときにおすすめです。
生地ができたら、予熱したワッフルメーカーにお玉ですくって入れましょう。
「ベルジャンワッフルメーカー」なら、4枚作れます。
火加減は中弱火くらいが目安。
焦げないように火力を調整しながら、中に火が通るまで、たまに返しつつ合計5~7分間ほど焼けば出来上がりです。
焼きたてはふわっと、少し冷めると外側がサクッと香ばしい食感に。
しっかり冷めたものも、かたくならずに味がなじんでおいしいですよ。
バニラアイスや泡立てた生クリームを添えれば、満足感アップ!
もちろん、チョコチップを加えて焼くのも◎
「コーヒーの日」にちなんで、コーヒー味のお菓子はいかが?
世界的に「コーヒーの日」が制定されているのをご存じですか?
それは、10月1日。
言わずもがなですが、コーヒー味のお菓子はコーヒーとの相性抜群!
おうちカフェで、存分にコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょう♪