バレンタインの後に甘くないお菓子はいかがでしょうか?
お菓子作りが好きな方には楽しいイベントのひとつ、バレンタイン。
みなさん、きっとたくさんチョコレートのお菓子を作ったのではないでしょうか。
バレンタインが終わって、甘いものよりもしょっぱいものが食べたい気分。そんな時におすすめの甘くないスイーツをご紹介します。
シフォンサレ
おかず系のシフォンケーキ「シフォンサレ」。
砂糖をグンと減らして作りますが、基本的な作り方は普通のシフォンケーキと同じです。甘くないシフォンケーキもおいしいですよ。
材料(17cmシフォン型)
- 卵黄(Lサイズ)…3個
- 製菓用グラニュー糖(卵黄生地用)…10g
- 太白ゴマ油…30g
- 牛乳…40g
- 薄力粉…70g
- 卵白(Lサイズ)…4個
- 製菓用グラニュー糖(メレンゲ用)…20g
- レモン汁…小さじ1/3
- ベーコン…20g
- フライドオニオン…15g
- ブラックペッパー…少々
*砂糖の量が少ないので、レモン汁を入れてメレンゲの泡を安定させます。
作り方
- ボウルに卵黄を入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器で混ぜる。
- 太白ゴマ油を加えて混ぜ、牛乳も加えてよく混ぜる。
- ふるった薄力粉を加えてしっかりと混ぜ、細かく刻んだベーコンとフライドオニオン、ブラックペッパーも入れて混ぜます。
- 別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーの低速で5〜10秒ほど溶きほぐしたら、グラニュー糖を2〜3回に分けて加えながら高速で泡立てます。
角が立つくらいのメレンゲができたらレモン汁を加え、低速で1分間きめを整える。 - 3のボウルにメレンゲの1/3量を加え、泡立て器でしっかりと混ぜる。残りのメレンゲを加えたら、泡をつぶさないように混ぜ合わせる。
- 生地を型に流し入れ、軽くゆすって平らにする。型を1回だけ台に打ち付けて、余分な空気を抜く。
- 180℃に予熱したオーブンで30分間焼く。
- 焼き上がったら、15cmくらいの高さから落として蒸気を逃し、逆さにして冷ます。完全に冷めたら、型からはずす。
*砂糖が少ないため、通常のメレンゲのようにツヤはあまり出ませんが、角はしっかりと立ったメレンゲを作りましょう。
シフォンケーキを作る細かなコツは「シフォンケーキの失敗しない作り方」も参考にしてください。
甘さ控えめのふわふわしっとりのシフォンケーキにベーコンとフライドオニオンの塩気、そしてブラックペッパーのアクセント。ワインにも合いそうなシフォンケーキです。
グジェール(チーズのプチシュー)
「グジェール」とは、フランス・ブルゴーニュ地方のチーズを混ぜた一口サイズのシュー生地のことです。
グリュイエールチーズやコンテチーズを使うことが多いそうなのですが、今回はお手軽に粉チーズを使いました。
材料(30個分)
- 薄力粉…60g
- バター…40g
- 水…50ml
- 牛乳…50ml
- グラニュー糖…2g
- 塩…1g
- 卵…100g
- 粉チーズ(混ぜ込み用)…20g
- 粉チーズ(トッピング用)…10g
作り方
- 鍋に水・牛乳・バター・グラニュー糖・塩を入れて火にかける。
- バターが溶けて沸騰してきたら火を止めて、ふるっておいた薄力粉を一気に加え、ゴムベラで手早くひとつにまとめる。
- 再び火にかけ、生地を練りながら水分をとばす。生地に粘りが出て、鍋底に薄い膜が張って来たら火からおろしてボウルに移す。
- 生地が温かいうちに、割りほぐした卵を少量ずつ加え、ゴムベラで手早く混ぜていく。生地がなめらかになり、ゴムベラを持ち上げたときに生地がゆっくりと落ちて逆三角形の形になるくらいが目安。
- 4に粉チーズを入れて混ぜ合わせる。
- 直径1cmの丸口金をつけた絞り袋に生地を入れ、オーブンペーパーを敷いた天板に直径2cmくらいの大きさに絞り出す。
- 4の時に残った卵液(なければ水)をフォークなどでつけて、上に粉チーズをふりかける。
- 200℃に予熱したオーブンで約20分焼く。
*卵は生地の固さを見て、調整しながら加えてください。
チーズのほんのりとした塩気があり、後を引くおいしさ。そのまま食べるのはもちろん、中に生ハムやアボカド、サーモンなどを詰めてオードブル風にしてもおいしいです。
おやつにも、お酒のおつまみにも、パーティにも!
シフォンサレやグジェールはおやつだけじゃなく、お酒のおつまみにもぴったり。一口サイズにすれば食べやすいですし、パーティメニューや手土産に持って行っても喜ばれますよ。
甘いお菓子もいいけれど、たまには甘くないお菓子もおすすめです。