フレジェとは
フレジェとは、ショートケーキのフランス版といわれるスイーツ。
フランスでは、春先になると酸味のきいた小粒のいちごが市場に出回り、そのいちごを使ったケーキがあちこちのパティスリーに並ぶのだそう。
カスタードクリームとバターで作る甘いムースリーヌと、いちごの酸味がとってもおいしいフレジェ。
春の訪れを感じながら、おうちでフレジェを作ってみませんか?
フレジェのレシピ(15cmデコ型1台分)
ジェノワーズのレシピは、レシピページに詳しく記載しているのでぜひご覧ください。市販のスポンジケーキを使ってもOKです。
クレームムースリーヌを作る
材料
- 卵黄…M2個
- グラニュー糖…50g
- 薄力粉…30g
- 牛乳…220g
- バニラペースト…適量
- 無塩バター…120g
下準備
- 薄力粉はふるっておく。
- バターは常温に戻しておく。
作り方
- 牛乳とバニラペーストを手鍋に入れ、周りがふつふつするまで温める。
- ボウルに卵黄をほぐし、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜ、薄力粉も入れて混ぜる。
- 2のボウルに1を少しずつ注ぎ入れ、その都度よく混ぜる。
- 網でこしながら鍋に戻し入れ、弱火にかけてしっかりとろみがつくまで混ぜながら加熱する。
- 底からプクプクと気泡が上がってきたら火を止め、バットに移してラップを密着させたら冷蔵庫で冷やす。
- 冷えたカスタードクリームを網でこし、ハンドミキサーでなめらかになるまでよく混ぜる。
- 常温に戻したバターをハンドミキサーでよく混ぜる。カスタードクリームを数回に分けて入れ、分離に気をつけながらその都度よく混ぜる。
- できたクレームムースリーヌを絞り袋に入れておく(口金はつけなくてよい)。
組み立てる
材料
- ジェノワーズ(1cmの厚みにスライスしたもの)…2枚
- いちご(小粒のもの)…40個程度
- 水(☆) … 30g
- 砂糖 (☆)… 20g
- ラム酒(☆) … 大さじ1
- ラズベリーピューレ(★)…50g
- ストロベリーピューレ(★)…30g
- グラニュー糖(★)…30g
- レモン汁(★)…小さじ1
- 水(★)…20g
- 粉ゼラチン(★)…3g
下準備
- ☆の材料を耐熱容器に入れ、レンジで温めてシロップを作る。
作り方
- 1cmの厚みにスライスしたジェノワーズを2枚用意する。
- 15cmのセルクルを使い、ナイフでセルクルの外周りをカットする。
- 15cmの底取タイプのデコ型に繰り返し使えるオーブンシートを敷き、スポンジをセットする。
- 同じ高さにそろえたいちごを縦半分にカットし、写真のように並べる。
- 絞り袋の先を1.5cmほどカットし、いちごの隙間を埋めるようにムースリーヌを絞り、底面にも薄く絞り出す。
- いちごをぎっしりと敷き詰める。
- ムースリーヌでいちごの頭が隠れたら、ヘラなどを使って平らにならす。
- もう一枚のスポンジをのせ、シロップをうつ。
- ★の材料を手鍋に全て入れ、ベリージュレを作る。
- 冷蔵庫で最低2時間冷やし、型から取り出したら出来上がり。
*型に対して少し大きめにしたいので、必ずセルクルの外側をカットしてください。
ハケでシロップをうつ。
いちごの間に隙間が空かないようにムースリーヌを絞り出す。
*上塗り用のムースリーヌを、少し残しておいてください。
残りのムースリーヌを薄く絞ってならし、ラップをかけて冷やしておく。
沸騰したら火を止めて氷水で冷やし、液体が冷たくなったら8の上に流す。
いちごを飾って仕上げても素敵♪
「断面萌え♪フレジェ」の詳しいレシピページはこちら。
断面をきれいに見せるコツ
カットしたときに、いちごがきれいに見える方法をお教えします!
いちごを敷き詰める際のポイントは、ナイフを入れる位置をあらかじめ決めておくこと。
写真を参考に、決めた位置に線を描くようにいちごを配置し、オーブンシートにも印を入れておきましょう。
型から外したら、オーブンシートを剥がす前にお皿にのせ、オーブンシートに付けた印の位置をチェック。
ここではわかりやすく黒いペンを使いましたが、マスキングテープを使ってもいいですね。
あとは、印に沿ってカットするだけ。
印を入れておくと、必ずいちごが出てくるため美しい断面に♪
断面美♪フレジェを作ってみよう!
いかがでしたか?
丁寧にムースリーヌを作り、断面を意識したカットを行えば、とっても美しいフレジェを作ることができます♪
ぜひチャレンジしてみてくださいね。