花びらみたいなクッキーを作ろう
花には、人に癒しや安らぎを与え、笑顔にするパワーがあるように思います。
そんなお花のようなクッキーを作って贈れば、もらう側も作る側もHAPPYになれそうですよね。
今回ご紹介するのは、花びらのような形のクッキーのレシピ。
ひらひらと舞う花びらのようにやわらかなカーブを描くクッキーを、ラングドシャで作りましょう。
ペタルクッキーのレシピ
「ペタル(petal)」とは英語で、「花びら」という意味。
とても簡単なレシピですが、工程内のちょっとしたコツもお教えします。
用意するもの
- ラングドシャプレート
- シルパット
- 段付きパレットナイフ
- オーダーメイド天板(あれば)
- 直径が約3cmのめん棒
ラングドシャ生地はダレやすいので、均一な大きさにするためにラングドシャプレートがあると便利。
穴の開いたシルパンではなく、穴のないシルパットを使用します。
なければ、カード(ドレッジ)でもOK!
カーブをつけるのに使用します。
なければ、ラップの芯にラップを巻き付けて代用してください。
材料(3.2cm×3.5cmの大きさのもの60枚分)
- 無塩バター…50g
- 粉糖…50g
- 卵白…50g
- 薄力粉…50g
- Wiltonアイシングカラー(ピンク・黄・緑)…適量
下準備
- バター、卵白は必ず室温に戻す。
- オーブンを180℃に予熱。
*冬場の卵白は、30℃くらいに温めるとよい。
作り方
- 室温に戻したバターを、マヨネーズ状になるまでハンドミキサーで混ぜる。
- 粉糖をふるい入れ、ふわっとするまで立てる。
- 室温に戻した卵白を3回に分けて加える。
- 薄力粉をふるい入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。
- 生地を3等分し、ジェルカラーで色をつける。
- 生地をラングドシャプレートに入れ、段付きパレットナイフですり込んでならす。
- すり切った生地を空いた部分に入れ、同様にすり込んでならす。
- ラングドシャプレートをゆっくり外す。
- 180℃に予熱したオーブンで9分間焼く。周りにうっすら焼き色がつけばOK。
- 熱いうちにめん棒にのせて、カーブをつける。
- 残りの生地でも、6~10を繰り返す。
- やわらかなカーブを描く、ペタルクッキーの出来上がり。
ここがポイント
卵白の量が多いため、分離しやすいので注意!生地がタラタラと流れるようであれば、まだつながっていません。
ハンドミキサーでしっかり立てて生地をつなげましょう(場合によっては一瞬湯せんにあてるなどし、生地温度を少し上げても)。
生地がつながり、締まると写真のような状態になります。
粉を入れればつながりますが、焼き上がりがネッチョリとした食感のラングドシャに。粉を入れずに生地をつなげるのがおすすめです。
*生地は、グラムを量ってきっちり割ってください。
着色は濃くしすぎず、淡い色を目指すと春っぽくきれい◎
*途中、5分経過したら天板を半回転させて焼きムラを防止。
ここがポイント
めん棒に一列にのせてカーブをつけたら外し(冷めていなくても、カーブしたままの形が保たれます)、次々にカーブをつけてください。
天板から離した途端に冷めて固くなりはじめるので、ここは手早く!温かいうちに作業をしないと、割れてしまったりカーブがつかなかったりする原因に。
やけどしないようご注意ください。
*次の生地をのせる前に、一度シルパットを天板から外して冷ましてください。
「春色ペタルクッキー」の詳しいレシピページはこちら。
花びらを詰め込んで♪おすすめのラッピング
パステルカラーがかわいい春らしいペタルクッキーは、プレゼントすれば喜ばれること間違いなし♪
透明ケースを使って、中身の見えるラッピングで仕上げましょう。
ラッピング方法
- 透明円筒ケースの高さを3cmに調整する。
- シート乾燥剤を敷き、ぐるっと一周ペタルクッキーを敷き詰める。
- 中央にも敷き詰める(全部で42枚入りました)。
- フタをし、リボンを結んでシールを貼る。
リボンなど帯状のものを高さ3cmのところに巻き、カッターナイフの刃で印をつける。
いったん印より上に、ハサミを入れる。後から印の上をカットし、切り口を真っ直ぐに整える。
春色ペタルクッキーの詰め合わせ、完成です♪
「透明ケースを使ったペタルクッキーのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
見た目でも楽しめるペタルクッキー
バターの香りが口いっぱいに広がるラングドシャで作るペタルクッキー。
お味ももちろんですが、見た目でも楽しんでいただけます。
ぜひ作ってみてください。