クッキー缶に巻いてある“あのテープ”の正体、知ってる?
最近、いろいろなお店でよく見かけるクッキー缶。本体とフタの間にぐるりとテープが巻かれていますよね。
他にも、お菓子の入ったプラスチックケースなどに巻いてあることも。
皆さんは、あのテープの正体をご存じでしょうか?
今回は「封緘テープ」と呼ばれる、封をするためのアイテムについてご紹介。
専用アイテムならではの優れた特性を詳しく解説します。
封緘テープとは
封緘テープとは、封をするためのテープ。
「封緘=ふうかん」と読みます(封緘という言葉の意味は「封をとじること」)。
各メーカーがさまざまな特徴のある封緘テープを開発していますが、cottaで取り扱っている封緘テープは、お菓子の缶などの封をするためのビニールテープ。
しなやかで伸びがよく、凹凸面などにも密着させることができます。
下の画像、引っ張ると伸びるのがおわかりになるでしょうか?
耐水性・耐湿性にも優れているため、缶やケースの中身を湿気から守ってくれるという特徴も。
乾燥剤と合わせて使用するのがおすすめです。
封緘テープとセロハンテープの違い
封緘テープは、セロハンテープと見た目が似ていますよね。
封緘テープの代わりに、セロハンテープは使えないのでしょうか?
封緘テープには、セロハンテープにはないしなやかさがあります。
セロハンテープだと凹凸面へ密着させるのが難しいですが、封緘テープならぴったりと密着。
封緘テープは缶にしっかり密着するだけでなく、耐水性・耐湿性もあるので湿気をブロック。セロハンテープや他のテープでは、湿気を防ぐことはできません。
封緘テープを巻いてみよう!
封緘テープを缶にぐるりと巻いてみましょう。
ちょっとしたポイントを押さえれば、よりきれいに仕上がりますよ。
- 巻き始めを押さえ、缶の本体とフタの継ぎ目に沿って貼る。
- 凹凸に密着させるように指でしっかり押さえると、隙間ができにくい。
- 角のカーブは、封緘テープを引っ張りながら進めると、カーブに沿ってテープが伸びるので、きれいに貼りやすい。
- 巻き終わりは、写真のように封緘テープを少し折り返してくっつけておくのがおすすめ。
開けるときに、巻き終わりの場所がわかりやすく剥がしやすいので、親切◎
丁寧に貼ると、写真ではテープが見えにくいくらいですね!
封緘テープでお菓子のラッピングをワンランクアップ
クッキー缶を作るときに大事な役割を果たす、封緘テープ。
ひとつあればさまざまな缶やケースに使えるので、持っていて損はないアイテムです。
おいしく食べてもらいたい手作りお菓子のラッピングに、ぜひご活用ください。