体にうれしい雑穀入りのパンを作ろう
健康志向の高まりから人気の雑穀。ご飯に混ぜたり、サラダなどの総菜に加えたり、食べ方はさまざま。
その雑穀をパンにもプラスして、おいしさはもちろん、栄養たっぷりでヘルシーなパンを作りませんか?
今回は、いろいろな雑穀がブレンドされた「マルチシリアル」を使ったパンレシピをご紹介します。
「マルチシリアル」ってどんなもの?
cottaで取り扱っている「マルチシリアル」は、オーツ麦・麦芽粉・ひまわりの種・亜麻仁・ゴマ・トウモロコシ・大豆などの穀物がバランスよく配合されたパン用ベースミックス。
日本における雑穀の定義は「主食以外に日本人が利用している穀物の総称」だそうで、マルチシリアルに含まれている穀物はそれに当たります。
小麦粉の分量の10~25%をマルチシリアルに置き換えれば、マルチシリアルパンに。
褐色を帯びた生地の香ばしい香りと雑穀の深い味わい、しっとりとした食感が楽しめるパンを手軽に作ることができます。
雑穀には、ビタミン・ミネラル・食物繊維といった日頃不足しがちな栄養素が豊富。マルチシリアルは健康を意識したパン作りの強い味方ですね。
マルチシリアルの丸パンレシピ
雑穀の豊かな風味と香りがいっぱいに広がるパンを作りましょう。
毎日のお食事やサンドイッチにもぴったりな丸パンは、飽きのこないおいしさ。
成形後にシードミックスやオートミールをトッピングすれば、食感と香ばしさがアップ。ルックスの違いも楽しいパンに◎
材料(6個分)
- 強力粉…170g
- マルチシリアル…30g
- はちみつ…10g
- 塩…4g
- インスタントドライイースト…2g
- 水…126~130g
- 無塩バター…10g
- シードミックス…適量
- オートミール…適量
作り方
- ホームベーカリーなどのこね機に無塩バター以外の材料を入れ、8~10分間こねる。
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無塩バターを加えて8~10分間こねる。
-
28~30℃で約60分間一次発酵。
フィンガーテストをして、表面に指穴が残れば発酵終了。
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6個に分割して丸め、約15分間ベンチタイム。
-
ガスを抜いて丸め直す。
トッピングをする場合は、ぬらしたキッチンペーパーに生地の表面をあて、シードミックスやオートミールに軽く押し付ける。
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オーブンシートの上に並べ、30~32℃で40~50分間最終発酵。
オーブンの予熱スタート。240~250℃に設定して、天板も一緒に温める。
- 生地の表面とオーブン庫内に霧吹きで水を吹きかけ、200~210℃で12~15分間焼成。
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出来上がり♪
「雑穀のやさしい甘み♪マルチシリアルの丸パン」の詳しいレシピページはこちら。
同じ生地でちぎりパンアレンジもGood
丸パンの生地をスクエア型に入れて焼けば、ちぎりパンに。
型に入れて焼き上げると、しっとり感がアップします。
作り方
- 「マルチシリアルの丸パンレシピ」の工程1~3と同様に生地を作る。
- 一次発酵が終わった生地を9個に分割して丸める。
- 約15分間ベンチタイム。
- 丸め直して成形し、お好みでトッピングをして15cm角のスクエア型に入れる。
- 30~32℃で40~50分間最終発酵。
- 生地の表面とオーブン庫内に霧吹きで水を吹きかけ、200~210℃で20~25分間焼成。
- 出来上がり。
スイーツもおすすめ!リエージュワッフルのレシピ
マルチシリアル入りのワッフルは、雑穀のやさしい甘みと風味が感じられ、香ばしさも格別。
おやつはもちろん、お食事に合わせてもおいしいですよ。
材料(6枚分)
- 強力粉…170g
- マルチシリアル…30g
- きび砂糖…30g
- 塩…3g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…4g
- 牛乳…80g
- 卵…40g
- 無塩バター…60g
- シードミックス…適量
- オートミール…適量
下準備
- バターは1cm角に切っておく。
作り方
- ホームベーカリーなどのこね機に無塩バター以外の材料を入れ、10~12分間こねる。
- 無塩バターを加えて12~15分間こねる。
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28~30℃で約40分間一次発酵。
フィンガーテストをして、表面に指穴が残れば発酵終了。
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6個に分割して丸め、約10分間ベンチタイム。
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熱したワッフルメーカーにオイルスプレーをしたらプレートの上に生地を置き、4~5分間焼く。
*トッピングする場合は、シードミックスやオートミールを生地全体にまぶしてから同様に焼きます。
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出来上がり♪
「カリッと香ばしい♪マルチシリアルのリエージュワッフル」の詳しいレシピページはこちら。
マルチシリアルを使って、おうちで雑穀パンを楽しもう
いろいろな雑穀の甘みやうま味、そして食感が楽しめるマルチシリアル。
栄養価が高いこともうれしいですよね。
マルチシリアルは、今回ご紹介した丸パンやリエージュワッフルの他に、食パンやハード系のパンとも相性抜群。
ぜひおうちでのパン作りに取り入れてみてください。