ロシアのパン ピロシキを作ろう
たっぷりの具材を包んだロシアの総菜パン・ピロシキ。
今回は日本でなじみ深い、ひき肉ベースの具材を包んだ、揚げて作るピロシキのレシピをご紹介します。
ピロシキとは
ピロシキとは、ロシアの伝統的な家庭料理のひとつ。
日本では、ひき肉などの具材を包んだ揚げパンを想像する方が多いかもしれませんね。
でも本場ロシアでは、揚げるだけでなく焼く場合もあり、どちらかというと、焼いて仕上げるタイプのほうが主流なんだとか。
ひき肉の他に魚介・野菜などを包むこともあれば、ジャムなどの甘いもの包んでおやつ感覚で食べることもあるそうです。
ピロシキのレシピ(6個分)
具材を作る
材料
- 合いびき肉…95g
- 玉ねぎ…約1/4個
- 春雨…10g
- ゆで卵…1/2個
- 塩…適量
- こしょう…適量
- しょうゆ…小さじ1/4
- 炒め油…適量
下準備
- ゆで卵を作っておく。
作り方
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ゆで卵は粗く切る。
春雨はゆでて戻し、みじん切りにする。
玉ねぎはみじん切りにする。
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フライパンに炒め油を入れて火を点け、玉ねぎを入れて炒める。
ひき肉も入れて炒め、塩・こしょう・しょうゆで味を付ける。
*少し濃い味付けにしておくとおいしい◎ -
粗熱を取ってボウルに入れ、全ての具材を混ぜ合わせる。
パン生地を作って仕上げる
材料
- 強力粉…150g
- ドライイースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- 無塩バター…10g
- 牛乳…100g
- 揚げ油…適量
下準備
- 揚げ油の準備をしておく。
作り方
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ニーダーやホームベーカリーに強力粉から牛乳の材料を入れ、こねる。
*お使いの機械によってこね時間が違うので、調整してください。
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ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
*室温によって時間は前後するので目安に。生地が2.5~3倍くらいに膨らむまで、しっかり発酵させてください。
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6分割(1つ約45g)して軽く丸め直す。
ぬれ布巾をかぶせ、10~15分間ベンチタイム。
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成形する。
とじ目を上にして手で軽く押さえ、ガスを抜く。
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めん棒を上下にかけ、長さ13~15cmになるように細長くのばす。
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1個当たり20~25g具材をのせる。
上下の生地を持ち上げてしっかりとじ、とじ目を下にして形を整える。*とじ目をしっかりとじるのがポイント。
とじが甘いと、揚げているときに開いてしまいます。
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全ての生地を成形する。
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天板にクッキングシートを敷いて、その上に成形した生地を並べる。
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発酵機に入れて、35℃で25~30分間二次発酵。
*常温で発酵させる場合は、布巾などをかぶせて40分間程度置く。
室温によって時間は前後します。 -
二次発酵終了後、とじ目をチェックする。
開きかけている場合はしっかりとじ直す。 -
揚げ油を熱して170℃になったらとじ目を下にして入れ、ゆっくり揚げる。
表・裏とひっくり返しながら合計6~8分間、きれいな揚げ色がつくまで揚げる。
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トングで挟み、下をスプーンで支えるようにして油から引き上げる。
立てかけるように置き、油を切る。
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出来上がり!
「ピロシキ」の詳しいレシピページはこちら。
アレンジも◎お好みの具材でピロシキを楽しんで♪
今回ご紹介したピロシキは、小ぶりなので食べやすくおやつにもぴったり。
ご自宅にあるものを使って、包む具材をいろいろアレンジしてもらえたらうれしいです。
バリエーションも楽しめるピロシキ、ぜひ作ってみてください。