ピザ、お好きですか?
薄くのばした生地に、お好みのソースや具材をのせて焼くピザ。今や世界中で食べられているメニューのひとつですよね。
そんなピザ生地には、種類があるのをご存じですか?
今回はナポリ・クリスピー・アメリカンと、3つのピザ生地の違いを解説。
おすすめのミックスピザのレシピもお教えします。
ピザの歴史
現在のピザに近いものが作られたイタリア
現在のピザの原型となるものが作られたのは、16世紀のイタリアだといわれています。
その後、ナポリで「PIZZA(ピッツァ)」という名前が付き、トマトやチーズをのせたピザが広まっていったのだとか。
ピザを世界中に広めたアメリカ
ピザが世界に広まるきっかけとなったのは、20世紀の初め。イタリアからの移民がアメリカで店を開いたことにより、ピザが広く知られるようになったそう。
1960年前後には宅配ピザ店が次々と誕生し、世界中に店舗を展開。
日本でもおなじみの宅配ピザや冷凍ピザは、アメリカの文化として発展したものなんですね。
ピザ生地の違い
日本でもピザ文化はすっかり定着し、専門店が増えて食べたいときにピザを食べることができます。
たくさんの種類があり、いろいろな味が楽しめるピザ。その主となる3つの生地の特徴をご紹介します。
ナポリタイプ
- 高温の窯で短時間に焼き上げる。
- 表面はパリッと、中はふんわりもちもちとした食感。
- 縁がしっかりあって、膨らんでいる。
- 具材はシンプルで、生地を味わう。
「PIZZA」発祥の地、ナポリ。本場イタリアのピザといえば「ナポリピッツァ」という方も多いのでは。
専門のお店が増えて、日本でもすっかりおなじみの存在です。
クリスピータイプ
- 生地はかなり薄い。
- サクサクした軽い食感。
- 四角い形に焼くことも多い。
イタリアのローマで誕生し、日本でもファンが多いクリスピーピザ。
サクッパリッとした軽い食感で、食べる手が止まらなくなるおいしさ。おつまみ感覚で食べられる生地といえるかもしれません。
アメリカンタイプ
- 生地は分厚めでボリュームがある。
- パンのようにふっくらしている。
- 具材やチーズがたっぷりのっていて、種類もたくさんある。
アメリカンピザはデリバリーの影響もあって、日本では最もメジャーな存在。
家庭のオーブンでもおいしく焼けるので、手作りにも○
簡単!ミックスピザのレシピ
短時間のこねで簡単に作れるミックスピザのレシピ。
トッピングを変えて、自分だけのオリジナルピザに仕上げるのもおすすめです!
材料(直径約20cmのピザ1枚分)
ピザ生地
- 強力粉…50g
- 薄力粉…50g
- 水…55g
- 砂糖…5g
- 塩…1.5g
- イースト…1g
- オリーブオイル…5g
トッピング
- ピザソース…大さじ1~2
- ベーコン…1枚
- タマネギ…1/4個
- ピーマン…1/2個
- コーン缶…大さじ1
- ピザチーズ…適量
- オリーブオイル(仕上げ用)…適量
下準備
- ピザ生地の材料を常温にする(水は、暑い時期以外35℃程度に温めておくとよい)。
作り方
- ボウルにピザ生地の材料を入れて混ぜる。
- 材料が均一にまとまり、表面が少しなめらかになればOK。
- 一次発酵中に、トッピング用の具材の準備をする。
- 生地が約2倍の大きさになれば発酵完了。
- 生地を手で押さえてガスを抜き、丸め直す。
- ガスを抜いてとじ目を上にし、めん棒で円形にのばす。
- オーブンシートを敷いた天板にのせ、直径20cmの円形にのばして整える。
- 生地の縁を空けてピザソースを塗る。
- 300℃のオーブンで12分~焼き色が付くまで焼けば完成。
水気がなくなったら、ボウルの中で生地をたたいたり押したりして5分間程度こねる。
ひとつに丸めてとじ目を下にしてボウルに戻し、ラップをして暖かい場所で一次発酵をする(35℃で約50分間)。
ベーコンは1cmの細切り、タマネギとピーマンは薄切り、コーン缶は水気を切っておく。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、10分間休ませる。
生地の縁から1cm内側にフォークで穴を開ける。
オーブンを300℃に設定して予熱開始。
ベーコン・タマネギ・ピーマン・コーン・ピザチーズをのせ、生地の縁にお好みでオリーブオイルを塗る。
カットして、アツアツを召し上がれ!
「簡単!手作りピザ」の詳しいレシピページはこちら。
まとめ
今回は、ピザ生地の違いについてご紹介しました。
おうちでさまざまなピザを食べ比べたり、オリジナルピザを作ったりするのも、楽しいのではないでしょうか♪