大人のおやつにぴったり 抹茶ゼリー
暑い日のおやつに、涼しげなゼリーはいかがでしょう。
今回は、甘すぎず、ほろ苦さを堪能できる抹茶ゼリーのレシピをご紹介。
ゼラチン・アガー・寒天と、3種類のゲル化剤で固める作り方をお教えします。
お好みの食感を見つけてみませんか♪
おすすめの抹茶パウダー
使用する抹茶は、「京都宇治抹茶パウダー 雅」。
鑑定士が選定した、京都宇治の一番茶のみを使用した高級な抹茶パウダーです。
深みのある美しい色合いと、香り高い風味が特徴で、お抹茶として味わうのも◎
一番茶ならではの甘い香りと鮮やかな色は、和・洋のジャンルを問わず、焼き菓子から冷菓まで幅広いお菓子作りにぴったりです。
ゼラチンで作る抹茶ゼリーのレシピ
ゼラチンで作るゼリーの特徴は、ぷるぷると揺れて、なめらかな口当たり。
抹茶が沈んで分離しないよう、とろみをつけてから型に流すのがポイントです。
材料(容量90~100ccのグラス4個分)
- 抹茶…4g
- グラニュー糖…40g
- 水…220ml
- 粉ゼラチン…5g
- 水(ゼラチン用)…30ml
作り方
- 粉ゼラチンをゼラチン用の水に振り入れ、10分間ふやかす。
- 抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせ、水を少しずつ加えて溶きのばして小鍋に入れる。
- 小鍋を中火にかけ、混ぜながら沸騰直前まで温めてグラニュー糖を溶かす。
- 火からおろし、溶かしておいたゼラチンを小鍋の中に加えてよく混ぜ合わせる。
- ボウルに移したら底に氷水をあて、ゴムベラで底をなぞるように混ぜながらとろみがつくまで冷やす。
- とろみがついたら器に流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。
- 出来上がり。
600Wのレンジに30秒間ほどかけ、溶け残りがないように溶かす。
*“粉ゼラチンに水を入れる”と、全体に水分が行き渡らずうまくふやけません。粉ゼラチンはふやけていないときれいに溶けないので、必ず水に粉ゼラチンを振り入れましょう。
*ゼラチンは、ゴムベラを使ってしっかり払いましょう。
*ボウルの底にあてる水は20℃以下が目安です。氷が溶けたら追加し、冷たさを維持しましょう。
あずきの缶詰や栗の甘露煮などの和素材との相性が抜群!
アガーで作る抹茶ゼリーのレシピ
つるんとなめらかな食感に仕上がるアガー。
ふやかしたり、とろみをつけたりする手間がないので、手軽に作れるのがうれしいポイント。固まるのも早く、きれいに型抜きすることもできます。
材料(容量100ccの耐熱容器3~4個分)
- 抹茶…4g
- 水…250ml
- グラニュー糖…40g
- アガー…5g
作り方
- アガー・グラニュー糖・抹茶を混ぜる。
- 小鍋に水を入れて1を少しずつ振り入れたら、泡立て器で混ぜながら中火にかける。
- 火からおろし、器に注ぎ分ける。
- 数分もしないうちに固まり始めるので、頃合いを見計らって表面の膜を取り除くと、見た目がなめらかに。
- 粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固める。
- 出来上がり。
*アガーと砂糖類を先に混ぜ合わせておくとダマにならず溶けやすくなります。
沸騰してから約30秒間、火にかけ続けてアガーとグラニュー糖を完全に煮溶かす。
生クリームを絞り、茶こしで抹茶を振りかけてみても◎
寒天で作る抹茶ゼリーのレシピ
歯切れがよく、ほろっと崩れる食感が特徴の寒天ゼリー。
ゼラチンと同じくとろみをつけてから容器に流すことで、抹茶が偏らないように仕上げます。
材料(11×14×深さ4.5cmの流し缶1台分)
- 抹茶…4g
- グラニュー糖…40g
- 熱湯…20ml
- 水…300ml
- 粉寒天…3g
作り方
- グラニュー糖と抹茶を混ぜ、熱湯を加えてよく溶いておく。
- 小鍋に水と粉寒天を入れ、混ぜながら中火にかける。
- ゴムベラを使い、1を寒天液の中に全量加え、全体に混ざったら火からおろしてボウルに移す。
- ボウルの底を氷水にあて、軽くとろみがつくまでゴムベラで底をなぞるように混ぜながら冷やす。
- とろみがついたら容器に注ぎ、冷蔵庫でよく冷やす。
- 賽の目に切り分け、器に盛り付けたら出来上がり。
沸騰したら、1分間ほど縁が煮立つ程度の火加減を保ち、寒天を完全に溶かす。
*ゼラチンでの作り方に同じ工程がありますが、寒天はゼラチンよりも早く固まってくるので注意。ある程度冷たい水なら、氷が入っていなくても固まります。
寒天が固まり始めたらあっという間。どろどろになるまで冷やすと、すでに固まったものを崩すような状態になり、うまく固まらない場合があるので気をつけましょう。
白玉団子とあずきの缶詰を添えて♪
砂糖について
今回のレシピでは、甘味を付けるのにグラニュー糖を使用。
上白糖やきび砂糖を使う場合は、グラニュー糖よりも甘さを感じやすいので、30gにすると同程度の甘さになります。
和風スイーツのベースにぴったり
抹茶ゼリーはそのまま食べるのはもちろん、他の和の食材との相性も抜群。
白玉団子やあんこを添えたり、パフェの土台にしたりと、華やかで涼し気な和風スイーツアレンジにもぴったりです。
アレンジに合わせて、ゲル化剤を使い分けてみるのもおすすめですよ。