フライパンでナンを焼こう
全国的に人気のスパイスカレー専門店。最近はおうち時間が増えたこともあり、自宅で本格的なスパイスカレー作りにハマっている方も多いのでは?
せっかくなら、ナンも一緒に手作りするのはいかがでしょう♪
今回は専門店のような窯がなくてもOKな、フライパンで焼き上げるナンのレシピをご紹介。
身近にあるシンプルな材料で作れるのもポイントです!
プレーンナンのレシピ(約25cmのもの4枚分)
発酵は一度だけ。パン作りよりもお手軽です。
材料
- 強力粉…200g
- 水…125g
- ドライイースト…2.5g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- 米油もしくは太白ごま油…10g+ボウル用・焼き用に適量
水の温度は、20℃前後の常温でOK。真夏など室温が高い場合は冷水を使い、冬など室温が低い場合は30℃程度に温めてください。
作り方
- ボウルに強力粉・ドライイースト・塩・砂糖を入れて軽く混ぜ合わせ、水を加える。
- 大きめのボウルに薄く油を塗り、生地表面をなめらかで張った状態に丸めた1の生地を入れる。
- 手で押さえてガス抜きして丸め、4等分に切り分ける。
- 生地を1枚ずつめん棒でのばした後、手で波打たせるように20~25cmの平らな涙形にのばす。
- 大きめのフライパン全体にキッチンペーパーでごく薄く油を塗り、弱火~中弱火の火加減で熱する。
- 完成!
軽くまとまってきたら油を加え、さらに10~15分間たたいて返すようにこねる。
*この工程は機械(ホームベーカリーのこね機能など)を使ってもOKです。
26~30℃で40分~1時間、2倍ほどの大きさになるまで発酵する。
再度、生地表面がなめらかで張った状態になるよう丸めたら、20分間ほど休ませる。
*生地を休ませるときは、乾燥に気をつけましょう。
季節や室温に合わせて、カバーやラップをかけたり、様子を見てたまに霧吹きで水をかけたりすると〇
*必要に応じて、めん棒や手に薄く打ち粉をしてください。
焦げない温度に火力を調整しながら、のばした生地の両面を焼いて中まで火を通す(計7~8分間)。
お好みで、1枚につき5gほどのバターを最後に落として両面を軽く焼くと、バターナンに。バターの塩分の有無はお好みですが、個人的は無塩がおすすめです。
アレンジレシピ:チーズナン
プレーンナンにチーズを包んで焼くだけ。焼きたてをカットしたときに、中からとろけ出すチーズがたまりません!
材料(約15cmのもの2枚分)
- 強力粉…200g
- 水…125g
- ドライイースト…2.5g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- 米油…10g+ボウル用、焼き用に適量
- ピザチーズ…70~80g
作り方
- プレーンナンの作り方の1~2を参考に、生地を作る。
- 手で押さえてガス抜きして丸め、2等分に切り分けたら、生地表面がなめらかで張った状態に丸める。
- 1枚ずつ、めん棒で15cmほどの大きさに丸くのばす。
- 中央にチーズを置いて包み、とじ目をしっかりとつまむ。
- 生地が破れないように気をつけつつ、15cmほどの大きさにのばす。
- 大きめのフライパン全体にキッチンペーパーでごく薄く油を塗り、弱火~中弱火の火加減で熱する。
- 完成!
乾燥に気をつけて20分間ほど休ませる。
*必要に応じて、めん棒に薄く打ち粉をしてください。
焦げない温度で生地の両面を焼き、中まで火を通す(計8~9分間)。
*たまにフライ返しなどで押さえながら、平らになるよう焼くと〇
清潔なキッチンばさみで切ると、簡単にきれいに切り分けることができます。
チーズたっぷりのナンは、週末のブランチやおつまみにもおすすめですよ。
ナンの保存方法
手作りナンは焼きたての温かいうちが食べごろ。ですがもし残ってしまったら、冷凍保存することができます。
冷めたナンを1枚ずつラップで包み、ジッパー付きの保存用ビニール袋に入れて冷凍。
チーズナンは、カットして保存もできます。
解凍方法は?
冷凍したナンは、食べるときに1枚ずつ電子レンジにかけて解凍を。
様子を見ながら1分半~2分間温めると、ふわふわの状態になります。
室温もしくはレンジで軽く解凍した後にトースターで焼き直すと、表面がカリッと仕上がるので、こちらもおすすめ。
バターを溶かしたフライパンで表面を軽く焼けば、バターナンに!
チーズナンは大きさによって時間が変わってきますが、チーズがとろけるまでレンジにかければOKです。
動画でおさらい
気軽に作って楽しもう
手作りナンの焼きたては、格別のおいしさ。
生地を発酵させたり休ませたりしている間にカレーを作れば、待ち時間も有効活用♪
多めに作って冷凍保存しておけば、食べたいときに楽しむことができますよ。
フライパンで焼ける簡単ナン。ぜひおうちでお試しください。