マロングラッセを使ってぜいたくなパウンドケーキを作ろう!
ほっこりとおいしい秋の味覚、栗。
栗の加工品には種類がたくさんありますよね。
その中でも高級感を漂わせ、圧倒的存在感を放つのがマロングラッセではないでしょうか。
今回は生地にもトッピングにもたっぷりとマロングラッセを使った、リッチなパウンドケーキのレシピをご紹介します。
マロングラッセとは
マロングラッセとは、栗をシロップで煮たもの。数日間かけて徐々に糖度を上げて作るので、とても手間暇がかかります。
じっくりとシロップを染み込ませて作られたマロングラッセは、ねっとりと甘く濃厚な味わいが特徴。
きれいに形の整ったものは高級で、贈答用などにも人気です。モンブランなどのトッピングに使われることも。
今回使用するcottaのマロングラッセは、気軽に手に入れられるブロークン(割れた)タイプ。
砂糖がけすることでくっつかず、バラバラの状態で入っているので使いやすさもUP!トッピングに使ったり、生地に混ぜ込んだりとお菓子作りの材料にも◎
上品な甘さで、そのままでもおいしく食べられます♪
マロングラッセのパウンドケーキのレシピ(小嶋ルミ先生監修パウンド型1台分)
マロングラッセを準備する
今回はブロークンタイプのマロングラッセを使用するため、飾り用を取り分けてから混ぜ込み用を量ってください。
飾り用には、少し大きめのマロングラッセを使ったほうが見栄えがよくなります。袋から全て出して、やや大きめに形が残ったものを7〜8粒程度取り分けて。
飾り用を取り分けたら、混ぜ込み用の100gを量りましょう。
ケーキ生地を作る
材料
- 無塩バター…60g
- グラニュー糖…45g
- サバトン マロンペースト…60g
- 全卵…60g
- アーモンドプードル…25g
- 薄力粉…60g
- ベーキングパウダー…2g
- マロングラッセ…100g
- ラム酒…大さじ1
下準備
- 材料は全て常温に戻しておく。
作り方
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ボウルに無塩バター・グラニュー糖を入れ、ゴムベラでなめらかになるまで練り混ぜる。
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マロンペーストを加え、ゴムベラで混ぜる。
ある程度混ざったらハンドミキサーに持ち替え、やや白っぽくなるまで空気を含ませるようにして混ぜる。
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別のボウルに全卵を入れ、溶きほぐす。
2のボウルに少しずつ加えながら、ハンドミキサーで混ぜる。
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アーモンドプードルを加えて混ぜる。
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薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れる。
ゴムベラに持ち替えて粉気がなくなるまで混ぜる。
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マロングラッセとラム酒を加えてざっと混ぜる。
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敷き紙を敷いたパウンド型に、真ん中をやや凹ませるようにして生地を入れる。
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180℃に予熱したオーブンで40~45分間焼成する。
*15分間くらい焼いたところで、真ん中にナイフで1本切れ目を入れると、きれいに割れます。
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型から外して網の上で冷ます。
- 粗熱が取れたら紙を剥がしてラップで包み、冷蔵庫で一晩置く。
仕上げ
材料
- 粉糖…50g
- 水…大さじ1
- マロングラッセ…適量
作り方
-
仕上げのグラスを作る。
ボウルに粉糖をふるい入れ、水を加えてよく混ぜる。
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ケーキに全てかける。
割れ目の部分にマロングラッセを数粒のせる。
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200℃に予熱したオーブンで2分間程度焼いて乾かす。
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出来上がり。
「マロングラッセのパウンドケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
中までゴロゴロとマロングラッセがたっぷり入ってぜいたくな味わい。
マロングラッセやペーストが入る分、一般的なパウンドケーキよりお砂糖の量がやや控えめです。
仕上げのグラスはお好みで。
見た目にもマロングラッセ感を出せて、食感がシャリっとしておいしいので、ぜひ仕上げまで作っていただけるとうれしいです!
贈り物にもぴったり!マロングラッセのパウンドケーキを楽しんで
マロングラッセをたっぷりと混ぜ込んだぜいたくなパウンドケーキは、リッチな味わいで贈り物にもおすすめ!
高価なマロングラッセもブロークンタイプなら、生地への混ぜ込みに気軽に使えますよね♪
ぜひ作ってみてください。