はじめまして、このコラムを書かせていただきましたnyontaです。
製菓学校を卒業して、ホテルで製菓製造のお仕事を数年間勤務した後、主婦となった現在は毎日のように自宅でお菓子作りを楽しんでいます。
今までに私が学んできたこと、日々のお菓子作りで感じてきた事などをコラムの中でお伝えしていけたらと思います。
フライパンでふわふわオムレットを作ろう!
ふわふわの生地にたっぷりのクリームと果物が入ったオムレット。
コロンとした形もかわいいですよね。特別な型や道具がなくても、フライパンで簡単に作れちゃいます!
今回はたっぷりいちごをトッピングしたオムレットの作り方を解説していきます。
オムレットってどんなイメージですか?
オムレットといったらどんなお菓子をイメージしますか?
私は中に生クリームと丸ごとバナナがゴロンと入った物を思い出します。今でもスーパーやコンビニで買えるアレです。
ふわふわした生地とクリームがおいしくて、なおかつ食べやすい形がうれしいポイント。
フォークもスプーンも使わず、手づかみでパクッ!といきたくなるような気取らないお菓子が私のオムレットのイメージです。
ふわふわオムレットのレシピ
オムレット生地を作る
材料
- 卵…2個(110~120g)
- グラニュー糖…60g
- 薄力粉…40g
- 牛乳…10g
- 無塩バター…10g
*ココア生地にする場合は薄力粉を10g減らし、ココアを10g加える。
下準備
薄力粉をふるっておく。
作り方
- 卵とグラニュー糖を入れたボウルの底を湯せんにあて、ホイッパーで混ぜながら人肌より少し温かいくらいまで温める。
- 別のボウルに牛乳と無塩バターを入れ、1のボウルを外した湯せんにかけて温めておく。
- ハンドミキサーの中速~高速の速度で白くもったりするまで泡立てる。しっかりと泡立ったら低速にして、2分程混ぜてキメを整える。
- ふるった薄力粉を2~3回に分けて加え、ゴムベラで中心から外に向かって切るようにサックリ混ぜる。
- 2のボウルに4の生地を少量加えて混ぜる。それを4のボウルに戻し、全体がよく混ざったら生地の出来上がり。
- フライパンに薄く油を引き、熱する。一度火から下ろして布巾の上にのせて冷ます。
- 表面が少し乾いた感じになり、プツプツと穴が開いてきたらフライ返しでひっくり返す。
- 再びふたをして、裏面を1分間焼く。
- 焼きあがったらラップの上に置き、真ん中にゆとりをもたせてラップでくるむ。これを4個分作り、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
再び弱火で火にかけ、生地の1/4量を円の形に流し込む。ふたをして約2分間焼く。
組み立て
材料
- 生クリーム…200cc
- グラニュー糖…20g
- いちご・ベリー類…お好きなだけ
作り方
- 生クリームにグラニュー糖を加え、9分立てまで泡立てる。
- 星口金をつけた絞り袋に泡立てた生クリームを入れ、まず真ん中に線を1本絞る。
- ヘタを取り、半分にカットしたいちごをクリームの上に三つのせる。
- いちごの上に生クリームをグルグルとらせん状に絞り出す。
- サイドの生地を持ち上げて、接着させる。
- クリームの上にいちご、ブルーベリー、あれば砂糖菓子などを飾って出来上がり。
*しっかり固めに泡立てるのがきれいなオムレットを作るコツです。
*チョコクリームにする場合は生クリームに対して3割のチョコレートを加える。湯せんで溶かしたチョコレートの中に、泡立てた生クリームを少しづつ加えて伸ばしながら混ぜていってください。
*生クリームがゆるいと横にデロ~ンと広がってしまうので、クリームはしっかり固めに泡立ててください(ただしボソりすぎないよう注意)。
今回はいちごを使いましたが、お好みのフルーツでOKです。
クリームも色々とアレンジできますよ。チーズクリームにしてみたり、和風にしてみたり。
チョコレートのオムレットは甘酸っぱいいちごはもちろん、定番のバナナもばっちり合います!
チェリーをトッピングしてフォレノワール風に仕上げてもおいしそうですし、コーヒー等と合わせてもシックで大人なオムレットに仕上がるかと思います♪
その日の気分でお好みの味に仕上げてみてくださいね。
まとめ
今回作ったオムレット生地は油脂分が少なく、卵をしっかり泡立てて空気をたくさん含んでいるので冷蔵庫に入れてもフワフワのままです。
かわいくデコレーションすればお土産にもぴったりなスイーツに♪
フライパンで気軽においしく作れるオムレット。季節のフルーツや好みのクリームで、アレンジも楽しんで作ってみてくださいね。