いくつ知ってる?パンの製法
皆さんは、どんな作り方でパンを焼いていますか?
パンの製法は、ひとつだけではありません。その違いによって、味・香り・食感などが変わってきます。
今回は、ストレート・中種・湯種・オートリーズ・オーバーナイトの5つの製法で作るパンのコラムをご紹介。
それぞれの特徴を学んで、パン作りの幅を広げてみませんか。
1.ストレート法とは
ストレート法とは、最初に全ての材料を混ぜ合わせて生地を作り、焼成まで行う製法。
レシピ本などでも多く登場するこの方法が、最も基本的なパンの製法といえるのではないでしょうか。ホームベーカリーで焼くパンも、このストレート法にあたります。
コラム「パウンド型で焼くワンローフ食パンのレシピ」で、まずはストレート法の工程をおさらいしましょう。
2.中種法とは
中種法とは、生地のこねを二度に分けて行う製法。
小麦粉の一部・水・パン酵母・時には砂糖などの副材料をこねて発酵させた「中種」を作り、後から残りの材料を加えてこねるのが特徴です。
コラム「中種法とは?中種法で作るふわふわ山食パンのレシピ」では、中種法で作るメリット・デメリットなどもご紹介しています。
3.湯種法とは
湯種法とは、小麦粉の一部に熱湯を加えてこね、一晩寝かせてお餅のようにした生地を加える製法。
小麦粉の中のでんぷんが持つ、水と熱を加えると糊状になる性質を利用したパンの作り方です。
コラム「湯種とは?湯種製法で作るもちもち食パンレシピ」では、この製法のキモとなる湯種作りのポイントを詳しく解説。時間経過による湯種の変化がわかる画像は必見です♪
4.オートリーズとは
オートリーズとは、小麦粉と水だけを混ぜ合わせてしばらく置いてから、パン酵母などを加えてこね上げる製法。
小麦粉に水をたっぷり吸収させることで、あまりこねなくてものびのよい生地にできるのが大きなメリット。
コラム「オートリーズとは?おうちで本格バゲットレシピ」では、この製法で作るバゲットの工程を画像付きで詳しく解説しています。
5.オーバーナイト法とは
オーバーナイト法とは、こね上げた生地を一晩寝かせ、次の日に焼き上げる製法。
寝かせるときに低温(冷蔵庫)でゆっくり発酵させることから、「冷蔵発酵」や「長時間低温発酵」ともいわれます。
コラム「冷蔵発酵で作るパンレシピ」では、オーバーナイト法で作るときの注意点について細かく解説。
タイムテーブル付きのおすすめレシピは参考になりますよ!
製法を変えてお気に入りレシピを増やそう!
今回は、5つのパン製法について学べるコラムをご紹介しました。
今まで試したことがなかった製法を使えば、自分好みのパンが焼けるレシピに出会えるかもしれません。
cottaコラムが、新しいレシピにチャレンジするきっかけになればうれしく思います。