手軽に作れるかわいいチョコ菓子・マンディアン
バレンタインの手作りチョコレートとして人気のマンディアン。トレーに流したチョコレートに好みのトッピングをするだけなので、手軽に楽しく作れるのが魅力のひとつ♪
今回は、トレーの代わりにマフィン型を使用して、小さなマンディアンを作ってみました!トッピングのご提案や作る際の注意点、ラッピングなどもご紹介します。
トッピング素材を決めよう
まず、マンディアンにトッピングする食材を決めましょう。
ほんの一例ですが、チョコレートと相性ぴったりなおすすめを並べてみました。
ナッツ
クルミやヘーゼルナッツ、カシューナッツなどが◎ローストして使用してください。
食塩無添加のローストミックスナッツがあったら買い!ですよ。
ドライフルーツ
ドライフルーツミックスを用意すれば、とっても便利♪きれいなものを選別して種類ごとに分けておくと、使いやすいのでおすすめです。
フリーズドライのいちご(ホール)は、使う前にカットしておきましょう。
トッピング素材いろいろ
カラフルなトッピング素材はアクセントになり、使うだけでかわいい仕上がりに。
アラザンやトッピングシュガーミックスなどいろいろあるので、お好みのものを探してみて♪変わり種ならハートのお麩!もちろんこのまま食べられます。
転写シートやドライエディブルフラワーも。転写シートはマフィン型のサイズに丸くカットしてから使います。
クッキーやチョコレートの飾りを自分で用意するのもいいですね。
小さなクッキー型、シリコン型を使ってください。ここで使うチョコレートは、コーティング用チョコレートでじゅうぶん。チョコレート用色素で色付けしましたが、デコれーとペンも便利♪
トッピングは準備が大切!
どの素材にも言えることですが、流したチョコレートが固まる前にトッピングしなくてはいけないので、取りやすいように準備しておくことが大切です。
そして、慌てないように、どう飾るかも考えておきましょう。
今回使用するマフィン型の底径は34.5mm。35mm程度の円を描いた中に、一度並べてみると良いかも。私は、37mmのラングドシャプレートを使いました。
トッピングの組み合わせや土台のチョコレートを変えるだけでも、たくさんの種類ができますよ!
ミニマフィン型で作るマンディアンの作り方
土台のチョコレートはお好みで。「cottaオリジナルマフィン型(12個取)」1枚分で、100g程度ご準備ください。
作り方
- チョコレートをテンパリングする。
- チョコレートをマフィン型3~4個分流し入れる(慣れれば数を増やしてもOK)。
- テーブルに軽くたたきつけて広げる。
- 飾りをのせる。
- 次のチョコレートを流す→飾りをのせる、を繰り返す。
- 涼しい所でしっかり固めたら、ひっくり返して底を軽くたたいて外す。
- 表に向ければ出来上がり。
*溶かすだけで使えるコーティング用チョコレートもありますが、味の面でクーベルチュールチョコレートをおすすめします。
*スプーンでも入れられますが、小さな絞り袋やコルネが便利。1個6gで3~4mm厚に仕上がります。
*指紋が付いてしまうので、手袋をした手で表に向けてくださいね。
アレンジいろいろ♪
型にチョコレートを2色流したら、軽くたたいて広げ、竹串で模様を描きます。
流し方、線の描き方でいろいろな模様ができますよ♪
チョコレートにフレーバーパウダーを混ぜれば、風味を付けることも可能。固めた後に絞りで模様を描いても〇
ドライエディブルフラワーは、のせるだけで華やかに♪
「ミニマフィン型で作る!!マンディアン」の詳しいレシピページはこちら。
マフィン型で作る際の3つの注意点
1.熱が伝わりやすい
金属製のマフィン型は、温度が変化しやすいのが難点。
暖房器具の近くに置いていて温まり過ぎていると、流したチョコレートのテンパリングが外れてしまいます。
固めた後も底を長く触っていると、手の熱がチョコレートに伝わってしまうので注意が必要。
2.厚みがわかりにくい
流したチョコレートの厚みが分かりにくいのも、困った点。
グラムを量ったり、スプーン〇杯でカウントしたり、流す量の目安を作りましょう。
3.トッピングしにくい
型に深さがあるので、トッピング素材が入れにくいことも。
ピンセットや竹串2本など、つまめるものを用意しておくと便利です。
おすすめラッピング
かわいく作れたマンディアンは、ぜひ見せるラッピングでプレゼントしたい♪
ラッピングのアイデアもご紹介しているので、参考にしてみてください。
「ミニマフィン型で作る!!マンディアンのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
動画でおさらい
カラフルなマンディアンを楽しもう!
マンディアン(Mendiants)は、托鉢修道会という意味を持つフランス発祥のチョコレート菓子。4つの托鉢修道会ordresmendiants(オルドル・マンディアン)の服の色にちなみ、白=アーモンド、灰色=干しいちじく、茶褐色=ヘーゼルナッツ、濃紫色=レーズンが飾りに使われたのだとか。
もともとは絞り出したチョコレートを薄い丸形に広げて飾りをのせますが、最近ではトレーに流し、バラエティ豊かなトッピング素材を使ったマンディアンが多く見られるようになりました。
今回のようにマフィン型を活用すれば、形のそろったマンディアンが簡単に作れます。
小さなマンディアンは色んな種類を作ってプレゼントするのにも最適♪作るのもとっても楽しいので、ぜひお試しくださいね!