失敗しやすい?マーブル模様のシフォンケーキ
マーブルシフォンケーキって難しそうなイメージがありますよね。
実際に作ってみて、きれいなマーブル模様にならなかったという方もいるかもしれません。
今回は、失敗なしでマーブル模様のシフォンケーキが作れるレシピをご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
マーブルシフォンケーキのレシピ(直径17cmシフォンケーキ型1台分)
しっとりふわふわ食感!人気の高いプレーンとココアのマーブルシフォンケーキのレシピです。
材料
- 卵…4個
- グラニュー糖(A)…30g
- 牛乳…50g
- 植物油(太白ごま油)…40g
- 薄力粉…80g
- ベーキングパウダー…0.5g
- グラニュー糖(B)…40g
- 塩…ひとつまみ
- ココアパウダー…10g
下準備
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
- 薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるっておきます。
- ココアパウダーをふるっておきます。
- オーブンを180℃に予熱します。
作り方
- ボウルに卵黄とグラニュー糖(A)を入れ、泡立て器ですり混ぜます。
- 牛乳と植物油を加えてさらに混ぜます。
- 薄力粉とベーキングパウダーを加え、ツヤが出るまで混ぜます。
*粉っぽさがなくなったあともしっかりと混ぜましょう。泡立て器はまだ使うのでボウルに入れておいてください。
- メレンゲを作ります。
別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーの低速で10秒間混ぜてほぐします。
- グラニュー糖(B)の半量と塩を加え、ハンドミキサーの高速でツノが立たない程度まで泡立てます。
- 残りのグラニュー糖を入れ、高速でさらに泡立てます。ホイッパーを持ち上げてツノの先が軽く折れ曲がるかたさが目安です。
低速に切り替え、20秒間ほど混ぜてキメを整えます。
- メレンゲの1/3を卵黄生地に入れ、泡立て器でグルグルと混ぜます。
- 残りのメレンゲを2回に分けて加え、ボウルを回しながらすくうようにして混ぜます。
*グルグル混ぜてしまうと、メレンゲの泡がつぶれてうまく膨らまなくなってしまうので気をつけましょう。
- メレンゲの白い筋がなくなったらゴムベラに持ち替え、150gを別のボウルに取り分けます。
残りの生地をツヤが出るまでさらに30回ほど混ぜます。
- 150g取り分けたボウルにココアパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- 型にプレーン生地を1/3入れ、ココア生地の1/3をスプーンで3か所に落とします。
この工程をあと2回繰り返します。*ココア生地は、毎回違う場所に落とすのがコツ!
- 竹串を型の底につけ、グルグル円を描きながら1周します。
- 筒の中心を押さえて台に2回トントンします。
- 180℃のオーブンで23~28分間焼きます。
*焼き上がりの目安は、一番高く膨らんだところからしぼんで高さが落ち着いた頃。割れ目にも焼き色が付いていればOKです。
- 型ごと逆さまにして瓶などにさし、3時間ほど置き、完全に冷まします。
- 手やペティナイフで型から取り出します。
*生地が温かいうちに取り出すと縮んでしまうので、完全に冷めるまで待ちましょう。
「手外し」の詳しいやり方は、コラム「初心者さん必見!失敗しないシフォンケーキの手外し」をご覧ください。
- 完成。
カットするときれいなマーブル模様が現れます。
「失敗しない❢マーブルシフォンケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
きれいなマーブル模様にするポイントは、プレーン生地とココア生地を交互に入れることと、竹串で混ぜること。
竹串でなくてもマーブル模様は作れますが、生地に空洞ができるのを防止する役割もあるため使うのがおすすめです。
竹串以外でもマーブル模様が作れるか試してみた
竹串の代わりに、スプーンを使う方法と、ゴムベラで生地を混ぜる方法を試してみました。
きれいなマーブル模様が作れるでしょうか?
スプーン使用
上記の作り方11まで同じように作り、竹串でグルグルする代わりにスプーンを使いました。
スプーンで生地を底部分からすくうように持ち上げ、1周まわすだけ。
ココア生地が少しまだらになりますが、この方法でもマーブル模様は作れます。
竹串がないときの代用にもおすすめです。
ゴムベラ使用
作り方10まで同様に作ったらココア生地をプレーン生地のボウルに入れ、ゴムベラで大きく3回だけ混ぜてから型へ。
手軽には作れますが、シフォンケーキの生地はパウンドケーキなどに比べると緩いため、マーブル模様があまり目立ちません。
生地を交互に入れるのは少し面倒ですが、竹串やスプーンを使ったほうがきれいなマーブル模様に仕上がりそうです。
見た目もきれいなマーブルシフォンケーキ作りにチャレンジ!
今回のコラムでは、きれいなマーブル模様のシフォンケーキが作れるレシピをご紹介しました。
ココア生地とプレーン生地の混ぜ合わせ方で、いろいろなマーブル模様が作れます。
ココアパウダーを抹茶パウダーなどに変え、違う色・味わいにするのも◎
今まで上手くいかなかったという方も、コラムを読んでぜひ試してみてくださいね♪