くるみのおいしさが堪能できるパンを作ろう
いろんな種類があるナッツ類。その中でもくるみは使用頻度が高く、常備しているという方も多いかと思います。
使いやすく食べやすいくるみは、栄養価が高いのもうれしいところ。
今回のコラムでは、生地にたっぷりくるみを入れたパンのレシピをご紹介します。
くるみのバトンのレシピ
準強力粉を使って歯切れ良く仕上げた、ちょっとハード寄りのパン生地にたっぷりのくるみを入れて♪細長いスティック状に成形してカリッと焼き上げます。
シンプルな生地だからこそ、くるみ本来の味が堪能できます。
材料(5本分)
- 強力粉…200g
- ドライイースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…6g
- 水…135g
- くるみ…120g
下準備
- くるみは軽くロースト(160~170℃で7分間程度)し、粗く刻んでおく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- こね機やホームベーカリーに、くるみ以外の材料を入れてこねる。
こね上がり5分前にくるみを入れてこねる。
*お使いの機械によってこね時間が変わります。調整してください。【くるみは手で入れてもOK】
くるみの食感をもっと残したい場合は、ホームベーカリーなどに入れてこねるより、手で混ぜ込むのがおすすめ。大きめの粒も残せます。こね上がった生地を台に出してくるみをのせ、手ごねの要領でくるみを混ぜ込みましょう。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間、一次発酵。
*時間は、室温や生地温度によって前後します。生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させてください。
- パンマットの上に置き、手で軽く押さえて空気を抜く。
- 丸め直したらぬれ布巾をかぶせ、15~20分間ベンチタイムをとる。
- 成形。
軽く手で空気を抜き、めん棒を上下に当てる。
長さ20~22cm、幅20cm程度になるようにのばしていく。
*幅は自然にのびてくるので、めん棒は上下の動きだけで大丈夫です。
無理にのばそうと引っ張らず、休憩をとりながらのばしてください。
- 幅4cm程度にカットするために印を付ける。
- スケッパー(ドレッジ)でカットする。
*包丁などを使っても構いません。
- 両端から生地を捻る。
- 全ての生地を捻る。
- 35℃で30~40分間、二次発酵。
*時間は生地温度や湿度によって変わるので目安に。生地が2倍程度の大きさになるまで、しっかり膨らませてください。
- 二次発酵終了後、分量外の強力粉を生地全体に振り、焼成する。
ガスオーブン、190~200℃で13~14分間。
電気オーブン、200~210℃14~15分間。*お使いのオーブンによって火力が違います。温度・時間は調整してください。
- 焼き上がり。
ケーキクーラーにのせ、粗熱が取れるまで冷ませば出来上がり!
「くるみのバトン」の詳しいレシピページはこちら。
生地作りのポイント
生地作りに使う水は、室温が高い夏場は冷水を使用。逆に、室温が低い冬場はぬるま湯を使用してください。
こねあげた生地の温度が低い場合はゆっくりじっくり待てば、必ず発酵してうまく仕上がります。でも温度が高くなってしまった場合は、おいしく仕上げることができません。
ニーダーやホームベーカリーはこね上がりの温度が高くなりがちです。春から夏にかけて室温が高くなる時期は、氷水をお使いください。
くるみ入りパンを楽しもう♪
くるみがぎっしり入ったバトンのレシピ、いかがでしたか?
今回はおしゃれなスティック状に仕上げていますが、成形の難易度が高いなぁと思うなら丸パンにしても◎簡単成形で、おいしさは変わりません♪
ぜひ試してみてください。