マーマレードジャムを使った爽やかなパウンドケーキ♪
爽やかな甘みとほろ苦さが人気のジャム「オレンジマーマレード」を使って、お菓子作りを楽しみませんか?
今回ご紹介するのは、マーマレードの風味をいかしたパウンドケーキのレシピ。
おすすめのマーマレードや、レシピのポイントも解説します。
マーマレードの選び方
今回私が使用したのは、「サン・ダルフォー フルーツジャム オレンジマーマレード」。
オレンジのフルーティーさが存分に味わえて苦みもマイルドなので、お子さまと一緒に召し上がる場合にも、良いジャムではないかなと思います。
程よいかたさで、生地に混ぜ込みやすい点も◎
マーマレードは苦みを抑えたものや、しっかりとほろ苦さを楽しめるものまでさまざまな商品があります。ぜひお好みのものをお選びください。
ジャムによってはかたくて生地にうまく混ざらない場合があります。その場合は、スプーンなどでほぐしてからお使いくださいね。
マーマレードケーキのレシピ(17cmパウンド型1台分)
ジェノワーズ法で作るふわふわしっとり生地にマーマレードの風味は、抜群のおいしさ!
パウンドケーキ生地を作る
材料
- 全卵…80g
- グラニュー糖…70g
- バター(食塩不使用)…70g
- 薄力粉…80g
- ベーキングパウダー…1g
- マーマレード…30g
使用する型について
パウンド型はいろいろありますが、今回は「cotta基本のパウンド型17cm」を使用しました。
ぴったりサイズの切れ目の入った型紙も発売されているので、とても便利です。
下準備
- パウンド型に型紙を敷く。
- バターを溶かしておく。
- 薄力粉、ベーキングパウダーを合わせて二回ふるう。
- オーブンを170℃に予熱しておく。
作り方
- 卵とグラニュー糖をボウルに入れ、ホイッパーで混ぜながら湯せんに当てて34℃くらいまで温めます。
*温度計がない場合は、卵液を触って何も感じないか、ほんのり温かいくらいを目安にしてください。
- ハンドミキサーの高速で3分間程度泡立てます。
その後低速に落とし、白っぽくキメが細かくなるまで泡立てます(低速の泡立て時間も3分間程度を目安に)。
- 60℃程度の溶かしバターに、生地の一部を加えてなじませます。
*生地の一部と先に合わせておくことで、バターが一部分に沈まず、均一に混ざりやすくなります。
- 3を2のボウルに戻し、全体がなじむまでゴムベラで底から返すように混ぜます。
*生地が均一な状態になればよいので、20回程度を目安に混ぜて。
- ふるっておいた粉類を4の表面に満遍なく広げ、ゴムベラで底から返すように混ぜます。
*全体がなじむまで、70回程度を目安にしっかり混ぜてください。
- マーマレードを加え、ゴムベラで底から返すようにサッと混ぜます。
*ここではあまり混ぜすぎず、全体にマーマレードが行き渡った程度で混ぜ終わると良いでしょう。
- 準備しておいた型に生地を流し入れ、軽く台に落として表面を平らにします。
170℃に予熱しておいたオーブンに入れ、40分間程度焼きます。
- 焼き上がり直後に型にショックを与え、型から外します。
ケーキクーラーなどにのせ、冷まします。
仕上げる
焼きっぱなしでもおいしいですが、アイシングをかける仕上げもおすすめです。
材料
- マーマレード…6g
- レモン汁…8g
- 粉砂糖…40g
- 刻みピスタチオ…適量
作り方
- マーマレード・レモン汁・粉砂糖を混ぜ合わせます。
- ケーキ上面にかけ、乾燥する前に刻んだピスタチオをのせて完成。
マーマレードが表面のところどころに見えるのが、かわいさのポイントです。
「マーマレードパウンドケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
ジェノワーズ法で作る生地作りのポイント
今回の生地は、ジェノワーズ法と呼ばれる製法を使いました。
卵に空気をたっぷり含ませて作るふわふわした優しい食感のバター生地は、マーマレードと合わせると一層魅力的になる生地。
気泡が消えるのではないかと粉合わせを控えめにすると、もそもそした食感になってしまいます。
粉がしっかりなじむまで混ぜるのが、おいしく作るのに大切なコツです。
マーマレードケーキの保存方法
マーマレードケーキは、作った翌日くらいからしっとりとしておいしさが増します。
保存は、涼しくて直射日光が当たらない室内で。
長く保存する場合は、生地の粗熱が取れて冷めたのを確認してから、ラップで包んで冷凍保存を。常温で解凍して召し上がってください。
お気に入りのマーマレードで自分だけのおいしさを♪
お茶請けにもぴったりのマーマレードケーキ。
お気に入りのマーマレードで、ぜひお試しくださいね。