シュークリームの生地を焼くのって難しい!
お菓子作りの中でも、難易度の高いシュークリーム。
レシピ通りに作っても、膨らまなかった…!縮んだ…!なんてこと、あると思います。
でもせっかく作ったシュー生地。なんとかして、おいしく食べきりたいですよね!
今回は、失敗シュー生地がびっくりするくらいおいしくなる、リメイクレシピを三つご紹介します。
ぺちゃんこシューをおいしくリメイク♪
リメイクレシピに使うシュー生地は、膨らんでいない、ぺちゃんこなものを使います。
焼き縮んだもの・形がいびつなもの・焼きが足りなくて中が若干生焼けのものでも大丈夫ですよ。
*焦げたシュー生地は体に悪いので、使用しないでくださいね。
ダマンドシューレシピ
材料(6個分)
- 失敗シュー…6個
- 無塩バター…55g
- 粉糖…55g
- 全卵…1個(55g)
- アーモンドプードル…55g
- スライスアーモンド…適量
作り方
- ボウルに常温に戻した無塩バターを入れ、ゴムベラでクリーム状にやわらかくなるまで練る。
粉糖・全卵・アーモンドプードルの順に入れてゴムベラで混ぜてダマンド(アーモンドクリーム)を作り、絞り袋に入れる。 - 失敗シューを上下半分にカットする。
底生地に1を適量絞り出す。
*絞り袋の先端をはさみで少し切れば、口金いらずです。 - 上の生地をかぶせて、さらに1を絞る。
スライスアーモンドを適量のせ、190℃のオーブンで約18分間焼成。 - ダマンドシューの出来上がり!
表面のダマンドはカリカリと香ばしく、中に絞ったダマンドはしっとりした食感。失敗シューで作ったとは思えないおいしさです。
間にチョコを挟んでもおいしいですよ。
シュープディングレシピ
材料
- 失敗シュー…2~3個
- 卵…1個
- 砂糖…30g
- 牛乳…120g
- 生クリーム…30g
- 仕上げに飾るベリー類など…適量
作り方
- ボウルに卵を入れホイッパーでほぐし、砂糖を加え混ぜる。
さらに牛乳と生クリームも加え混ぜる。 - 失敗シューを一口サイズにカットし、1に入れる。そのまま30分間程浸しておく。
- 耐熱皿に入れ、180℃のオーブンで約20分間焼成。
- 粉糖を振り、お好みでベリー類などを飾って出来上がり。
パンプディングならぬ、シュープディングです!焼きたてはカリフワ、冷めるとしっとりします。
冷めてもおいしいのですが、ぜひ焼きたてを味わってほしいです。
焼く際にバナナを加えたりしてもおいしいですよ。
おやつはもちろん、ボリュームがあるので、甘いランチなどにいかがでしょうか。
シュー皮エッグタルトレシピ
材料(4個分)
- 失敗シュー…2個
- 全卵…1個
- グラニュー糖…25g
- 薄力粉…10g
- 牛乳…100g
- バニラペースト…少々
- 無塩バター…5g
作り方
- 耐熱性のボウルに全卵・グラニュー糖・薄力粉を入れ、ホイッパーでぐるぐる混ぜる。
牛乳も加えてよく混ぜる。 - 600Wのレンジで1分半加熱。一度取り出してホイッパーで混ぜ、さらに1分半加熱。
ダマが残らないようよく混ぜて、バニラペーストと無塩バターを加える。
ゴムベラで全体をしっかりと混ぜて、クリームを作る。 - 失敗シューを半分にカットする。
2を4等分にし、シューにのせて広げる。
1000Wのオーブントースターで表面に軽く焦げ目が付くくらいまで焼く。 - おいしそうな焦げ目が付いたら出来上がり。
パイ生地やタルト生地で作ることが多いエッグタルトも、シュー生地を土台にすれば超簡単。
レンジとトースターで作るので、本当にあっという間に出来上がります。
焼き直されたシューがパリッと香ばしく、熱々のカスタードがたまらないおいしさ。失敗シューじゃなくても作りたくなります。
三つのリメイクレシピの中でも、私の一押しレシピです!
失敗から新しい味が生まれることも
失敗するからこそ、成功があるのです。失敗してもリメイクしておいしくいただければ、結果としては成功ですよね!
あの有名なタルトタタンだって、元々は失敗から生まれたお菓子。次は自分が新たな味を発見できるかも?
恐れずどんどん挑戦して、うまくいかなかったときは、このリメイクレシピを思い出していただけるとうれしいです。