低糖質でおいしいお菓子が食べたい!
最近コンビニなどで流行っているのが、糖質オフや低糖質と謳われたスイーツやパン。
糖質を控えめにしたお菓子を自分で作れたら、レシピの幅が広がりますよね。
今回は、糖質オフでもおいしく作れるマフィンのレシピをご紹介。
低糖質レシピにおすすめの材料も、あわせてご紹介します。
糖質とは
糖質とは、炭水化物を構成する栄養素の一つ。ブドウ糖などの単糖類、麦芽糖などの二糖類、デンプンなどの多糖類の総称です。
糖質は、毎日食べているものに入っています。
身近な食材だと、ごはん・パン・麺・じゃがいも・果物・砂糖が入ったお菓子など。
「糖質オフ」は「糖質が少ない」という意味で使われることが多い言葉です。
「糖質を控えるとやせやすい」のは本当?
糖質は体に吸収された後ブドウ糖になり、血糖値を上げます。
血糖値を一定に保とうと分泌されるホルモンが、インスリン。インスリンは血液中のブドウ糖を筋肉などに取り込んで血糖値を下げる働きをします。
ところが、取り込み切れず余ったブドウ糖は中性脂肪に変わり、体にため込まれてしまいます。
これが、血糖値が上がると太りやすいといわれる要因のひとつ。
糖質を控えると、血糖値の上昇は緩やかに。インスリンの分泌量が減り、「脂肪がつきにくくなる=太りにくくなる」といわれているのです。
低糖質なお菓子作りにおすすめの材料
低糖質なお菓子を作るために、おすすめの材料をご紹介します。
おからパウダー
低糖質・高タンパクで食物繊維も豊富!生のおからと違い、保存がしやすいのもおからパウダーの良いところ。
「cotta おからパウダー(微粉末タイプ)」はクセも少なく、微粉末だから混ぜるときに小麦粉と同じようになじみやすいのが◎
ラカントスイートパウダー
砂糖の代わりおすすめなのが、「cottaラカントスイートパウダー」。
ラカンカ(羅漢果)と、エリスリトールというトウモロコシを発酵させて得られる甘味料からできていています。
普通のお砂糖より、卵などに混ざりにくいことがあるので、注意が必要です。
粉砂糖のように細かく、食べてみるととても甘い。
お菓子だけでなく、お料理にも使えます。
低糖質マフィンのレシピ(6個分)
低糖質にするため小麦粉を少なくし、おからパウダーやアーモンドプードルをプラス。
砂糖を使わず、ラカントを使いました。
材料
- 薄力粉…20g
- アーモンドプードル…30g
- おからパウダー…30g
- ベーキングパウダー…4g
- 全卵…110g
- 太白ごま油…35g
- 牛乳…35g
- プレーンヨーグルト…30g
- ラカント…40g
- バナナ…お好みで適量
プレーンヨーグルトは、できるだけ糖質が低いものを選ぶと◎「小岩井の生乳ヨーグルト」が私のおすすめです。
作り方
- 薄力粉・おからパウダー・アーモンドプードル・ベーキングパウダーをあわせ、ふるっておきます。
- ボウルに全卵と太白ごま油を入れ、混ぜ合わせます。
*しっかり混ぜないと分離してしまうので注意してください。
- ヨーグルトと牛乳を入れ、混ぜ合わせます。
- ラカントを入れ、しっかり混ぜます。
*普通のお砂糖より溶けにくいので、しっかり混ぜ合わせてください。
- ふるった粉類を入れ、ホイッパーで混ぜ合わせます。
*粉が見えなくなるまで混ぜてください。
- マフィン型に流し入れます。
お好みで、バナナなどをトッピングしてもOK!
- 170℃に予熱したオーブンで20分間焼きます。
*焼き時間は目安なので、調節してください。
- 焼き上がったら型から外し、1つずつラップで包みます。
- 冷めたら完成です。
気軽に糖質オフのマフィンを作って欲しいなと、アレンジしやすいようプレーンのレシピを考えました。
「低糖質なマフィン」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめの型
「cottaオリジナルマフィン型(6個取り)」を使えば、サイドがまっすぐなかわいいマフィンが焼けますよ。
レシピのポイント
2つのポイントを押さえれば、おいしい低糖質マフィンができちゃいます!
ポイント1.卵と油脂を乳化させる
卵(水分)と油脂は分離しやすいので、しっかり混ぜましょう。
ぐるぐる混ぜて、乳化させてくださいね。
ポイント2.ラップに包んで冷ます
焼き上がったらすぐにラップをして、水分が逃げないようにして冷ましてください。
このマフィンは、普通のマフィンよりしっとり感が控えめな仕上がり。
これは、ラカントには砂糖のような保水性がないからではないかと思います。
ラップをしたまま保存すれば、次の日食べてもしっとり♪
低糖質食材をうまく使って、糖質オフスイーツ作りを楽しもう
ご紹介したマフィンは、材料を混ぜるだけと簡単で、お菓子作り初心者の方にも作りやすいのではないのかなと思います。
オーブンに入れるまで5~10分間と短時間でできるのもうれしいですよね!
ぜひ試してみてくださいね。