緑鮮やかなほうれん草でパン作り
旬を迎えるほうれん草。緑鮮やかで栄養も豊富な葉野菜ですね!
今回ご紹介するのは、ほうれん草をパン生地に練り込んだ「ほうれん草ブレッド」のレシピ。
生のほうれん草をパン生地に練り込む場合の、コツや注意点もお伝えします!
ほうれん草ちぎりパンのレシピ(15cmケーキ型1台分)
ケーキ型を使用して、ちぎりパンに仕立てたレシピです。
これからの時期は、スープやシチューなど温かいお料理とも相性ぴったり^^
それぞれ個別で焼いて、丸パンにしても◎
ほうれん草ペーストを作る
材料
- ほうれん草…65g
- 水…20g
作り方
- ほうれん草をよく洗って、ざっくりカットして耐熱ボウルなどに入れる。
- ラップをしてレンジ500Wで1分半加熱する。
*しんなりすればよい。 - 加熱後、水にさらす。
- 軽く水気を切り、55~60gにする。
*水分量が多いと生地がべたつく原因になるため注意しましょう。 - 水20gを足し、フードプロセッサーやハンドブレンダーでペーストにする。
*ペーストの粗さはお好みでOK!少し粗めのほうが、ほうれん草感が増します。
パン生地を作る
材料
- 強力粉(はるゆたかブレンド)…150g
- 砂糖…8g
- 塩…2.5g
- イースト…2.5g
- 水…40g
- 無塩バター…8g
- ほうれん草ペースト … 75g
作り方
- バター以外の材料をボウルに入れる。
*水をイーストに向けて入れると、イーストが溶けやすくなります。
- 粉気がなくなるまで、ボウルの中で一つにまとめる。
- 台に出し、しっかり力を入れてこねる。
*ほうれん草ペーストが粗めの場合は、画像のような生地になります。ペーストを細かくすれば粒感が減り、色も濃くなります。
- べたつきがなくなってまとまり始めたら室温程度に戻した無塩バターを加え、さらにしっかりとこねる。
- バターがしっかりなじんで生地表面がなめらかになったら、生地を薄くのばしてグルテン膜チェックをする。
*薄くのびない場合はこね不足です。もう少しこねましょう。
- 生地を丸めてボウルに入れ、30℃で一次発酵をとる。
*1.5~2倍ほどに膨らむのが目安。
- 膨らんだパン生地に指をさし、発酵の確認をする。
*フィンガーテストといいます。指の穴がしっかり残れば発酵完了。
- 生地を取り出して軽く押さえ、ガス抜きをする。
- 6分割する。
- 生地が乾燥しないようカバーし、15分間ベンチタイムをとる。
*乾燥だけでなく、生地が冷えないようにも注意しましょう。ベンチタイム後は、一回りほど生地が緩みます。
- 表面が張るように丸め直し、オーブンシートをセットしたケーキ型にバランスを見ながら入れる。
- 20分間ほど二次発酵をとる。
*発酵後は、画像のようにふんわりと膨らみます。
- お好みで表面に粉(分量外)を適量振る。
*粉を振ると熱のあたりがやわらかくなり、ふんわりと焼き上がります。
- 170℃で約17分間焼成。
*ご家庭のオーブンにあわせて調整してください。 - 焼成後、すぐに型から外して冷ませば完成!
「ほうれん草ブレッド」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
生のほうれん草を使用してパンを作る場合は、ほうれん草に含まれている水分を考慮する必要があります。
既存のプレーンなパンのレシピに、そのままほうれん草ペーストを混ぜ込むと失敗の原因に!
水分過多で生地がべたついてまとまらないため、注意しましょう。
また使用するほうれん草により、若干水分量が異なります。
生地がかたいと感じた場合は、数グラムずつ水を増やして調整してみてください。
アレンジレシピ:ほうれん草のホットドッグ
ご紹介した基本のレシピは、お総菜パンにするのも◎
ほうれん草が苦手なお子さまなどにも食べていただきやすくなります^^
ほうれん草と相性の良いトマトソースに、ウインナーとチーズをのせた「ほうれん草のホットドッグ」の詳しいレシピページはこちら。
栄養豊富なほうれん草を使ったパンを楽しもう
ほうれん草を使った緑鮮やかなふわふわパンのレシピ、いかがでしたか?
ビタミンや鉄・カリウムなど栄養豊富なほうれん草は、お料理だけではなくパンに使うのもおすすめです!
アレンジしながら楽しんでいただけたら、うれしいです^^