インパクト大!人気のみかんをまるごと使ってスイーツを作ろう
今回は、みかんがおいしい季節に食べたいまるごとみかん大福のレシピをご紹介します。
名前の通り、みかんを1個まるまる包んだインパクト抜群のお菓子♪
みかんは好きだけど薄皮が気になる…という方のために、薄皮をきれいに剥くライフハックもお教えしちゃいます!
まるで缶詰のような、つるんと美しい見た目のみかんに仕上がりますよ。
みかんの薄皮をきれいに剥く方法
「みかんのお菓子をきれいな仕上がりにしたい」「みかんの薄皮が口に残って苦手」という方におすすめの、みかんの薄皮をきれいに剥く裏技です。
使うものは水と重曹だけ!
みかんに含まれるペクチンが、アルカリ性の重曹と反応して分解される性質を利用しています。
左の裏技なしと右の裏技ありのみかんを比べてみると、違いは一目瞭然!
面白いくらい簡単に薄皮が取れるので、ぜひおうちで試してみてください。
材料
- 水…500ml
- 重曹…小さじ1と1/2
- 氷水…適量
作り方
- みかんは皮を剥き、白い筋を軽く取ります。
- 鍋に水と重曹を入れて沸かし、沸騰したら弱火にしてみかんをそっと入れます。
- 1分半~2分間ほど煮て、筋がうっすら透明になってきたらお湯から取り出し、氷水を張ったボウルに入れます。
- 指先で優しくこするようにして薄皮を剥きます。きれいになったらキッチンペーパーで水気をふき取ります。
*そのまま食べたいときは、一房ずつばらしてもOK。
大事なポイントは、必ず食品用の重曹を使うことと、ゆで時間を守ること。
ゆですぎてしまうとみかんの中身まで溶けてしまうので、注意してくださいね。
まるごとみかん大福のレシピ(3個分)
ジューシーなみかんがまるごと入ったインパクト抜群の大福を作りましょう。
材料
- みかん…3個
- 白玉粉…80g
- 砂糖(上白糖)…25g
- 水…120g
- 白あん(こしあん)…150g
- 片栗粉(打ち粉用)…適量
下準備
- みかんは上記の方法で薄皮まで剥いておく。
- 白あんがべたつく場合は、耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで1分間ほど加熱。手につかなくなるまで水分を飛ばしておく。
作り方
- 白あんを3等分して薄くのばし、中央にみかんをのせます。
あんこを優しくのばしながら、みかん全体を包みます。
- 耐熱ボウルに白玉粉と上白糖を入れ、泡立て器で軽く混ぜ合わせます。
水を少しずつ加え、サラサラとした液体状になるまで混ぜます。
- 600Wの電子レンジで1分半加熱し、ゴムベラで全体をしっかりと混ぜます。
*一部が膨らんだり、少しかたくなったりしていても混ぜればなめらかになるので大丈夫です!
- さらに1分半加熱し、つるんとまとまるまでよく練ります。
*透明感とねばりが出ていればOKです。電子レンジの性能によっても変わるので、生地がまとまらない場合は追加で加熱してよく練ってください。
- 片栗粉を広げたバットの上に取り出します。
生地に片栗粉をまぶし、カードで3等分にします。*片栗粉を全体につけないと、カードや手にくっついて作業しづらいので気をつけましょう。
- 生地を手のひらにのせて押しつぶすようにしてのばし、1のみかんをのせます。
- 生地をのばして包み、底側を指でつまんでしっかりととじます。
ハケで周りに付いた余分な片栗粉を払えば完成です。
「レンジで簡単!まるごとみかん大福」の詳しいレシピページはこちら。
萌え断のためのカットのコツ
カットすると、丸ごと入ったみかんの断面が楽しめます。
用意するのは、水でぬらして軽く水気をきった、よく切れる包丁。
カットする際のポイントは、一気に切ることと、縦ではなく横に切ること。
みかんの断面がきれいに出て、映えること間違いなし♪
薄皮を剥いたみかんは大福以外のスイーツにも◎
今回は、みかんをまるごと包んだ大福の作り方をご紹介しました。
電子レンジで作るから、調理時間も短く手軽♪
重曹を使えば、気になるみかんの薄皮も簡単きれいに剥けちゃいます!
今回のような映える大福だけでなく、ケーキの飾りやゼリーなど活躍の幅が広がりますよ。
缶詰のようにきれいなみかんを使って、お菓子作りをもっと楽みましょう!