クルトンの食感が楽しい!変わり種カレーパン
今回のコラムでは、ちょっと変わったカレーパンのレシピをご紹介します。
揚げるのが定番のカレーパンですが、最近では、フライパンやオーブンを使った焼きカレーパンも定番になりつつある気がしますよね。
でも、ご紹介する変わり種カレーパンは、調理方法ではなく材料をチェンジ!
本来、パン粉を生地に付けて揚げるカレーパン。今回はパン粉をクルトンに変えたカレーパンに挑戦します。
クルトンでザクザクカレーパンのレシピ(5個分)
クルトンをパン粉代わりに付けて揚げることによってザクザク食感に。
食べ応えもばっちりです。
材料
- 強力粉…150g
- ドライイースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- 無塩バター…10g
- 牛乳…50g
- 水…55g
- カレーフィリング…250g
- クルトン…120g
- 全卵…適量
- 揚げ油…適量
下準備
- 全卵をほぐしておく。
- 揚げ油の用意をしておく。
作り方
- ホームベーカリーやニーダーを使って、強力粉から水までの材料をこねる。
*お使いの機械によってこね時間が違います。調整してください。 - 手で軽く丸め直したらボウルに移す。
ラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵させる。
*時間は、室温によって前後します。
- 5分割(1つ53~55g)する。
- 軽く丸め直してパンマットの上に置き、ぬれ布巾をかけて15〜20分間ベンチタイムをとる。
- 成形。
とじ目を上にして軽く手で押さえてガスを抜いたら、めん棒を上下にかける。
- 生地の向きを90度変え、めん棒を上下にかけて円形にする。
- カレーフィリングを中央に約50gのせる。
- 上下左右、4か所から生地をとじる。
- 残り4方向からもとじる。
- とじ目をしっかりとじる。
- 軽く丸めて、形を整える。
- 全て同じように成形する。
- 全卵とクルトンを別々のバットなどに入れる。
- 全卵をハケでパン生地に塗り、クルトンを付ける。
*クルトンはできるだけ隙間をあけずに、ぎっしりと付けてください。
- 全てのパン生地にクルトンを付ける。
- 発酵器に入れ、35℃で20分間程度二次発酵。
*常温の場合は、布巾などをかぶせて置いておけばOK。
発酵器使用の場合より時間がかかり、室温で前後しますが目安は40分間程度。
- 約170℃の油に入れ、5分間ほど揚げる。
*生地が鍋の底に当たっていると焦げやすいので、転がしながら揚げてください。
- 生地が少し茶色くなってきたら揚げ上がり。
- 油をきったら完成!
「クルトンでザクザクカレーパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
このレシピのポイントは、カレーフィリングのかたさとクルトンの処理。
コツを押さえておいしく仕上げてくださいね。
ポイント1.カレーのかたさに注意
フィリングにするカレーは、やわらかすぎると包みにくくなります。
とろみがしっかりあるものを使ってください。
ポイント2.クルトンが満遍なく付いているかチェック
パン生地に付けたクルトンは、外れやすいのが難点。
おにぎりを握るように手でパン生地を軽く握ると、しっかり付きます。
また、ぎっしり付けていても、生地が発酵して膨らむとまばらになります。
揚げる前にクルトンが落ちたりまばらになったりしていたら、クルトンに全卵を少し付けて隙間があいたところを埋めてくださいね。
ポイント3.鍋の形や大きさによって揚げ方を調整する
今回のレシピではパン生地を丸く成形しているので、深さがある鍋のほうが揚げやすくておすすめ。中華鍋などが使いやすいです。
小さい鍋を使う場合は、油の温度が上がりやすいので注意が必要。
油にパン生地全てがつからないなら、レードルなどで油をかけながら揚げましょう。
簡単!クルトンの作り方
今回のレシピで用意するクルトンは120g。販売しているクルトンは一袋30g弱のものをよく見かけるので、購入するにはちょっと悩んでしまうかもしれませんね。
クルトンはおうちで簡単に作れるので、手作りしてみてはいかがでしょう。
食パンを小さく角切りにして電子レンジで加熱。その後、オーブントースターなどで焼くだけとあっという間♪
または角切りにした食パンをフライパンでカリカリになるまで炒める方法でもOKです。
クルトンは隙間なく付けたほうがかわいく仕上がるので、ぜひたっぷり用意してください。
かわいいフォルムの新食感カレーパンを作ろう!
クルトンをパン粉代わりに使用したカレーパンは、ザクザクの食感が楽しめて食べごたえもアップ♪
パン粉に比べると付けるのが少し難しいですが、そのぶん新しい食感が楽しめます。
ハリネズミみたいなフォルムがなんともかわいいカレーパン、ぜひ作ってみてください。