人気の大阪土産をおうちで再現!
串に刺さったお団子に、甘じょっぱいタレがかかった「みたらし団子」。
お好きな方が多い和菓子ですよね。
今回ご紹介するのは、団子生地でタレを包んだ、ひとくちサイズのみたらし団子!
大阪土産としても人気の一品を、おうちで再現してみませんか?
タレ入りみたらし団子のレシピ(約10個分)
用意する材料が少なく、チャレンジしやすい和菓子です。
タレをしっかりと冷やす時間が必要なので、そのぶん余裕をもってお作りくださいね。
タレを作る
材料(作りやすい分量)
- 砂糖…大さじ3
- しょうゆ…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 片栗粉…大さじ1
- 水…80g
作り方
- 小鍋に材料を全て入れ、ホイッパーでよく混ぜて溶かす。
- 中火にかけ、ゴムベラで混ぜながら沸騰させる。
沸騰してから10秒間ほど混ぜながら、しっかりと火を通してとろみをつける。
*しっかり火を入れることで、片栗粉くささも飛ばせます。
- ラップを敷いたバットに全て流す。
ぴったりとラップで包み、冷凍庫で2時間ほど冷やす。
*かためのジェル状になるまで冷やしましょう。
団子生地を作る
材料
- 白玉粉…100g
- 豆腐(絹ごし)…約100g
*かための充てん豆腐の場合は、120g程度用意するとよい。 - 植物油…適量
作り方
- ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、指先でなじませていく。
- 全体に水分が行き届き、ひとまとまりになって耳たぶくらいのかたさになるまで、豆腐の量を調節しながらこねる。
- ボウルから出して手の平で転がし、20cm程度の棒状にする。
- カードで10等分する。
- 団子生地を手のひらに取り、直径6cm程度に広げる。
よく冷やしたタレを3~5gのせ、包んでとじる。
- ひび割れてきたら、その都度指に水を付けて軽くなじませ、そっと丸める。
- 残り9個も全て同じようにタレを包み、丸めてバットに並べる。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かす。
団子を全て入れ、浮いてくるまでゆでる。
- ゆで上がったら、アミじゃくしなどで氷水に取る。
- フライパンに植物油を適量入れて中火で熱し、キッチンペーパーなどでなじませておく。
フライ返しや焼けた団子を入れる皿にも薄く植物油を塗っておくと、くっつき防止になる。 - 団子を氷水から取り出し、キッチンペーパーで水気を軽く拭いたら熱したフライパンに並べる。
- 片面に焼き色が付いたらフライ返しで裏返してそっと押さえ、両面ともうっすらキツネ色になるまで焼く。
*団子生地は温まるととてもくっつきやすくなるので、気をつけて扱いましょう。
- サラダ油を薄く塗った皿に、くっつかないように盛り付ければ完成!
食べごろ
食べごろは当日中。
ラップをして冷蔵庫に入れておけば、翌日までならおいしく召し上がれます。
ひんやり冷やしたものもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね♪
レシピのポイント
おいしく、きれいな見た目のお団子を作るためのポイントを3つ、ご紹介します。
ポイント1.タレをしっかり冷やす
包みやすいかたさになるよう、みたらしのタレをしっかり冷やしてから作業するのがコツ!
ポイント2.団子生地のかたさは耳たぶくらいに調整する
豆腐は種類によって水分含有量が違うので、生地に加える際は調整しながら。
100g程度を目安に、耳たぶくらいのかたさなるよう仕上げてくださいね。
団子生地は水でも作れますが、豆腐を使うと冷やしてもかたくなりにくいのでおすすめです。
ポイント3.タレは少なめに包む
ゆでる前の団子生地はボロボロと崩れやすく、タレを包むのが一番難易度の高いところ。
タレは作りやすい量になっているので余るかもしれませんが、無理せず少なめに包むのがきれいに仕上げるポイントです。
大阪土産風みたらし団子を再現しよう♪
お土産のお菓子は“工場やお店で作るもの”というイメージが強いだけに、おうちでできたときの感動はひとしお。
みたれしのタレをしっかりと冷やすこと、団子生地をのかたさを調整すること、タレを少なめに包むことの3つのポイントを忘れずに。
ぱくっと気軽に口に入れられる、出来たてのタレ入りみたらし団子をお楽しみください。